金峰山への巡礼

2016.03.13(日) 日帰り

活動データ

タイム

09:41

距離

10.1km

のぼり

1163m

くだり

937m

チェックポイント

DAY 1
合計時間
9 時間 41
休憩時間
2 時間 39
距離
10.1 km
のぼり / くだり
1163 / 937 m
41
45
25
32
12
1 16
4 37

活動詳細

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7:30 駐車場 8:20 富士見平小屋 12:00 山頂 19:00 駐車場 朝7時半ころに駐車場に到着する。 体調は前日、あまり寝れなかったが悪くはなかった。 ストレッチをし靴を絞め、スパッツを装着する。 風は冷たかったが歩き始めるとそれを感じなくなった。 登山道入口の地図を確認し、改めて方向を認識した。 しかし一歩道を踏み出してみれば踏み鳴らされた道が三つあり違和感を感じた。 林道を西に進むうちにトレースが次第にあいまいになっていたようだ。 明確についているものは砂利道の方向だったので 森を彷徨うよりは確実に行きたいと思い 穏やかな林道をひたすら西へ道なりに進む。 しばらくすると、金峰山参拝の案内が出ていたので急な階段を上り雪の上を進んだ。 ここまでに人とすれ違ったのは一人だけだった。 不安もあったが気楽な旅の始まりだった。 駐車場からは約50分くらい歩いただろうか。富士見平小屋に到着する。 山小屋は、ペアの方が休憩している以外誰もいなかった。 小屋を超えると急な登りになり、いよいよ本格的な山道になった。 いくつかの心配があった。 アイゼンがチェーンスパイクしかない事。 携帯電話のバッテリーは予備もあるが何時まで持つだろうか。 水は十分に持ってきたつもりだが本当に足りるだろうか。 山の上は寒くないだろうか。レインウエアしか着替えがない。といった事だった。 これらの事は今回の登山中、常に不安材料として残った。 登り始めて2時間30分、森林の茂る山中で私の足はすでに悲鳴を上げていた。 とにかく前進して山頂を目指した。 森林限界を超えると視界が全く変わった。 あたり一面に雄々しい山々が堂々とたっているのをみて 改めて標高2000m以上の場所まで来た事を確認した。 時間は12時を回る少し前だっただろう。 ここまで来るだけで十分だろうと弱気に思った。 装備のことを考えると下りこそが危険だという認識もあった。 何より足の痛みが自信を奪っていった。 ゆっくりと前進し、強い風と雪が舞う中、寒さと闘いながら登頂することができた。 下山は手元にある小型のライトと月明りで照らされる雪道をゆっくりと戻り 駐車場の自分の車につくのは19時頃になっていた。 自分にとって今回の登山は、初めて登った百名山だった。 そして2000メートルを超える山だった。 登頂から下山を向かえて達成感や自信がついたとように思う。 しかし、経験の弱さと道具に対する知識や認識の甘さが身に染みた。 雪山に挑むときは十分な装備(特に強いアイゼン、手袋の予備、ヘッドライト) を用意して臨むようにする。これは最低限のこと。 また、足を鍛えて金峰山に登りたいと思った。

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