滋賀のお山の秋の花~鈴鹿、比良、伊吹の花

2023.11.17(金) 日帰り

活動詳細

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 登山のレポではございません。鈴鹿、比良、伊吹など、滋賀県の山で出会った花特集です。今回は秋の花編です。山道を歩いていたら比較的、よく会う花を中心に五十音順に並べました。「植物写真集」の第一弾です。滋賀以外で撮った写真もそこそこありますが、基本滋賀で見られる花たちです。2023.11、増補改訂いたしました。  秋の花は、春や夏に比べたら少し小さくて地味な花が多いかもしれませんが、よく見ると、なかなか素晴らしい花もたくさん咲きます。特に、シソ科とタデ科は秋の主役。また、アザミとトリカブトも秋を代表する花ですが、どちらも地域による違いがあって、分類の難しいグループです。これらもできるだけ取り上げました。魅力いっぱいのハグマの仲間も3種入っています。 より詳しくは、「ヤマノボラーの山のページ/野の花、山の花」http://minaphm.starfree.jp/nonohana/index.html をご覧ください。 2018.11、初版 2023.11、増補改訂版

 アキギリ(シソ科アキギリ属)名前のキリは、桐の花に形が似ているからだそうです。葉の縁には鋭い鋸歯が目立ちます。2011.10.29、伊吹山地、横山岳にて
アキギリ(シソ科アキギリ属)名前のキリは、桐の花に形が似ているからだそうです。葉の縁には鋭い鋸歯が目立ちます。2011.10.29、伊吹山地、横山岳にて
 アキチョウジ(シソ科ヤマハッカ属)秋、目に染みるほど鮮やかな青紫の小さな花を付けます。一つの花穂では花がほぼ同じ方向を向いて咲くのが特徴です。2006.10.14、比良・明王谷にて
アキチョウジ(シソ科ヤマハッカ属)秋、目に染みるほど鮮やかな青紫の小さな花を付けます。一つの花穂では花がほぼ同じ方向を向いて咲くのが特徴です。2006.10.14、比良・明王谷にて
 アキノウナギツカミ(タデ科タデ属)ミゾソバやママコノシリヌグイに似ていますが、葉が細長く披針形で基部はやじり形となり、茎を抱くので見わけることができます。花は白かピンクです。茎には細かい刺があり、確かに鰻でも掴めそうです。2019.9.29、台高山脈・赤ゾレ山にて
アキノウナギツカミ(タデ科タデ属)ミゾソバやママコノシリヌグイに似ていますが、葉が細長く披針形で基部はやじり形となり、茎を抱くので見わけることができます。花は白かピンクです。茎には細かい刺があり、確かに鰻でも掴めそうです。2019.9.29、台高山脈・赤ゾレ山にて
 アキノキリンソウ(キク科アキノキリンソウ属)晩夏から秋に咲く黄色いキク科の花の一つです。葉はキクの葉とずいぶん違い、単純な形状で、ゴマナの葉と似ています。高山に咲くミヤマアキノキリンソウと違い、花序が縦長につくのが特徴です。2004.9.20、比良山、権現山山頂にて
アキノキリンソウ(キク科アキノキリンソウ属)晩夏から秋に咲く黄色いキク科の花の一つです。葉はキクの葉とずいぶん違い、単純な形状で、ゴマナの葉と似ています。高山に咲くミヤマアキノキリンソウと違い、花序が縦長につくのが特徴です。2004.9.20、比良山、権現山山頂にて
 アキノタムラソウ(シソ科アキギリ属)秋の名前がついていますが、夏にはもう咲いています。シソ科特有の花の形、てっぺんに二本の角のような突起と、多くの白い毛。なかなかおもしろい花です。タムラソウとは、全く無関係です。2010.8.1、伊吹山系・五色の滝にて
アキノタムラソウ(シソ科アキギリ属)秋の名前がついていますが、夏にはもう咲いています。シソ科特有の花の形、てっぺんに二本の角のような突起と、多くの白い毛。なかなかおもしろい花です。タムラソウとは、全く無関係です。2010.8.1、伊吹山系・五色の滝にて
 アキノノゲシ(キク科アキノノゲシ属)秋に咲くノゲシです。淡いクリーム色の花がてっぺんにたくさん咲きます。花芯はやや濃い黄色です。2005.9.19、伊吹山三合目にて
アキノノゲシ(キク科アキノノゲシ属)秋に咲くノゲシです。淡いクリーム色の花がてっぺんにたくさん咲きます。花芯はやや濃い黄色です。2005.9.19、伊吹山三合目にて
 アケボノソウ(リンドウ科センブリ属)綺麗な星形の花で、花弁先端部の小さな黒い点と、基部の大きな緑の二つの点がよく目立ちます。5弁花が標準ですが、まれに4弁花も。2005.9.17、鈴鹿山脈・朝明渓谷にて
