伊吹山『定番中の定番ですが…』

今回はV系登山部の久しぶりの活動です。 V系登山部とはヴイジュアル系、山登りが好きな希少な人達（笑）が集まって出来た登山部です。 全然レベルは高く無いのですが楽しく登る事をモットーに不定期で活動しています。 今回はメンバー1人が体調不良で欠席の為に3人での登山です。 伊吹山観光案内所向かいの『みことや』さんの駐車場に車を停めてスタートです。 先に、みことやさんのお母さんとお話をして伊吹山バッジを購入しました。 山頂の山荘は全て閉鎖しており対山館オリジナルバッジが欲しかったので事前に問い合わせるとみことやさんで扱ってるとの事だったので先に買わせていただきました。 観光案内所も閉まっていたので協力金300円をポストに入れて登山者カードも専用のポストに入れて一般的な上野登山口から登山開始です。 出発時間が遅くて長丁場の為に下山は日没覚悟で登りました。 ※トイレは1合目、3合目のみで山頂トイレは閉鎖されていました。 微妙な天候の中1合目までの森林地帯を登ります。 落ち葉と濡れた石で滑りやすくなっていました。 1合目〜2合目まではスキー場跡地横を登ります。 岩や階段がありますが緩やかなので登りやすいですね。 2合目〜3合目は距離がありますがホテル跡地とゴンドラ乗り場跡地近辺は平坦な草原です。 3合目にトイレと東屋があります。 3合目〜4合目までは割と歩きやすく距離も近かったと思います。 4合目〜5合目はガレ場が少し多くなります。 5合目には小屋とベンチと自動販売機があります。 小屋は閉まっていました。 5合目〜6合目は登山道がこの辺からつづら折れになって壮大な景色見ながら登れます。 間には避難小屋があります。 6合目〜7合目は徐々に岩が大きくなって傾斜もキツくなってきます。 7合目〜8合目は標高1000mを超えた辺りから岩と傾斜が更にキツくなってきます。 8合目にはベンチとテーブルが設置されているので休憩しました。 8合目〜9合目、7合目からトレッキングポールをしまって岩のキツい所をワザと登りましたが9合目の標識が無かったです。 かわりに伊吹山ドライブウェイからのルート看板がありました。 ここまで来れば山頂はもうすぐです。 シーズン中は設置してある鹿避けネットと扉は撤去されていました。 山頂に到着しましたが、みことやのお母さんが言ってたとおりに山荘は全て閉鎖されていました。 登ってる時にはガスってましたが山頂に到着した時にはガスが晴れてパノラマの景色が見れました。 風がキツかったので山荘裏の風が少ない場所でお昼にしました。 食後のコーヒーで身体を暖めて下山します。 下山時には気温も下がりまたガスが出てきました。 途中6合目辺りから鹿の鳴き声が聞こえて辺りを見回すと鹿の群れが3グループほど徘徊してましたね。 下山時間を計算すると2合目から日が落ちると思い3合目の東屋で最後の休憩をしてヘッドランプ装着です。 だんだん日が落ちてきて1合目からの森林地帯は真っ暗闇に。 ヘッドランプ装着の僕が最後尾にまわり各自足元はスマホのランプで森林地帯を抜けてゴールです。 下山中に車を停めた、みことやのお母さんが心配してないかなぁ？と話してたのですが駐車場に到着したらやっぱり「あの人ら遅いな」と思ってた様です（笑） でも何事もなく無事に下山出来て何よりです。 今回は前日の雨と週初めと言う事で、みことやのお母さんの話では僕らを含めて登山者は3グループだけだった様です。 ソロの方と4人グループと方達と途中で会いましたが山頂でカップルが1組登って来たのですが軽装で登ってる最中は後ろから登って来る人が見えなかったのであのカップルはどこから登って来たのでしょうか？ ドライブウェイは閉鎖と聞いていたので不思議に思います。 滋賀最高峰の伊吹山、登りはひたすら登る、下りはひたすら下るの体力勝負の山ですがずっと景色を見ながらの山行は関西ではここしか無いでしょうね。 百名山の名の通り素晴らしい山でした。