栃百 明神ヶ岳は予想外にキツかった

2018.11.18(日) 日帰り

チェックポイント

DAY 1
合計時間
5 時間 51
休憩時間
18
距離
14.8 km
のぼり / くだり
1238 / 1233 m
59
2 7
1 11
58

活動詳細

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湯西川の水の里温泉の脇に登山口への林道の入り口があるのを確認した。 温泉に入り、受付にて状況を確認したがまるで要領を得ない。 見に行ったらやはり通行止めだ。 そのまま駐車場で車中泊する。 ここは一見道の駅のようだが、公衆便所などの水関係は無い。 少し西のホテル街に行けばあるが、事前に温泉で済ませといて良かった。 早朝、気温3℃。 震えながら朝食にカツ丼とカキフライ。 さっさと準備して登山開始。 薄暗い中、林道を進む。 紅葉終わりの林道は危険なのを知っている。 熊が紅葉前線に乗って餌を求め山から下りてくるのだ。 平坦な長い林道は遭遇率が極めて高い。 幌尻岳では路肩の藪に隠れたヒグマの前を横切るという死の一歩手前のミラクルを起こして恐ろしい目に遭った。 時々奇声を発し、工事現場に到着。 すっかり修復されている。 まだ生乾きなのだろうか。 景色も無くつまらない林道。 一時間ほどで滝倉橋、登山口に到着。 駐車場は4台くらい。 登山口からいきなりの急坂。 杉林のキツイ登りが続く。 これが相当キツイ。 さっきの幌尻岳を思い出したせいか、何故かここで北海道の石狩岳を思い出す。 あれほどのキツさではないが、ここの急坂もなかなかのシュナイダーっぷりだ。 モリっとした熊の糞を見つける。 うん、シュナイダーだ。 ペースを上げないよう気をつける。 寒いから良いが真夏にここはキツイ。 地図を拡大すると等高線が密集。 見事なシュナイダーだ。 ようやく朝日が差し込む。 杉林も雑木林に変わり落ち葉がサクサク。 ピークに到着し明神ヶ岳本峰が見えた。 金剛ゾネの標識があった。 少し下り尾根道を進み、また登り。 みるみる傾斜がキツくなってくる。 かなりのシュナイダー。 しかもやや不明瞭な道。 鬼の急坂、笹が出てきた。 笹を進み山頂に到着する。 標識と笹に隠れた三角点。 三角点に座り一休み。 冬枯れだが展望はイマイチ。 先月なら何も見えないだろうか。 下山にかかる。 登りが急なら下りもキツイ。 登りはアキレス腱、下りは膝に噛み付いてきやがるシュナイダー。 尾根道から金剛ゾネに登り返す。 ここから下りもまたシュナイダー。 がに股でドカドカとひたすら下る。 登山口に到着、また林道を戻る。 沢がよく見える訳でもなく、その沢も石ばかりで水も綺麗って訳でもなく。 面白くもなんともない林道。 カコーンと音がして振り返ると落石が。 工事現場の辺りで軽トラが後から来る。 荷台に犬、ハンターか。 林道入口に到着。 水の里温泉の裏から滝が流れている。 露天風呂の排水なのだろう。 駐車場に到着。 往復ほぼ6時間。 ふと、工程の高低差を見るとキュンと尖った見事なおっぱい形、いかにシュナイダーだったかがわかる。 そらキツイわ。 超シュナイダーだわ。 荷を置き靴を脱ぎ一休み。 パンザマストが流れ、正午だと気付く。 食える所を探すの面倒なのでそのまま温泉の食堂に行く。 土産物がなかなかの充実っぷりだ。 食堂の蕎麦とばんだい餅とやらを喰う。 やはり新蕎麦は旨い。 ばんだい餅も疲労に沁みる美味さ。 外には巨大水車と水陸両用車。 メーカー不明だが一億円とか何とか。 ジジイになったら乗りに来よう。 明神ヶ岳、予想外のキツさでした。

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