アケボノソウ(リンドウ科センブリ属)綺麗な星形の花で、花弁先端部の小さな黒い点と、基部の大きな緑の二つの点がよく目立ちます。5弁花が標準ですが、まれに4弁花も。2005.9.17、鈴鹿山脈・朝明渓谷にて
 イタドリ(タデ科タデ属)春にタケノコのように芽吹くちょっと酸っぱい芽が、夏の終わりに木のように成長し、白くて細かい花を付けます。2016.9.3、湖南アルプス・笹間ヶ岳にて
イタドリ(タデ科タデ属)春にタケノコのように芽吹くちょっと酸っぱい芽が、夏の終わりに木のように成長し、白くて細かい花を付けます。2016.9.3、湖南アルプス・笹間ヶ岳にて
 イヌコウジュ(シソ科イヌコウジュ属)秋、道端に咲く小さなピンクの花です。シソ科独特の花形です。花の跡に残る赤褐色の萼片も上下に分かれ、先端が尖っています。2006.10.14、比良・明王谷にて
イヌコウジュ(シソ科イヌコウジュ属)秋、道端に咲く小さなピンクの花です。シソ科独特の花形です。花の跡に残る赤褐色の萼片も上下に分かれ、先端が尖っています。2006.10.14、比良・明王谷にて
 イヌタデ(タデ科タデ属)秋の道端や山上の草原でよく見られます。ピンク色が濃く、花一つ一つは米粒のような形で、赤まんまと呼ばれる所以です。2013.10.6、鈴鹿山脈・清水ノ頭の山頂付近にて
イヌタデ(タデ科タデ属)秋の道端や山上の草原でよく見られます。ピンク色が濃く、花一つ一つは米粒のような形で、赤まんまと呼ばれる所以です。2013.10.6、鈴鹿山脈・清水ノ頭の山頂付近にて
 イヌホオズキ(ナス科ナス属)白い星形の花が咲き、黒い実がなります。近縁のアメリカイヌホオズキは、実の光沢がより強く、花が少し小さいようです。2013.8.13、プランター植栽
イヌホオズキ(ナス科ナス属)白い星形の花が咲き、黒い実がなります。近縁のアメリカイヌホオズキは、実の光沢がより強く、花が少し小さいようです。2013.8.13、プランター植栽
 イブキアザミ(キク科アザミ属)夏の終わりから秋にかけて咲く伊吹山の固有種のアザミです。同じく固有種のコイブキアザミは山頂付近に多いのに対し、中腹に多く分布します。頭花もコイブキアザミほど多く密集せず、少しまばらな感じです。2016.9.10、伊吹山・三合目付近にて
イブキアザミ(キク科アザミ属)夏の終わりから秋にかけて咲く伊吹山の固有種のアザミです。同じく固有種のコイブキアザミは山頂付近に多いのに対し、中腹に多く分布します。頭花もコイブキアザミほど多く密集せず、少しまばらな感じです。2016.9.10、伊吹山・三合目付近にて
 イブキトリカブト(キンポウゲ科トリカブト属)伊吹山や、鈴鹿・霊仙山のトリカブトです。亜種が多く、御池岳周辺のものは、カワチブシと呼ばれ、京都北山や比良山周辺のものはキタヤマブシと呼ばれています。葉はカワチブシ、キタヤマブシに比べて切れ込みが浅いのが特徴です。2016.9.10、伊吹山・山頂付近にて
イブキトリカブト(キンポウゲ科トリカブト属)伊吹山や、鈴鹿・霊仙山のトリカブトです。亜種が多く、御池岳周辺のものは、カワチブシと呼ばれ、京都北山や比良山周辺のものはキタヤマブシと呼ばれています。葉はカワチブシ、キタヤマブシに比べて切れ込みが浅いのが特徴です。2016.9.10、伊吹山・山頂付近にて
 イブキレイジンソウ(キンポウゲ科トリカブト属)トリカブトの一種ですが、ほかのトリカブトとはずいぶん形が違います。レイジンは麗人ではなく、舞楽を奏でる伶人。花の形が伶人の帽子に似ているそうです。2005.9.19、伊吹山5合目にて
イブキレイジンソウ(キンポウゲ科トリカブト属)トリカブトの一種ですが、ほかのトリカブトとはずいぶん形が違います。レイジンは麗人ではなく、舞楽を奏でる伶人。花の形が伶人の帽子に似ているそうです。2005.9.19、伊吹山5合目にて
 イワタバコ(イワタバコ科イワタバコ属)芯にあるオレンジの模様がきれいです。名前の由来となっているタバコのような葉も写っています。2006.8.15、比良山系・汁谷にて
イワタバコ(イワタバコ科イワタバコ属)芯にあるオレンジの模様がきれいです。名前の由来となっているタバコのような葉も写っています。2006.8.15、比良山系・汁谷にて
