活動データ
タイム
17:36
距離
16.9km
のぼり
2492m
くだり
2495m
チェックポイント
活動詳細
すべて見る2018/11/17(土)〜18(日) 鳳凰三山(ほうおうさんざん) 地蔵ヶ岳 標高:2,764m 国内標高75位 所在地:山梨県 グレーディング:5C(青木鉱泉<地蔵岳→中道>) 名山:日本百名山,山梨百名山,新・花の百名山,甲信越百名山 山域:南アルプス山塊 天気:1日目晴れ 2日目晴れ 登山第百四十二弾 今回は、今年3度目の鳳凰山地蔵岳、初の鳳凰小屋泊! 1回目は離山の帰りに寄って、2回目は高校の後輩と共に三山周回、そして今回です。 今回の目標としては、鳳凰小屋の小屋番、笑顔がとっても似合うAさんに会いにいくこと‼️ 今の時期、鳳凰小屋は週末営業中。Aさんと連絡とって、土曜に入山するとのことなので、一緒に鳳凰小屋まで行くことに。 土曜の朝、御座石鉱泉にて集合。2ヵ月ぶりのAさん。 前回は、日帰りだったのでじっくりお話し出来ず、今回はゆっくりお話し出来ました^ ^ 登りつつ、自分の山梨県境一周話や、先週鳳凰小屋に襲撃してきたおっちゃんグループの騒がしかった話、山の話や小屋の話などなど。 Aさんはいつも半端ない重さの歩荷をしていて、今日は歩荷じゃないので、快調そうでした笑笑 8時に御座石を出て、12時に鳳凰小屋着。 個人的は、途中、甲斐駒ヶ岳や離山が見れて、既に満足しました^_^ まぁ熊小屋からの甲斐駒が一番かっこいいけど。 小屋に到着して、Aさんは小屋開き。 窓を開けるだけでも一苦労してそうでした〜 小屋番って大変だ。。 今日、小屋泊する人は6人。 シーズンと比べると少ないです。 ちなみに鳳凰小屋の最盛期?は10月の連休。北には雪が降り、鳳凰は紅葉でみんなが集まる時期は、なんとテン泊入れて200人?300人もやってくるそう、、 今回、小屋仕事をやるAさんを見て、想像しただけで、最盛期は自分には捌き切れないと直感しました。Aさんは簡単な仕事って言ってたけど、誰でも出来る事では無いと思う。 改めて尊敬しました。 まぁ、今回は人数少ないので、ゆっくりまったりできます。 とは言っても、せっかくなので、Aさんに裏山と言われる、小屋の裏からオベリスクに繋がる尾根に直登して、オベリスクまで行くルートを教えてもらい、行ってみることに。 山梨県境一周ぶりのバリエーションルート笑笑 舐めてかかっていたバチが当たったのか、このルート中々の藪で、最後はハイマツ漕ぎもあり、お腹いっぱい、、むしろ吐きそうなくらいでした😅 稜線まで出るとそこは絶景ポイント‼️ 前回、ガッスガスだっただけに、感動です。 時間があったので、鳳凰三山に隠れて、マイナー山となっている高嶺に行ってみました。 地蔵岳から40分弱。観音岳より近いです。南アルプス北部の山々を眺めつつのんびり稜線歩き。 風もなく、穏やかな午後です。 高嶺でインスタント麺を食べ、夕暮れの時間もあるので、地蔵岳へ帰り、赤抜沢ノ頭から夕陽を鑑賞しました。 中々、鳳凰で夕陽を見れる機会はないので、バッチリ見れて良かった👌 太陽が北岳と仙丈の間に沈み、さて暗くなるし下りますか。 鳳凰小屋までぶっ飛ばして、なんとかヘッデン使わずに戻ってこれた〜 戻ると、小屋泊の人も到着していて、皆さん夕食を食べていたので、談話室で休憩。 すると、食後の皆さんもやってきて、談話室に貼ってあるポスターで盛り上がりましたが、自分には昭和のアイドルは全く分からなかったッス。 その後、片付けの終わったAさんと食堂で夕飯。 鳳凰小屋名物のカレーを、ついに頂けました‼️ 毎回、その日の分だけ作って、作り置きしないのはすごい!レシピ教えて貰えばよかったー笑笑 たらふく食べて、さて、お待ちかねの談話タイム。 いやー本当にたくさん笑わせてもらった。 3人組の男性グループの方々は、ハンサムで若めの山頂で唐揚げ作ってしまう方に、奥さんに内緒で仕事と偽って山に行ってしまうような山好きな方、職場に女性が多すぎて若干オネェ気味になってしまったの方と、あの3人には場を盛り上げてもらいました( ^ω^ ) ほかの3方は皆さんソロの方々で、女性の方はふとした話題転換の仕方が面白く、ソロの男性の内1人は、なんとマレーシアに単身赴任中の中、わざわざ山に登るために日本に帰ってきていて、Aさんがあわやリンギットを両替してもらうという珍事が起きそうになったのは、その晩の笑いポイントの一つでした。残りのお1方は、なんと、稜線で自転車担いでいる人を見たらしく、なんじゃそら?ってみんなで話題に。結局、翌朝、自分も会えることになるとは笑笑 とまぁ、それに小屋番のAさんを入れて8人で、コタツにはちょうどいい人数でした。 Aさん曰く、今までで一番ファンタジーだったみたい笑笑 ナウシカとキノコの話が出たと思えば、この世は、ナウシカの世界の様に腐海になるなんて話になり、お客さんが観音岳で自転車担いでいる人を見たなんて話が、いつのまにか、自転車がメーデーになり、オチは談話室にナウシカ置いてあるなんて笑笑 他にも、山と妖怪話や、僕の一周話、Aさんのアコンカグア話に、なぜかここにいないTさんのK2話が、からあげの話になりと大爆笑。 かと思えば、11時にお開きになった直後に、離山から20時間掛けてきたパーティーが来て、大慌て。 恐るべし鳳凰小屋、、これは一生思い出に残る小屋泊になりました。 翌朝は、ナイトハイクして、昨日夕暮れを見た赤抜沢ノ頭から今度は夜明けを楽しんだ。 途中、観音岳の方から、自転車引いたお兄さんがやってきて、昨日、話題だなった人だ!とテンション上がった。 どうやら、登山口まで自転車でアプローチして、そっからは山では自転車にのらずひたすら押すか担ぐか、、クレイジー過ぎて笑ってしまう。そんな人大好きなので、会えてよかった! またどこかで遭遇したいなー 朝のオベリスクは、くっそ寒くて、四肢末端の感覚はなくなりかけたけど、それ以上に素晴らしい夜明けでした。 小屋に戻り、片付けを手伝ったりして10時過ぎに小屋を無事閉められました。 昨日の夜の予想外の来客で、Aさんも仕事倍増していたので、少しでもお力になれて良かった。 下りは、燕頭山から御座石へバリエーションで降りれるルートをAさんがオーナーが聞いていて、行ってみることに。 バリエーションの下りはただでさえ難しいのに、この下りはさらに難易度高くて、まぁ今思えば楽しかった。 もう行かないけど笑笑 無事下山できて、御座石のシロにめちゃめちゃ吠えられて、良かった良かった。 濃厚な小屋泊で、Aさんには変態(自分)には変態が集まるんだねとお褒めの言葉を頂きました^ ^ ちなみに鳳凰小屋ブログで、あの晩のこと取り上げてもらったので、そちらも是非! 僕みたいな下手な文章より何倍も面白く為になるブログです笑笑 http://blog.houougoya.jp/?eid=1214351
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