活動データ
タイム
04:45
距離
4.2km
のぼり
100m
くだり
451m
チェックポイント
活動詳細
すべて見る今回の道は暗峠-宝山寺道の続きです。暗峠-宝山寺道は旧鶴林寺から北では現在の霞ヶ丘ハイキングコースを辿ります。北上する道が西へ大きく向きを変える五辻というところから分岐し、今の山頂ハイキング道の三十三丁石付近に出ていたとされています。この間は「生駒の古道」によれば「道の痕跡は全くありません」ということなのですが、正確には五辻から西50mほどはちゃんと残っていて、その先が消えています。しかし、消えた地点から代替え道がちゃんと作られていました。生駒の古道の記述に幻惑され、ここの調査をした人もなく、ほとんど通る人もなかったようです。 この道は入口だけヤブで道に見えませんでしたが、入口以外は古道らしい立派な道でした。昨年発見し、整備、紹介した結果かなりの人が歩いたようです。台風による倒木の害はほとんどありませんでしたがやはり入口は草が生えてわかりにくくなっていたので、刈り込んでハイキングコースとして再整備しました。 この道が暗峠-宝山寺道の代替えとして整備されたのは生駒石搬出道と宝山寺水利施設の建設が関係していると思われます。立派な道ですが使用された期間はごく短いようで、山上へのケーブルが建設されてからは使用されなくなったのでしょう。 途中、山上ケーブルを横断する必要がある点がこの道の難点ですが、それ以外は快適なハイキング道です。
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