甲斐駒ヶ岳黒戸尾根(新雪に足を取られ7合目で撤退)

2016.03.12(土) 日帰り

活動データ

タイム

13:42

距離

14.8km

のぼり

1948m

くだり

1947m

チェックポイント

DAY 1
合計時間
13 時間 42
休憩時間
2 時間 19
距離
14.8 km
のぼり / くだり
1948 / 1947 m

活動詳細

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先週権現岳の山頂でお話した方に、「2月28日に甲斐駒ヶ岳黒戸尾根を日帰りピストンした。今年は雪が少ないから夏のコースタイムくらいで歩ける。」と教えてもらい自分もトライしてみることに(ここ数日雪が降ったのは知っていたが、そんなに影響はないだろうと甘くみていた)。 終電で長坂駅に行き、タクシーで尾白川渓谷駐車場へ(車の免許が無いため)。タクシーの運転手の方に甲斐駒を登ることをとても驚かれ、そんなに珍しいことなのか(歩かれていないのか)と不安になる。 1:15 登山開始。動物の足跡はかろうじてあるが、人の足跡は全く無し。ここ数日雪が降った後誰も歩いていないらしい。 3:08 笹ノ平分岐。雪は増えてはいるがまだそれほど多くなく、コースタイムの7割くらいのペース。チェーンスパイクを付ける。  4:55 真っ暗な中、刃渡りを通過。 5:25 刃利天狗を越えた辺りから雪が増え始める。新雪は柔らかく、足が沈んでしまい、ペースが落ち、体力を著しく消耗してしまう。 6:48-7:34 5合目小屋跡付近で休憩。12本爪アイゼンを付ける(もっと早くつければ良かった)。この先もトレース無し。 7:38 屏風小屋跡。新雪に埋もれているはしご、くさり、岩を掘り出しながら登る。降りられるか若干不安になる。雪が、くるぶし→膝→腰→胸と徐々に高くなり、一歩進むのにものすごく体力を消耗する。 9:31-10:36 七丈小屋。七丈小屋を越えた後もやはりトレースは全く無し。傾斜はより急になる。雪に沈まないように登るが、体力だけ消耗してほとんど進まず。山頂まで雪が無ければ2時間で行けるが、このペースだと相当難しく、また、体力を消耗した状態であわてて下山すると滑落する不安があった。下山予定時刻も迫っていたので、余力のあるうちに撤退することに。撤退を決めて少し降りると、今日初めて登山者とすれ違う。自分は登山口を1時頃出発したが、この方は5時に出発したらしい。先頭を交代しながら山頂まで一緒に行こうと何度も誘われ、しばらく迷ったが、帰りのバスの時間が迫っていたので、やはり撤退することに。下山しながら、スノーシューかワカンが必要だな、ラッセルを上手くできるようになりたいなと反省。 13:25-13:50 笹の平分岐。アイゼンを外していると、ありがたいことに、自分と同様7合目で撤退をした2名の方に、「車で駅まで送りましょうか?」と言っていただき、お願いすることに。その方は自分がネット上ですごいなーと思って前から知っていた方で、世界は狭いなと驚いた。 14:56  尾白川渓谷駐車場。 15:40 韮崎駅 送っていただき、大変助かりました! 参考動画: 撤退を決めた七丈小屋~八合目御来迎場の急斜面 https://www.facebook.com/yuki.sato.96558/videos/776982332406649/ 屏風岩 新雪に埋もれているはしご、くさり、岩を掘り出しながら登った。 https://www.facebook.com/yuki.sato.96558/videos/776982332406649/

