曇天の大蔵ヶ岳

2018.11.18(日) 日帰り

チェックポイント

DAY 1
合計時間
3 時間 53
休憩時間
50
距離
6.2 km
のぼり / くだり
572 / 572 m
11
1 10
15
4
49
10

活動詳細

すべて見る

快晴の17日(土)に出られなかったので、翌18日(日)に出かけました(残念ながらどよ~んとした曇天)。 目標は4月に十種ヶ峰から眺めて、山姿が良いな~と思った大蔵ヶ岳。 コースはメインのコースと思われる大蔵嶽神社から登る宮の原コース。 しかし、このコースは自分の嫌いな小さな沢をダラダラと詰めるコースでした。 展望がなく暗いじめじめした感じ。 夏だったら、まむしオンパレード。 沢が終わると、かなりの急勾配をジグザグに登ります。 ようやく山頂に着いたかなと思うと、そこからがまた強烈な笹藪漕ぎ。 う~ん、山口県の人気がない里山の典型みたいな感じです。 唯一の救いが展望岩からの素晴らしい眺め。 これがなければこの山は山口百名山にに入ってなかったのでは? (山口百名山も半分ぐらいは「これが名山?」みたいな山があるような気がしますが)

十種ヶ峰 今回車を停めさせていただいた大蔵嶽神社(参集殿)。
こんな田舎(失礼)になんと立派な神社が...
と思ったのですが、実は信仰の変遷にまつわるドラマが。
今回車を停めさせていただいた大蔵嶽神社(参集殿)。 こんな田舎(失礼)になんと立派な神社が... と思ったのですが、実は信仰の変遷にまつわるドラマが。
十種ヶ峰 参集殿境内の紅葉がきれいです。
参集殿境内の紅葉がきれいです。
十種ヶ峰 参集殿から舗装林道を10分ほど登ったところにある本宮。ここにも駐車可能です。
参集殿から舗装林道を10分ほど登ったところにある本宮。ここにも駐車可能です。
十種ヶ峰 本宮から先は未舗装林道となります。
本宮から先は未舗装林道となります。
十種ヶ峰 小さな沢の渡渉が何回かあります。
小さな沢の渡渉が何回かあります。
十種ヶ峰 小石、大石ゴロゴロ。落ち葉もあって滑りやすい道。
小石、大石ゴロゴロ。落ち葉もあって滑りやすい道。
十種ヶ峰 大きな岩が現れます。
大きな岩が現れます。
十種ヶ峰 かなり立派な、オニイタヤカデ(らしい)樹。
かなり立派な、オニイタヤカデ(らしい)樹。
十種ヶ峰 だらだら続く沢沿いの道を離れると、急傾斜の植林帯の中をジグザグに登っていく道になります。
だらだら続く沢沿いの道を離れると、急傾斜の植林帯の中をジグザグに登っていく道になります。
十種ヶ峰 「おっ、これは!」と思う大岩が現れると、権現窟です(写真撮るの忘れた)。この権現窟は現在は大蔵嶽神社の奥宮ということになっているが実は...
「おっ、これは!」と思う大岩が現れると、権現窟です(写真撮るの忘れた)。この権現窟は現在は大蔵嶽神社の奥宮ということになっているが実は...
十種ヶ峰 権現窟のから少し戻って山頂へ続く道を登ります。この付近には大きな岩がいくつかあるようです。
権現窟のから少し戻って山頂へ続く道を登ります。この付近には大きな岩がいくつかあるようです。
十種ヶ峰 傾斜が緩やかになって山頂が近いなと予感させる雰囲気になりますが、ここで嵌りました。道が左右&中央に分かれます。中央が正解かなと思いつつも、広くて整備された感じの左の道を進みました。
結果、おお外れ!
途中でやぶに阻まれ撤退。
結局、中央の道で山頂に到達しましたが、この道も背丈ほどの笹藪漕ぎが続く、なかなかの難路でした。
傾斜が緩やかになって山頂が近いなと予感させる雰囲気になりますが、ここで嵌りました。道が左右&中央に分かれます。中央が正解かなと思いつつも、広くて整備された感じの左の道を進みました。 結果、おお外れ! 途中でやぶに阻まれ撤退。 結局、中央の道で山頂に到達しましたが、この道も背丈ほどの笹藪漕ぎが続く、なかなかの難路でした。
十種ヶ峰 ようやく山頂に到着、展望はあんまりありません、ちょっと離れた笹藪でガサガサと動物が移動する音が聞こえるので、早々に立ち去ります。
ようやく山頂に到着、展望はあんまりありません、ちょっと離れた笹藪でガサガサと動物が移動する音が聞こえるので、早々に立ち去ります。
十種ヶ峰 山頂から少し降ったところにある展望岩。これまでの鬱屈をすべて発散させるほどの素晴らしい景色。晴れていればもっと良かったのだけど。
山頂から少し降ったところにある展望岩。これまでの鬱屈をすべて発散させるほどの素晴らしい景色。晴れていればもっと良かったのだけど。
十種ヶ峰 東に十種ヶ峰の雄姿。
東に十種ヶ峰の雄姿。
十種ヶ峰 展望岩で昼食(山蕎麦)を食べていると、SLやまぐち号が登山口近くの地福駅に到着-出発するのが見えました。
展望岩で昼食(山蕎麦)を食べていると、SLやまぐち号が登山口近くの地福駅に到着-出発するのが見えました。
十種ヶ峰 下山後、国道9号線から大蔵ヶ岳の姿を撮影。
ところで、県内の山の研究家として有名な中島氏の「山口県百名山」によると、大蔵嶽神社は昭和63年に創建された割と新しい神社で、それまで地元の人たちは岩屋権現窟を信仰の対象として守ってきたが、大蔵嶽神社の進出によって信仰が廃れてしまったとのこと。結果、権現窟は大蔵嶽神社が奥の院として乗っ取った形になったみたい。神社の世界でもなかなかエグいことがあるんですね。
下山後、国道9号線から大蔵ヶ岳の姿を撮影。 ところで、県内の山の研究家として有名な中島氏の「山口県百名山」によると、大蔵嶽神社は昭和63年に創建された割と新しい神社で、それまで地元の人たちは岩屋権現窟を信仰の対象として守ってきたが、大蔵嶽神社の進出によって信仰が廃れてしまったとのこと。結果、権現窟は大蔵嶽神社が奥の院として乗っ取った形になったみたい。神社の世界でもなかなかエグいことがあるんですね。

もしも不適切なコンテンツをお見かけした場合はお知らせください。