 ウメバチソウ(ニシキギ科ウメバチソウ属)日当たりのよい山地で初秋の頃(8~10月)に咲くかわいらしい花です。まつ毛のような仮雄しべが一個に対して15~22本で、高山型のコウメバチソウ(7~9本)より多いのが特徴です。2016.10.2、比良山系、八雲ヶ原にて
ウメバチソウ(ニシキギ科ウメバチソウ属)日当たりのよい山地で初秋の頃(8~10月)に咲くかわいらしい花です。まつ毛のような仮雄しべが一個に対して15~22本で、高山型のコウメバチソウ(7~9本)より多いのが特徴です。2016.10.2、比良山系、八雲ヶ原にて
 オオイヌタデ(タデ科タデ属)花は白~ピンク、托葉鞘は無毛で、節が赤くなることが多いようです。花序の下部に長い毛があるイヌタデと見分けられます。2012.9.21、彦根市石寺で
オオイヌタデ(タデ科タデ属)花は白~ピンク、托葉鞘は無毛で、節が赤くなることが多いようです。花序の下部に長い毛があるイヌタデと見分けられます。2012.9.21、彦根市石寺で
 オトギリソウ(オトギリソウ科オトギリソウ属)夏から初秋にかけて、登山道などで黄色い花が目立つオトギリソウ。漢字で書くと弟切草という物騒なものです。2017.9.3、比良山系、ホッケ山にて
オトギリソウ(オトギリソウ科オトギリソウ属)夏から初秋にかけて、登山道などで黄色い花が目立つオトギリソウ。漢字で書くと弟切草という物騒なものです。2017.9.3、比良山系、ホッケ山にて
 オトコエシ(オミナエシ科オミナエシ属)黄色いオミナエシに対して白いオトコエシ。でも、よく見るとなかなかきれいな花です。2005.9.19、伊吹山三合目にて
オトコエシ(オミナエシ科オミナエシ属)黄色いオミナエシに対して白いオトコエシ。でも、よく見るとなかなかきれいな花です。2005.9.19、伊吹山三合目にて
 オミナエシ(オミナエシ科オミナエシ属)秋を代表する花ですが、この花は8月の初めに咲いていました。キアゲハがとまって蜜を吸っています。2010.8.1、米原市、山室にて
オミナエシ(オミナエシ科オミナエシ属)秋を代表する花ですが、この花は8月の初めに咲いていました。キアゲハがとまって蜜を吸っています。2010.8.1、米原市、山室にて
 カシワバハグマ(キク科コウヤボウキ属)「ハグマ」は、「白熊」と書き、仏具の一つだそうです。秋の林の下草で、葉がカシワに似ているのでこの名があります。2004.9.20、比良山系、霊仙山の林で
カシワバハグマ(キク科コウヤボウキ属)「ハグマ」は、「白熊」と書き、仏具の一つだそうです。秋の林の下草で、葉がカシワに似ているのでこの名があります。2004.9.20、比良山系、霊仙山の林で
 カワチブシ(キンポウゲ科トリカブト属)トリカブトの一つです。御池岳、藤原岳以南の鈴鹿のものは、カワチブシが多いようです。おしべや花柄は無毛です。葉の切れ込みも大きいほう、これが特徴です。上のイブキトリカブトと、切れ込みが明らかに違いますね。ブシ=ぶす=付子でトリカブトの根から取れる猛毒からきています。2011.9.24、、鈴鹿山脈・雨乞岳登山道のクラ谷にて
カワチブシ(キンポウゲ科トリカブト属)トリカブトの一つです。御池岳、藤原岳以南の鈴鹿のものは、カワチブシが多いようです。おしべや花柄は無毛です。葉の切れ込みも大きいほう、これが特徴です。上のイブキトリカブトと、切れ込みが明らかに違いますね。ブシ=ぶす=付子でトリカブトの根から取れる猛毒からきています。2011.9.24、、鈴鹿山脈・雨乞岳登山道のクラ谷にて
 キタヤマブシ(キンポウゲ科トリカブト属)トリカブトの一種で、京都北山から名付けられたキタヤマブシは、比良山系などに分布します。特徴としては、雄蕊は無毛、葉は深く裂け、鋸歯がある、よく斜めに倒れるなどが挙げられるようです。2016.10.10、湖北武奈ヶ嶽にて
キタヤマブシ(キンポウゲ科トリカブト属)トリカブトの一種で、京都北山から名付けられたキタヤマブシは、比良山系などに分布します。特徴としては、雄蕊は無毛、葉は深く裂け、鋸歯がある、よく斜めに倒れるなどが挙げられるようです。2016.10.10、湖北武奈ヶ嶽にて
 キッコウハグマ(キク科モミジハグマ属)モミジハグマと同じ、「ハグマ=白熊」の仲間です。葉が、亀の甲に似ているため、キッコウと呼ばれています。綿向山の水無登山道の林道クロスから少し上の斜面で、出会うことができます。2016.10.23、鈴鹿山脈、水無山の尾根にて
