山道修復その12 五辻-辻子谷越道

2018.11.13(火) 日帰り

チェックポイント

DAY 1
合計時間
4 時間 45
休憩時間
0
距離
4.2 km
のぼり / くだり
100 / 451 m
4 24
19

活動詳細

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今回の道は暗峠-宝山寺道の続きです。暗峠-宝山寺道は旧鶴林寺から北では現在の霞ヶ丘ハイキングコースを辿ります。北上する道が西へ大きく向きを変える五辻というところから分岐し、今の山頂ハイキング道の三十三丁石付近に出ていたとされています。この間は「生駒の古道」によれば「道の痕跡は全くありません」ということなのですが、正確には五辻から西50mほどはちゃんと残っていて、その先が消えています。しかし、消えた地点から代替え道がちゃんと作られていました。生駒の古道の記述に幻惑され、ここの調査をした人もなく、ほとんど通る人もなかったようです。 この道は入口だけヤブで道に見えませんでしたが、入口以外は古道らしい立派な道でした。昨年発見し、整備、紹介した結果かなりの人が歩いたようです。台風による倒木の害はほとんどありませんでしたがやはり入口は草が生えてわかりにくくなっていたので、刈り込んでハイキングコースとして再整備しました。 この道が暗峠-宝山寺道の代替えとして整備されたのは生駒石搬出道と宝山寺水利施設の建設が関係していると思われます。立派な道ですが使用された期間はごく短いようで、山上へのケーブルが建設されてからは使用されなくなったのでしょう。 途中、山上ケーブルを横断する必要がある点がこの道の難点ですが、それ以外は快適なハイキング道です。