北岳・間ノ岳・農鳥岳 終電で長坂駅に行き、タクシーで尾白川渓谷駐車場へ。1:15 登山開始。
終電で長坂駅に行き、タクシーで尾白川渓谷駐車場へ。1:15 登山開始。
北岳・間ノ岳・農鳥岳 竹宇駒ヶ岳神社。登山道に人の足跡は全く無し。ここ数日雪が降った後誰も歩いていないらしい。
竹宇駒ヶ岳神社。登山道に人の足跡は全く無し。ここ数日雪が降った後誰も歩いていないらしい。
北岳・間ノ岳・農鳥岳 笹ノ平分岐 雪はそれほど多くなくコースタイムの7割くらいのペース。チェーンスパイクを付ける。
笹ノ平分岐 雪はそれほど多くなくコースタイムの7割くらいのペース。チェーンスパイクを付ける。
北岳・間ノ岳・農鳥岳 真っ暗な中、刃渡りを通過。
真っ暗な中、刃渡りを通過。
北岳・間ノ岳・農鳥岳 刃利天狗を越えた辺りから雪が増え始める。
刃利天狗を越えた辺りから雪が増え始める。
北岳・間ノ岳・農鳥岳 5合目小屋跡付近で休憩。12本爪アイゼンを付ける。
5合目小屋跡付近で休憩。12本爪アイゼンを付ける。
北岳・間ノ岳・農鳥岳 引き続きトレース無し!
引き続きトレース無し!
北岳・間ノ岳・農鳥岳 新雪は柔らかく、足が沈んでしまい、ペースが落ち、体力を著しく消耗してしまう。
新雪は柔らかく、足が沈んでしまい、ペースが落ち、体力を著しく消耗してしまう。
北岳・間ノ岳・農鳥岳 屏風小屋跡。降りられるか若干不安になる。
屏風小屋跡。降りられるか若干不安になる。
北岳・間ノ岳・農鳥岳 屏風岩(下山時撮影) 新雪に埋もれているはしご、くさり、岩を掘り出しながら登った。
屏風岩(下山時撮影) 新雪に埋もれているはしご、くさり、岩を掘り出しながら登った。
北岳・間ノ岳・農鳥岳 七丈小屋。この手前で、雪が、くるぶし→膝→腰→胸と徐々に高くなり、一歩進むのにものすごく体力を消耗した。
七丈小屋。この手前で、雪が、くるぶし→膝→腰→胸と徐々に高くなり、一歩進むのにものすごく体力を消耗した。
北岳・間ノ岳・農鳥岳 七丈小屋を越えた後もやはりトレースは全く無し。傾斜はより急になる。雪に沈まないように登るが、体力だけ消耗してほとんど進まず。下山予定時刻も迫っていたので、余力のあるうちに撤退することに。
七丈小屋を越えた後もやはりトレースは全く無し。傾斜はより急になる。雪に沈まないように登るが、体力だけ消耗してほとんど進まず。下山予定時刻も迫っていたので、余力のあるうちに撤退することに。
北岳・間ノ岳・農鳥岳 撤退を決めて少し降りると、今日初めて登山者とすれ違う。自分は登山口を1時頃出発したが、この方は5時に出発したらしい。
撤退を決めて少し降りると、今日初めて登山者とすれ違う。自分は登山口を1時頃出発したが、この方は5時に出発したらしい。
北岳・間ノ岳・農鳥岳 先頭を交代しながら山頂まで一緒に行こうと何度も誘われ、しばらく迷ったが、帰りのバスの時間が迫っていたので、やはり撤退することに。スノーシューかワカンが必要と反省。
先頭を交代しながら山頂まで一緒に行こうと何度も誘われ、しばらく迷ったが、帰りのバスの時間が迫っていたので、やはり撤退することに。スノーシューかワカンが必要と反省。
北岳・間ノ岳・農鳥岳 笹の平分岐。アイゼンを外していると、ありがたいことに、自分と同様7合目で撤退をした2名の方に、「車で駅まで送りましょうか?」と言っていただき、お願いすることに。その方は自分がネット上ですごいなーと思って前から知っていた方で、世界は狭いなと驚いた。
笹の平分岐。アイゼンを外していると、ありがたいことに、自分と同様7合目で撤退をした2名の方に、「車で駅まで送りましょうか?」と言っていただき、お願いすることに。その方は自分がネット上ですごいなーと思って前から知っていた方で、世界は狭いなと驚いた。
北岳・間ノ岳・農鳥岳 14:56 尾白川渓谷駐車場
14:56 尾白川渓谷駐車場
北岳・間ノ岳・農鳥岳 韮崎駅 送っていただき、大変助かりました!
韮崎駅 送っていただき、大変助かりました!

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