キッコウハグマ(キク科モミジハグマ属)モミジハグマと同じ、「ハグマ=白熊」の仲間です。葉が、亀の甲に似ているため、キッコウと呼ばれています。綿向山の水無登山道の林道クロスから少し上の斜面で、出会うことができます。2016.10.23、鈴鹿山脈、水無山の尾根にて
 キツネノマゴ(キツネノマゴ科キツネノマゴ属)ピンクの小さな花です。よく道端に咲いています。花の形からシソ科かな?と思っていましたが、調べてみると、キツネノマゴ科キツネノマゴ属キツネノマゴでした。下唇の模様が独特ですね。2012.10.27、湖南市、阿星山にて
キツネノマゴ(キツネノマゴ科キツネノマゴ属)ピンクの小さな花です。よく道端に咲いています。花の形からシソ科かな?と思っていましたが、調べてみると、キツネノマゴ科キツネノマゴ属キツネノマゴでした。下唇の模様が独特ですね。2012.10.27、湖南市、阿星山にて
 キンミズヒキ (バラ科キンミズヒキ属)山の道端で晩夏~秋に見かける黄色い花です。小さな花は5枚の花弁を持っています。下から順に咲いていきます。2016.9.10、伊吹山・2合目にて
キンミズヒキ (バラ科キンミズヒキ属)山の道端で晩夏~秋に見かける黄色い花です。小さな花は5枚の花弁を持っています。下から順に咲いていきます。2016.9.10、伊吹山・2合目にて
 クサギ(クマツヅラ科クサギ属)晩夏から初秋にかけて、白くて香りの強い花が咲きます。漢字はちょっとかわいそうですが、「臭木」があてられています。2009.8.15、鈴鹿山脈北部・霊仙山の梓河内道にて
クサギ(クマツヅラ科クサギ属)晩夏から初秋にかけて、白くて香りの強い花が咲きます。漢字はちょっとかわいそうですが、「臭木」があてられています。2009.8.15、鈴鹿山脈北部・霊仙山の梓河内道にて
 ゲンノショウコ(フウロソウ科フウロソウ属)濃いピンクから、ほとんど白のものまで、いろいろとバリエーションに富んでいます。夏~初秋にかけて、フウロの中でももっともあちこちに咲いている花です。煎じて飲む腹痛の薬として知られているそうです。2017.9.30、伊吹山・1~2合目にて
ゲンノショウコ(フウロソウ科フウロソウ属)濃いピンクから、ほとんど白のものまで、いろいろとバリエーションに富んでいます。夏~初秋にかけて、フウロの中でももっともあちこちに咲いている花です。煎じて飲む腹痛の薬として知られているそうです。2017.9.30、伊吹山・1~2合目にて
 コイブキアザミ(キク科アザミ属)先ほどのイブキアザミと同様に伊吹山の固有種です。ヒメアザミの変種で、薄紫の花をいっぱいつけるのが特徴です。山頂付近に多く咲きます。2016.9.10、伊吹山・山頂付近にて
コイブキアザミ(キク科アザミ属)先ほどのイブキアザミと同様に伊吹山の固有種です。ヒメアザミの変種で、薄紫の花をいっぱいつけるのが特徴です。山頂付近に多く咲きます。2016.9.10、伊吹山・山頂付近にて
 コウヤボウキ(キク科コウヤボウキ属)秋に咲くハグマの近縁種です。くるりと先の曲がった筒状花とまっすぐな棒状の部分が特徴的です。葉は卵型。2002.10.14、東近江市・箕作山にて
コウヤボウキ(キク科コウヤボウキ属)秋に咲くハグマの近縁種です。くるりと先の曲がった筒状花とまっすぐな棒状の部分が特徴的です。葉は卵型。2002.10.14、東近江市・箕作山にて
 ゴマナ(キク科シオン属)秋に咲く野菊の仲間はけっこうたくさんあります。ゴマナもその一つ。小さな花をひじょうにたくさん付けるのが特徴です。葉は長楕円形で長さ13~19センチ程度、粗い鋸歯があります。2016.9.10、伊吹山山頂部で
ゴマナ(キク科シオン属)秋に咲く野菊の仲間はけっこうたくさんあります。ゴマナもその一つ。小さな花をひじょうにたくさん付けるのが特徴です。葉は長楕円形で長さ13~19センチ程度、粗い鋸歯があります。2016.9.10、伊吹山山頂部で
 サギソウ(ラン科ミズトンボ属)日当りのよい湿原に生えるラン科の植物です。その姿は本当に白鷺のようです。花の下には、唇弁が長く垂れ下がっています。滋賀では、湖南アルプスや湖北の湿原で見られます。2016.9.3、湖南アルプスにて
サギソウ(ラン科ミズトンボ属)日当りのよい湿原に生えるラン科の植物です。その姿は本当に白鷺のようです。花の下には、唇弁が長く垂れ下がっています。滋賀では、湖南アルプスや湖北の湿原で見られます。2016.9.3、湖南アルプスにて
 サクラタデ(タデ科タデ属)花は大きく桜の色です。水辺や湿地を好みます。2016.10.1、京都市、京都水族館にて(植栽)
