活動データ
タイム
01:17
距離
2.0km
のぼり
218m
くだり
220m
活動詳細
すべて見る日本の西端、平戸島の佐志岳(サシダケ)へ。ここでは平戸の固有種、イトラッキョウが見られる。 北海道で言えば、アポイ岳のヒダカソウ、礼文島のレブンアツモリソウといったように、固有種には独特で孤高の魅力があるように思う。 今回はできればイトラッキョウのほか、大陸系のダンギク、それにムラサキセンブリも見れればと思う。 センブリ自体、北海道ではほぼ見られない花で、子供の頃に図鑑を見ては憧れた思い出がある。 まずは行き方やポイントなどを。 北海道からだと、まず新千歳から福岡空港へ向かう。これは3時間近くかかる…。 今回はLCC利用なのでキツイ時間だった。LCCを利用するなら通路側に座席指定するか、搭乗前に水分を控えた方がいい距離だろう。 ◯福岡から平戸へ 空港からはレンタカーで平戸へ。いつも思うけど、九州はレンタカーがやけに安い。 ただし、今回借りた車は大手にもかからず10万キロ超えという珍しい代物だった。 ルートはいくつか考えられたが、行きは鳥栖を経由して佐世保に抜けることにした。 これだと佐世保まで高速道路を使えるが、唐津経由に比べて40キロくらい余計に走ることになる。 佐世保の先は道が広くはなく、またカーブも多いので、スピードは抑えめに走ることになる。 帰りは、松浦→伊万里→唐津と玄界灘に沿って走ることにした。 このルートは一般道ではあるが、道中あちこちに高規格道路があり、距離以上に早く楽に着くイメージがある。 ただし、こちらも平戸から伊万里付近まではカーブが多い。 天神手前の7キロほどに渋滞があるが、それ以外はスイスイ進む。 空港までの帰りに使うなら、渋滞抜けのために1時間は余計に所要時間を見積もるべきかもしれない。 もしくは、天神付近を迂回する道を使うのがよい。 ◯平戸から佐志岳登山口へ 平戸大橋はかつては有料だったそうだが、現在は無料で通行できる。 平戸の市街はここからすぐで、宿や食事はここということになる。 佐志岳登山口は平戸島の南部、国道383号線を南に下ると「佐志岳」の看板があるのでそこから入る。 小さいが目に入りやすい看板なので、見落としは無いかと思う。 平戸市街からだと30キロほどだが、国道とはいえ道の細い部分が多く、また民家のそばを通ることが多いので、慎重に走る必要がある。間違っても北海道の国道の感覚で考えてはいけない。 看板からは細い道を進むが要所に看板が出ているし、また、カーナビを頼りに走れば迷うことはなく、登山口入口のカトリック墓地に到着すると思う。 カトリック墓地から登山口までは、100メートルほど車一台分ほどの幅員の細い道を進むが、自分はこの墓地の横に車を止めさせてもらうことにした。 ここのスペースは2~3台分かと思うが、本来はお墓のためのスペースなので極力邪魔にならぬように注意したい。 写真で紹介したいが登山口までの道も細いが通れないことは無い。ただし、十分な駐車スペースがないように思う(1~2台分)。 ◯買い物やトイレについて 平戸市街には24時間のコンビニが複数あり、ぱっと見でもファミマとセブンイレブンがあったように思う。 その先は、平戸島の中部にある紐差町(ヒモサシチョウ)にセブンイレブンがあり、ここから先は24時間コンビニは見当たらなかった。 南部で登山する場合は、必要な買い物はここで済ますか、日中であれば、佐志岳入口の看板から1キロ通り過ぎたあたりの前津吉港への分岐ある「マルセイショッピングセンター」で買い物が可能だ。 トイレは、国道の「佐志岳」の看板を越えて300メートルほど南に行ったあたりに駐車場を備えた綺麗なトイレがあるので、ここで済ますとよいだろう。 既にだいぶ長くなってしまったので、登山についての所感は写真に記述したいと思う。 今回はできれば島の最南部にある志々伎山(シジキヤマ)にも登りたいと考えていたが、時間の都合で登ることができなかった。 スゴイ形の山で眺望も素晴らしいようなので、余裕のある方は僕の代わりにぜひぜひ登ってみてほしい。 1点気になる点として、帰りに生月島(イキツキシマ)に寄り平戸市街に向かう際、それまで綺麗に晴れていたのが急に風が強くなり雨が降り出す、いわゆるスコールがあったこと。これに登山中に遭遇したらちょっと心配かもしれない。平戸の山は低山ばかりなので、それほど気にする必要はないかもしれないが念のため。天気予報だけで判断できない雨があるということだけは頭に入れておいた方がいいかもしれない。
もしも不適切なコンテンツをお見かけした場合はお知らせください。