活動データ
タイム
13:42
距離
14.8km
のぼり
1948m
くだり
1947m
活動詳細
すべて見る先週権現岳の山頂でお話した方に、「2月28日に甲斐駒ヶ岳黒戸尾根を日帰りピストンした。今年は雪が少ないから夏のコースタイムくらいで歩ける。」と教えてもらい自分もトライしてみることに(ここ数日雪が降ったのは知っていたが、そんなに影響はないだろうと甘くみていた)。 終電で長坂駅に行き、タクシーで尾白川渓谷駐車場へ(車の免許が無いため)。タクシーの運転手の方に甲斐駒を登ることをとても驚かれ、そんなに珍しいことなのか(歩かれていないのか)と不安になる。 1:15 登山開始。動物の足跡はかろうじてあるが、人の足跡は全く無し。ここ数日雪が降った後誰も歩いていないらしい。 3:08 笹ノ平分岐。雪は増えてはいるがまだそれほど多くなく、コースタイムの7割くらいのペース。チェーンスパイクを付ける。 4:55 真っ暗な中、刃渡りを通過。 5:25 刃利天狗を越えた辺りから雪が増え始める。新雪は柔らかく、足が沈んでしまい、ペースが落ち、体力を著しく消耗してしまう。 6:48-7:34 5合目小屋跡付近で休憩。12本爪アイゼンを付ける(もっと早くつければ良かった)。この先もトレース無し。 7:38 屏風小屋跡。新雪に埋もれているはしご、くさり、岩を掘り出しながら登る。降りられるか若干不安になる。雪が、くるぶし→膝→腰→胸と徐々に高くなり、一歩進むのにものすごく体力を消耗する。 9:31-10:36 七丈小屋。七丈小屋を越えた後もやはりトレースは全く無し。傾斜はより急になる。雪に沈まないように登るが、体力だけ消耗してほとんど進まず。山頂まで雪が無ければ2時間で行けるが、このペースだと相当難しく、また、体力を消耗した状態であわてて下山すると滑落する不安があった。下山予定時刻も迫っていたので、余力のあるうちに撤退することに。撤退を決めて少し降りると、今日初めて登山者とすれ違う。自分は登山口を1時頃出発したが、この方は5時に出発したらしい。先頭を交代しながら山頂まで一緒に行こうと何度も誘われ、しばらく迷ったが、帰りのバスの時間が迫っていたので、やはり撤退することに。下山しながら、スノーシューかワカンが必要だな、ラッセルを上手くできるようになりたいなと反省。 13:25-13:50 笹の平分岐。アイゼンを外していると、ありがたいことに、自分と同様7合目で撤退をした2名の方に、「車で駅まで送りましょうか?」と言っていただき、お願いすることに。その方は自分がネット上ですごいなーと思って前から知っていた方で、世界は狭いなと驚いた。 14:56 尾白川渓谷駐車場。 15:40 韮崎駅 送っていただき、大変助かりました! 参考動画: 撤退を決めた七丈小屋~八合目御来迎場の急斜面 https://www.facebook.com/yuki.sato.96558/videos/776982332406649/ 屏風岩 新雪に埋もれているはしご、くさり、岩を掘り出しながら登った。 https://www.facebook.com/yuki.sato.96558/videos/776982332406649/
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