サクラタデ(タデ科タデ属)花は大きく桜の色です。水辺や湿地を好みます。2016.10.1、京都市、京都水族館にて(植栽)
 サラシナショウマ(キンポウゲ科サラシナショウマ属)亜高山でよく見かける花ですが、伊吹山や比良山系でも出会えます。2006.10.14、比良・白滝谷にて
サラシナショウマ(キンポウゲ科サラシナショウマ属)亜高山でよく見かける花ですが、伊吹山や比良山系でも出会えます。2006.10.14、比良・白滝谷にて
 シコクママコナ(ゴマノハグサ科ママコナ属)よく見るとなかなか愛嬌のある形をしています。秋口の登山道で時折咲いています。ママコナと違い、花序の苞に長い毛がありません。でも、ミヤマママコナのように全く鋸歯がないわけではなく、多少ギザギザしています。 2017.9.3、比良山系、霊仙山にて
シコクママコナ(ゴマノハグサ科ママコナ属)よく見るとなかなか愛嬌のある形をしています。秋口の登山道で時折咲いています。ママコナと違い、花序の苞に長い毛がありません。でも、ミヤマママコナのように全く鋸歯がないわけではなく、多少ギザギザしています。 2017.9.3、比良山系、霊仙山にて
 シラネセンキュウ(セリ科シシウド属)秋に咲くシシウド属の花です。スズカゼリとも呼ばれます。花期は9~11月。2019.9.29、奈良県東吉野村、大又林道にて
シラネセンキュウ(セリ科シシウド属)秋に咲くシシウド属の花です。スズカゼリとも呼ばれます。花期は9~11月。2019.9.29、奈良県東吉野村、大又林道にて
 シロヨメナ(キク科シオン属)秋に咲くキクの仲間の一つ。花びらがぎこちなく並ぶのが特徴です。葉っぱの先は尖ります。ゴマナに似ていますが、葉に毛がすくなく、やわらかいイメージ。花は少し大きいようです。2004.9.20、比良山系、権現山にて
シロヨメナ(キク科シオン属)秋に咲くキクの仲間の一つ。花びらがぎこちなく並ぶのが特徴です。葉っぱの先は尖ります。ゴマナに似ていますが、葉に毛がすくなく、やわらかいイメージ。花は少し大きいようです。2004.9.20、比良山系、権現山にて
 ジンジソウ(ユキノシタ科ユキノシタ属)「人」文字に似ているからついた人字草。よく似た花に、ダイモンジソウがあります。2018.10.13、伊吹山地・横山岳にて
ジンジソウ(ユキノシタ科ユキノシタ属)「人」文字に似ているからついた人字草。よく似た花に、ダイモンジソウがあります。2018.10.13、伊吹山地・横山岳にて
 スズカアザミ(キク科アザミ属)滋賀県東部から東海地方にかけてよく見られる秋のアザミです。花は直立か、斜め上向き。総苞は筒状で、総苞片の列数は6列。2013.10.6、鈴鹿山脈・野洲川ダム・深山橋にて
スズカアザミ(キク科アザミ属)滋賀県東部から東海地方にかけてよく見られる秋のアザミです。花は直立か、斜め上向き。総苞は筒状で、総苞片の列数は6列。2013.10.6、鈴鹿山脈・野洲川ダム・深山橋にて
 セイタカアワダチソウ(キク科アキノキリンソウ属)雑草の代表で嫌われものですが、意外なほど美しい花でもあります。北アメリカ原産。2018.10.13、伊吹山地・横山岳、夜這橋にて
セイタカアワダチソウ(キク科アキノキリンソウ属)雑草の代表で嫌われものですが、意外なほど美しい花でもあります。北アメリカ原産。2018.10.13、伊吹山地・横山岳、夜這橋にて
 センブリ(リンドウ科センブリ属)古くから漢方(胃腸)薬として有名なセンブリですが、最近は見かけることが減ったそうです。可憐で、凛々しく、素晴らしい花だと思います。2013.10.6、鈴鹿山脈・南雨乞岳にて
センブリ(リンドウ科センブリ属)古くから漢方(胃腸)薬として有名なセンブリですが、最近は見かけることが減ったそうです。可憐で、凛々しく、素晴らしい花だと思います。2013.10.6、鈴鹿山脈・南雨乞岳にて
 ダイモンジソウ(ユキノシタ科ユキノシタ属)5個の花弁のうちの下二本が長く、大文字に似ているからついた名前です。川の石の上など、飛沫がかかるところが好きです。2006.10.14、比良・白髭淵にて
ダイモンジソウ(ユキノシタ科ユキノシタ属)5個の花弁のうちの下二本が長く、大文字に似ているからついた名前です。川の石の上など、飛沫がかかるところが好きです。2006.10.14、比良・白髭淵にて