生駒山・神津嶽・大原山 今日も横着をしてケーブル霞ヶ丘から出発します。
今日も横着をしてケーブル霞ヶ丘から出発します。
生駒山・神津嶽・大原山 五辻へつきましたが、道標に書いといた文字が薄くなっているなあ。
五辻へつきましたが、道標に書いといた文字が薄くなっているなあ。
生駒山・神津嶽・大原山 濃くしました。ところで五辻の読みがよくわからないんですね。「いつつつじ」でいいのかなあ。
濃くしました。ところで五辻の読みがよくわからないんですね。「いつつつじ」でいいのかなあ。
生駒山・神津嶽・大原山 5本の道の1つ、宝山寺への道ですが、通せんぼみたいになっている。取り除いときます。
5本の道の1つ、宝山寺への道ですが、通せんぼみたいになっている。取り除いときます。
生駒山・神津嶽・大原山 これは最初の整備時からある倒木で、左を迂回するのですがそろそろ切り頃かな。少しずつやることにしてノコ目だけでも入れておこう。
これは最初の整備時からある倒木で、左を迂回するのですがそろそろ切り頃かな。少しずつやることにしてノコ目だけでも入れておこう。
生駒山・神津嶽・大原山 あれ切れちゃった。歳月は倒木をむしばんでいたんですね。
あれ切れちゃった。歳月は倒木をむしばんでいたんですね。
生駒山・神津嶽・大原山 通過可能になったので、迂回の赤テープは撤去しておきましょう。
通過可能になったので、迂回の赤テープは撤去しておきましょう。
生駒山・神津嶽・大原山 ここから本来の暗峠-宝山寺道は直進して急坂を下っていたようです。そこに道らしいところは残っていません。左へ代替え道があります。赤テープ手前の倒木は切るほどのこともなく除去されました。
ここから本来の暗峠-宝山寺道は直進して急坂を下っていたようです。そこに道らしいところは残っていません。左へ代替え道があります。赤テープ手前の倒木は切るほどのこともなく除去されました。
生駒山・神津嶽・大原山 倒木が若い木に覆い被さっています。ちょっとうっとうしいですね。退治しておきましょう。
倒木が若い木に覆い被さっています。ちょっとうっとうしいですね。退治しておきましょう。
生駒山・神津嶽・大原山 この倒木は昔からです。簡単に越えられるので、ずっと残っています。
この倒木は昔からです。簡単に越えられるので、ずっと残っています。
生駒山・神津嶽・大原山 この処理された倒木は、最初の整備時には目こぼしされていたのですが、ある日私の足を引っかけるという無礼行為をした罪で成敗されました。
この処理された倒木は、最初の整備時には目こぼしされていたのですが、ある日私の足を引っかけるという無礼行為をした罪で成敗されました。
生駒山・神津嶽・大原山 その先、見えている倒木はたいしたことはありません。その先のササヤブが面倒です。しかし最初の時のようなことはない。この先はすぐ霞ヶ丘から降る道です。
その先、見えている倒木はたいしたことはありません。その先のササヤブが面倒です。しかし最初の時のようなことはない。この先はすぐ霞ヶ丘から降る道です。
生駒山・神津嶽・大原山 ヤブ払いの前に霞ヶ丘からの道に出て腹ごしらえをしました。ここにも腰掛け石があります。
ヤブ払いの前に霞ヶ丘からの道に出て腹ごしらえをしました。ここにも腰掛け石があります。
生駒山・神津嶽・大原山 霞ヶ丘からの道、駅そばはかなりササが茂っていました。
霞ヶ丘からの道、駅そばはかなりササが茂っていました。
生駒山・神津嶽・大原山 黒い送水パイプの先が降ってきた道ですが、やはりわかりにくいですね。
黒い送水パイプの先が降ってきた道ですが、やはりわかりにくいですね。
生駒山・神津嶽・大原山 刈り払いました。明瞭な道になりました。
刈り払いました。明瞭な道になりました。
生駒山・神津嶽・大原山 その西は何の問題もなくケーブル線直前まで来ました。ほんとはここを刈り払って出口にしたいのです。そうするとケーブル線向こうの道のほぼ正面になってわかりやすいのですが、左の方が草が少ないのでそちらを道にしています。
その西は何の問題もなくケーブル線直前まで来ました。ほんとはここを刈り払って出口にしたいのです。そうするとケーブル線向こうの道のほぼ正面になってわかりやすいのですが、左の方が草が少ないのでそちらを道にしています。
生駒山・神津嶽・大原山 これがその道、少し山頂側に曲がっていますね。
これがその道、少し山頂側に曲がっていますね。
生駒山・神津嶽・大原山 出口は明瞭ですね。赤テープも問題なく見えます。
出口は明瞭ですね。赤テープも問題なく見えます。
生駒山・神津嶽・大原山 ケーブルを渡りました。ここは入口ではないんですが、人が通った様子です。もう少し上の本来の入口がわかりにくくなっているんですね。
ケーブルを渡りました。ここは入口ではないんですが、人が通った様子です。もう少し上の本来の入口がわかりにくくなっているんですね。
生駒山・神津嶽・大原山 これで入口がわかるでしょう。ここには赤テープを付ける適当な木がありません。
これで入口がわかるでしょう。ここには赤テープを付ける適当な木がありません。
生駒山・神津嶽・大原山 あとは立派な道です。最初にケーブル線らしきものをまたぎます。
あとは立派な道です。最初にケーブル線らしきものをまたぎます。
生駒山・神津嶽・大原山 これは間違いなくケーブル線ですね。全く邪魔になりません。
これは間違いなくケーブル線ですね。全く邪魔になりません。
生駒山・神津嶽・大原山 この木もそろそろ切り頃と見えますが、邪魔にならないので長生きできそうです。
この木もそろそろ切り頃と見えますが、邪魔にならないので長生きできそうです。
生駒山・神津嶽・大原山 山頂ハイキング道に合流しました。ここのヤブ化はひどくありません。少しだけササを刈りましょう。
山頂ハイキング道に合流しました。ここのヤブ化はひどくありません。少しだけササを刈りましょう。
生駒山・神津嶽・大原山 はっきり道とわかります。
はっきり道とわかります。
生駒山・神津嶽・大原山 宝山寺への道は終了ですが、道はさらに続いて、辻子谷越道へ繋がります。
宝山寺への道は終了ですが、道はさらに続いて、辻子谷越道へ繋がります。
生駒山・神津嶽・大原山 途中特に問題もなく、辻子谷越道合流直前、これもそろそろ切り込みを入れておいてやろう。
途中特に問題もなく、辻子谷越道合流直前、これもそろそろ切り込みを入れておいてやろう。
生駒山・神津嶽・大原山 切り込みを入れときました。しばらくすると切り込みから腐敗が進んでさらに切りやすくなっているでしょう。
切り込みを入れときました。しばらくすると切り込みから腐敗が進んでさらに切りやすくなっているでしょう。
生駒山・神津嶽・大原山 辻子谷越道から見ています。先のほうに見える倒木が切り込みを入れられた木です。
辻子谷越道から見ています。先のほうに見える倒木が切り込みを入れられた木です。
生駒山・神津嶽・大原山 辻子谷越道を降ります。合流点すぐ下のこいつも切り込みを入れといてやろう。
辻子谷越道を降ります。合流点すぐ下のこいつも切り込みを入れといてやろう。
生駒山・神津嶽・大原山 あれ、切れちゃった。歳月、倒木を待たず。(また訳のわからんことを言っています)
あれ、切れちゃった。歳月、倒木を待たず。(また訳のわからんことを言っています)
生駒山・神津嶽・大原山 三十二丁石にご対面、この間会ったばかりか。
三十二丁石にご対面、この間会ったばかりか。
生駒山・神津嶽・大原山 八大龍王五丁道標もこの間会ったばかり。この後、八丁門越道の偵察をしてバスで帰ろうと一瞬考えたのですが、今日は火曜日でバスがお休みと気付いたので駅前参道を帰ります。
八大龍王五丁道標もこの間会ったばかり。この後、八丁門越道の偵察をしてバスで帰ろうと一瞬考えたのですが、今日は火曜日でバスがお休みと気付いたので駅前参道を帰ります。

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