活動データ
タイム
10:18
距離
22.8km
のぼり
2298m
くだり
2298m
活動詳細
すべて見るここのところ一般登山道での喧騒に辟易してきていましたので、今回は晩秋の丹沢バリルートの静寂を楽しむつもりで東沢乗越から同角ノ頭を歩いてきました。 玄倉から出発して一時間ほどの林道歩きで西丹沢県民の森に到着。仲ノ沢経路への取り付き前で崖の崩落があり、今夏の台風の影響を感じさせます。半年ほど前に歩いたときはそれほどでもなかった仲ノ沢経路がかなり傷んでいて、橋が無くなっていたり、トラバース路が細く脆くなっている箇所があったりでした。訪れるたびに痛みがひどくなり、おそらく手入れもほとんどされないでこのまま自然に帰っていくのでしょう。この状況ですと今後この経路を含めて計画をすることは憚れるなあ、と言うのが正直な感想です。本日の核心は東沢乗越から同角ノ頭の所だと思っていましたが、ここも本日の核心でした。 何とか欅平に着いて、そこから東沢を遡行していきます。落葉が進み、晩秋を思わせる沢を、沢の音を聞きながら一歩一歩遡行していくのは心が落ち着きますね。ここも今夏の台風のせいか多少荒れ気味の所が散見されました。最後の花崗岩の砂地の急登をこなして東沢乗越に到着です。ここで小休止してから初ルートの同角ノ頭を目指します。はじめは少し急登、左側に富士山がチラチラしますが、1190Pに近づくと多少なだらかになり、広いピークに着きます。そこを越えると尾根が細くなり両側崖になります。その先は切れておりキレットになっています。右側(東側)へ木や根を掴みながら下り、キレットを巻きます。このために用意して来たロープ、ハーネス等はお守りのままでした。そのまま東側の支尾根の急登をやはり木や根を掴みながら登り、本尾根に復帰しました。その後も左に富士山、石棚山稜、右に同角山稜を睨みながら尾根を登っていきます。同角ノ頭近くなると岩が散見されるようになり、大杉山稜の北尾根の方に似ているという印象でした。 同角ノ頭に着いたのが正午。お楽しみのランチです。今日はキムチ鍋にしました。温まってお腹いっぱいになりました。温かいご飯は冬の山行の楽しみですね。当初の予定では、ここから中ノ沢方向に下り、沢沿いに欅平に戻ってから仲ノ沢経路で帰るつもりでしたが、仲ノ沢経路があの様だったので変更して石棚山稜を回って帰ることとにしました。まず石棚分岐まで進みますが、この一般登山道も一年半ぶりに歩きましたがかなり傷んできてますね。確かにマイナールートなので修繕も後回しなのでしょう。石棚分岐から石棚山稜を下って西丹沢県民の森まで戻りました。この間、本日唯一のハイカーさん一人とすれ違ったのみで、静かな山行を楽しみました。西丹沢県民の森周辺では少し残っていた紅葉を楽しむことができました。 最後は仲ノ沢林道、玄倉林道を下って夕暮れの丹沢湖に戻り第一部は無事終了、お疲れ様でした。 第二の戦場はR255上にある丼万次郎です。ここはグルメなフォロワーさんのレポを見てから行ってみたいと思っていたところです。肉、魚、野菜すべて地産地消を目指しているようで、今日は天ぷら定食をお願いしました。値段の割に量がすごい!もちろん味も素晴らしい!普通のペースで食べましたが、ご飯が多すぎて残ってしまったので、アジフライを単品で頼んで完食!天ぷら、アジフライともアツアツのホクホクでうまかった!フォロワーさん、ありがとうございます!今度は魚の方、チャレンジしたいと思います。なんて幸福感に浸っていたら、かえって夕食を食べないと怒られることに気づきました。。。。今日は明らかにカロリー収支は黒字です。ガビ~ン、健康診断を控えて減量していたのに。。。でもいい汗をかいて、おいしい食事をして至福の一日でした。ありがとうございました。
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