 タムラソウ(キク科タムラソウ属)日当たりの良い山地に咲く、アザミにそっくりな花。でも、アザミ属ではありません。葉には全く棘がなく、やわらかく、縁には鋸歯があります。総苞もうろこ状の模様はありますが、総苞片は反り返らず、滑らかな感じです。2019.10.20、和歌山県紀美野町、生石高原にて
タムラソウ(キク科タムラソウ属)日当たりの良い山地に咲く、アザミにそっくりな花。でも、アザミ属ではありません。葉には全く棘がなく、やわらかく、縁には鋸歯があります。総苞もうろこ状の模様はありますが、総苞片は反り返らず、滑らかな感じです。2019.10.20、和歌山県紀美野町、生石高原にて
 ツリガネニンジン(キキョウ科ツリガネニンジン属)釣り鐘のような薄紫の小さな花です。根が人参のように太いそうです。花柱は大きく飛び出し、開花初期は棍棒状ですがそのうちに三裂します。萼片は針状で少しそり返ります。2017.9.30、伊吹山・山頂部にて
ツリガネニンジン(キキョウ科ツリガネニンジン属)釣り鐘のような薄紫の小さな花です。根が人参のように太いそうです。花柱は大きく飛び出し、開花初期は棍棒状ですがそのうちに三裂します。萼片は針状で少しそり返ります。2017.9.30、伊吹山・山頂部にて
 ツリフネソウ(ツリフネソウ科ツリフネソウ属)細い枝からつり下がったおもしろい花です。後端がくるりと輪を描くのもユニークです。夏から初秋にかけて咲きます。2018.10.13、伊吹山地・横山岳にて
ツリフネソウ(ツリフネソウ科ツリフネソウ属)細い枝からつり下がったおもしろい花です。後端がくるりと輪を描くのもユニークです。夏から初秋にかけて咲きます。2018.10.13、伊吹山地・横山岳にて
 ツルニンジン(キキョウ科ツルニンジン属)晩夏~初秋に咲く蔓性・鐘型の特徴的な形の花です。根が朝鮮人参のように太いのでニンジンの名がついたそうです。斑点からジイソブ(爺さんのソバカス)とも呼ばれます。2010.8.16、伊吹山地・金糞岳、標高約1200mの林で
ツルニンジン(キキョウ科ツルニンジン属)晩夏~初秋に咲く蔓性・鐘型の特徴的な形の花です。根が朝鮮人参のように太いのでニンジンの名がついたそうです。斑点からジイソブ(爺さんのソバカス)とも呼ばれます。2010.8.16、伊吹山地・金糞岳、標高約1200mの林で
 ツルボ(ユリ科ツルボ属)葉がほとんど目立たず、花だけが地中から生えているような印象でした。下から順番に咲いています。2010.10.2、栗東市金勝山で
ツルボ(ユリ科ツルボ属)葉がほとんど目立たず、花だけが地中から生えているような印象でした。下から順番に咲いています。2010.10.2、栗東市金勝山で
 ツルリンドウ(リンドウ科ツルリンドウ属)花は、うすい紫色で、秋の薮にひっそりと咲きます。つる植物で、ほかの木の枝などに絡んでいます。2010.8.16、伊吹山地・金糞岳にて
ツルリンドウ(リンドウ科ツルリンドウ属)花は、うすい紫色で、秋の薮にひっそりと咲きます。つる植物で、ほかの木の枝などに絡んでいます。2010.8.16、伊吹山地・金糞岳にて
 テンニンソウ(シソ科テンニンソウ属)秋にちょっと薄暗い林の中や草原で咲きます。ミカエリソウを白くしたような花です。なお、伊吹山では葉の裏面中央の葉脈に開出毛があるフジテンニンソウがよく見られます。2013.10.6、鈴鹿山脈・清水頭・山頂南の草原で
テンニンソウ(シソ科テンニンソウ属)秋にちょっと薄暗い林の中や草原で咲きます。ミカエリソウを白くしたような花です。なお、伊吹山では葉の裏面中央の葉脈に開出毛があるフジテンニンソウがよく見られます。2013.10.6、鈴鹿山脈・清水頭・山頂南の草原で
 ナギナタコウジュ(シソ科ナギナタコウジュ属)花が片側だけに付きます。秋に林の道端でよく見かける花です。2013.10.6、鈴鹿山脈、清水頭・山頂南の草原で
ナギナタコウジュ(シソ科ナギナタコウジュ属)花が片側だけに付きます。秋に林の道端でよく見かける花です。2013.10.6、鈴鹿山脈、清水頭・山頂南の草原で
 ナンテンハギ(マメ科ソラマメ属)花がハギに似ていますがハギ属ではなくソラマメ属です。そのうえ葉がナンテンに似ているのでこの名があります。2016.9.10、伊吹山・1~2合目にて
ナンテンハギ(マメ科ソラマメ属)花がハギに似ていますがハギ属ではなくソラマメ属です。そのうえ葉がナンテンに似ているのでこの名があります。2016.9.10、伊吹山・1~2合目にて
