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五竜岳アタックの日 二日目

ほしちゃんさん YAMAP Meister Black

  • YAMAPマイスター:ブラック
  • 自己紹介:冒険できる大人になろう!!と2014年に山を20年ぶりに登ってみました、すると(三浦さんの言葉と同じですが)目の前の人生がキラキラと輝き始めたのです。冬の3000メートル峰単独で行動できるよう鍛錬しております。皆さんも自分の心が作る狭い枠から1歩外へ踏み出してみませんか。
    今まで知ることはできなかった別次元の世界が広がっていることに気付きます。
  • 活動エリア:
  • 性別:男性
  • 生まれ年:1969
  • 出身地:
  • 経験年数:10年未満
  • レベル:公開しない
  • その他 その他

鹿島槍ヶ岳・五竜岳(五龍岳)・唐松岳

2016/03/20(日) 16:53

 更新

五竜岳アタックの日 二日目

公開

活動情報

活動時期

2016/03/18(金) 05:31

2016/03/18(金) 12:03

アクセス:764人

軌跡・時間・距離

軌跡データをダウンロード
累積標高上り 653m / 累積標高下り 1,635m
活動時間6:32
活動距離8.63km
高低差1,297m

写真

動画

道具リスト

文章

さて、テントの夜がやってきました。
夜10時を過ぎると大風が入り込んで、これでもか!という感じでテントがひしゃげておちおち寝れない状態になる。
よくよく考えてみるとこのクレーターは風の力で作られたわけで何も考えずこの中にテント建ててしまった訳である。 
アホな私は今更、引越しする余裕もないのでふて寝で寝たふりをして朝を待つ。
AM4時目覚ましアラーム、あいかわらず風は吹いてるが、星が輝いている為、天気に不安はない!
 じゃあ行くしかないでしょう!
風雪でなければ20メータークラスの風でも行ける身体はできている。
アタック中テントが飛ばされる危険性があるのですべてザックにしまいこんで最低必要装備にて空身でアタックを決定!
五竜岳山頂へのルートが先人のトレースがあるもののG0稜裏側から先が小屋からは確認できない。夏に来た時は雨とガスの為、小屋より上は上がれてないのです。
夏のルートはトラバースしているのだが雪の急角度での落ち込み斜面化により夏ルートは自殺行為である。
今回、頂を踏めたのはその先人がこのことをわかっており、引き返す事なくG2裏側は左端を直登して頭を越えて行く道標を残してくれたからである。
この先人の道標がなかったらルートを見いだせず、正直諦めていたと思います。
雪の五竜でやむなく引き返すパーティーも多いのはこのルート設定が出来ないからであるのでは?
もしチャレンジしてトレースがない場合、迷わずG0稜裏側からは雪岩稜の左端、左端とルートをつなげて頭を越すというつもりで行ってください。トレースがなくても迷わず突っ込めるはずです。
  自分はその意味ですごいラッキーでした。 山頂に通じる鍵を手にできたのです。絶対に山頂に踏めると確信に変わりました。
頂に通じるルートは雪岩稜と雪壁の連続で今までにない緊張と、未知の世界のわくわく感で、ベストに入る内容の濃いルートでした。最後の雪稜を登りつめて、五竜岳の黄色い山頂柱が見えた時、自分じゃないくらい高揚して「ヨォーシ❗❗ヨォーシ」と大声で叫びました
 山頂に着いた時、山頂柱をしばらく抱きしめてしまいました。本当は、不安で一杯だったんです〰〰(ToT)。
不思議なもので山頂は風がない穏やかな空間でした。
この世界観を充分、身体全身で享受して下山にかかりました。山荘から頂上まで所要時間は1時間40分、下りは50分要しました。ダブルアックス必須装備です!
今日の夕方から雪、雨の予報になっていることもあり本峰へ入山してくる人はいませんでした。
 白馬連峰の素晴らしさを満喫した2日間でした。
五竜岳では心魂が震えました。(もちろん怖さの震えではなく)
 山荘から頂きまで標高差で324メートルなんですが、辿ったことの無いルートゆえに不安が先行してのアタックでした。
直登したその先が断崖で、絶望に追いやられ、また振り出しまで戻るしかないのか、未知の世界への冒険とはこういうリスクは付き物だよ!とかの不安を抱えての行動でした。
 だからこそ頂の柱を目にした時、心魂は不安の殻を破り感情がむき出しになったんだと思います
 今回の山行はヤマップで仲間になった(勝手に思ってます)方々との絆、刺激から背中を押され前に進む事が出来ました。
さらに私の日記を見てくれて刺激を受けこの世界を触れてみたいと思って頂ければ嬉しい限りです。
 自分の心が一方的につくる「自分には無理」という可能性を狭める箱から足を1歩前に出してみませんか。驚くほど世界が変わり出します!
 お読みくださりましてありがとうございました。m(__)m

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