 ノコンギク(キク科シオン属)秋の野山に咲くキクです。シオンほど紫が濃くなく、わずかに紫がかった程度から、けっこう色の濃い花のものまであります。2016.10.23、鈴鹿山脈・水無山の尾根にて
ノコンギク(キク科シオン属)秋の野山に咲くキクです。シオンほど紫が濃くなく、わずかに紫がかった程度から、けっこう色の濃い花のものまであります。2016.10.23、鈴鹿山脈・水無山の尾根にて
 ハナタデ(タデ科イヌタデ属)イヌタデより、花がまばらで、葉は先が急に細くなり、とがります。葉の中央部に黒っぽい斑紋があるものが多いようです。 2018.10.13、伊吹山地・横山岳にて
ハナタデ(タデ科イヌタデ属)イヌタデより、花がまばらで、葉は先が急に細くなり、とがります。葉の中央部に黒っぽい斑紋があるものが多いようです。 2018.10.13、伊吹山地・横山岳にて
 ヒヨドリバナ(キク科フジバカマ属)道端などで秋の、ヒヨドリが鳴くころに咲く花です。ヨツバヒヨドリのように花はピンクがからず真っ白です。2010.10.2、栗東市金勝山にて
ヒヨドリバナ(キク科フジバカマ属)道端などで秋の、ヒヨドリが鳴くころに咲く花です。ヨツバヒヨドリのように花はピンクがからず真っ白です。2010.10.2、栗東市金勝山にて
 ヘクソカズラ(アカネ科ヘクソカズラ属)なんとも気の毒な名前です。葉や茎をもむとくさいからということですが、ぼくはそんな嫌なにおいには感じませんが・・・・。花の感じから「ヤイトバナ」や、「サオトメバナ」という異名もあるそうです。2003.7.21、金勝アルプス・金勝山で
ヘクソカズラ(アカネ科ヘクソカズラ属)なんとも気の毒な名前です。葉や茎をもむとくさいからということですが、ぼくはそんな嫌なにおいには感じませんが・・・・。花の感じから「ヤイトバナ」や、「サオトメバナ」という異名もあるそうです。2003.7.21、金勝アルプス・金勝山で
 ベニバナボロギク(キク科ベニバナボロギク属)ボロギクの仲間は、筒状花のみで花ができています。いわゆる花弁のない菊。 2017.9.3、比良山系、霊仙山にて
ベニバナボロギク(キク科ベニバナボロギク属)ボロギクの仲間は、筒状花のみで花ができています。いわゆる花弁のない菊。 2017.9.3、比良山系、霊仙山にて
 ホツツジ(ツツジ科ホツツジ属)ツツジ類としては珍しく8~10月に咲きます。高山にはミヤマホツツジが生えますが、雌しべが大きく上を向きます。それに対してこちらはほぼまっすぐか、少しだけ上を向く程度です。2018.10.13、伊吹山地・横山岳にて
ホツツジ(ツツジ科ホツツジ属)ツツジ類としては珍しく8~10月に咲きます。高山にはミヤマホツツジが生えますが、雌しべが大きく上を向きます。それに対してこちらはほぼまっすぐか、少しだけ上を向く程度です。2018.10.13、伊吹山地・横山岳にて
 マツカゼソウ(ミカン科マツカゼソウ属)秋、道端やちょっと薄暗い林の中のに咲きます。花は小さく目立ちませんが、上品です。なんと、みかんの仲間。2016.10.2、比良山系、イン谷口にて
マツカゼソウ(ミカン科マツカゼソウ属)秋、道端やちょっと薄暗い林の中のに咲きます。花は小さく目立ちませんが、上品です。なんと、みかんの仲間。2016.10.2、比良山系、イン谷口にて
 ママコノシリヌグイ(タデ科タデ属)葉が細長く三角形で、茎、葉の裏面脈上には細かい刺があります。継母が継子をいじめるのにこれで子供の尻をふいたというのがこの恐ろしい名前の由来です。でも、花はたいへんかわいらしく、気の毒な名前です。2020.9.20、奈良県明日香村稲渕にて
ママコノシリヌグイ(タデ科タデ属)葉が細長く三角形で、茎、葉の裏面脈上には細かい刺があります。継母が継子をいじめるのにこれで子供の尻をふいたというのがこの恐ろしい名前の由来です。でも、花はたいへんかわいらしく、気の毒な名前です。2020.9.20、奈良県明日香村稲渕にて
 マルバハギ(マメ科ハギ属)葉の先端が少しへこむので、ヤマハギと区別できます。また、花序が短く、茎近くに花が重なって付く傾向があります。2002.10.14、東近江市・箕作山にて
マルバハギ(マメ科ハギ属)葉の先端が少しへこむので、ヤマハギと区別できます。また、花序が短く、茎近くに花が重なって付く傾向があります。2002.10.14、東近江市・箕作山にて
 ミカエリソウ(シソ科テンニンソウ属)秋にちょっと薄暗い林の中の木漏れ日が入ってくるところに咲いていました。葉はおいしいらしく、よく虫食いの穴が開いています。ほかに色のない初秋の林の中では、確かに見返るような花です。よく似ていて赤くないのはテンニンソウ。2012.10.13、比叡山、延暦寺西塔にて
ミカエリソウ(シソ科テンニンソウ属)秋にちょっと薄暗い林の中の木漏れ日が入ってくるところに咲いていました。葉はおいしいらしく、よく虫食いの穴が開いています。ほかに色のない初秋の林の中では、確かに見返るような花です。よく似ていて赤くないのはテンニンソウ。2012.10.13、比叡山、延暦寺西塔にて
 ミズヒキ(タデ科タデ属)秋の道端でよく見かける赤い小さな花です。この花、裏から見ると白いので、水引にたとえられたそうです。2010.10.16、繖山にて
ミズヒキ(タデ科タデ属)秋の道端でよく見かける赤い小さな花です。この花、裏から見ると白いので、水引にたとえられたそうです。2010.10.16、繖山にて
 ミゾソバ(タデ科タデ属)秋、湿り気の多い場所に生える小さな花です。たくさん集まるとなかなかきれいです。2002.10.6、大津市堅田にて
ミゾソバ(タデ科タデ属)秋、湿り気の多い場所に生える小さな花です。たくさん集まるとなかなかきれいです。2002.10.6、大津市堅田にて
 ミツバフウロ(フウロソウ科フウロソウ属) フウロソウの一つで、比較的遅くに咲きます。葉が3深裂し、花柄に開出毛がないので、ゲンノショウコと見分けられます。2018.10.13、伊吹山地・横山岳にて
ミツバフウロ(フウロソウ科フウロソウ属) フウロソウの一つで、比較的遅くに咲きます。葉が3深裂し、花柄に開出毛がないので、ゲンノショウコと見分けられます。2018.10.13、伊吹山地・横山岳にて
 ミヤマアキノキリンソウ(キク科アキノキリンソウ属)アキノキリンソウは、縦長に花がつきますが、この花は明らかに、頂部に固まってついています。ミヤマの方でしょう。2017.9.30、伊吹山山頂部にて
ミヤマアキノキリンソウ(キク科アキノキリンソウ属)アキノキリンソウは、縦長に花がつきますが、この花は明らかに、頂部に固まってついています。ミヤマの方でしょう。2017.9.30、伊吹山山頂部にて
 メドハギ(マメ科ハギ属)ハギですが、ピンク主体ではなく、白とピンクの混じった独特の花色です。 2016.9.10、伊吹山・3合目にて
メドハギ(マメ科ハギ属)ハギですが、ピンク主体ではなく、白とピンクの混じった独特の花色です。 2016.9.10、伊吹山・3合目にて
 メハジキ(シソ科メハジキ属)花が咲いていないときは、シソ科とは思えないです。小さな花は。なかなか面白い顔をしています。2016.9.10、伊吹山・1~2合目にて
メハジキ(シソ科メハジキ属)花が咲いていないときは、シソ科とは思えないです。小さな花は。なかなか面白い顔をしています。2016.9.10、伊吹山・1~2合目にて
 モミジハグマ(キク科モミジハグマ属)カシワバ、キッコウに続き、第3のハグマはなかなかキュートな、モミジハグマです。葉がモミジに似ているからこの名前。2018.10.13、伊吹山地・横山岳にて
モミジハグマ(キク科モミジハグマ属)カシワバ、キッコウに続き、第3のハグマはなかなかキュートな、モミジハグマです。葉がモミジに似ているからこの名前。2018.10.13、伊吹山地・横山岳にて
 ヤクシソウ(キク科オニタビラコ属)秋にタビラコかニガナのような花の咲く、キク科の植物です。花が終わると、だらりと垂れるのも特徴です。2011.10.29、伊吹山地・横山岳の太鼓橋近くの林道で
ヤクシソウ(キク科オニタビラコ属)秋にタビラコかニガナのような花の咲く、キク科の植物です。花が終わると、だらりと垂れるのも特徴です。2011.10.29、伊吹山地・横山岳の太鼓橋近くの林道で
 ヤマジノホトトギス(ユリ科ホトトギス属)秋の花の一つですが、8月の中旬には咲き始めます。紫の斑点がきれいですが、気持ち悪いという人もいます。山のあまり日当たりの良くなさそうな林の中で見つかります。2017.9.3、比良山系、権現山にて
ヤマジノホトトギス(ユリ科ホトトギス属)秋の花の一つですが、8月の中旬には咲き始めます。紫の斑点がきれいですが、気持ち悪いという人もいます。山のあまり日当たりの良くなさそうな林の中で見つかります。2017.9.3、比良山系、権現山にて
 ヤマハギ(マメ科ハギ属)秋の代表的な花の一つです。でも、気の早いのは6月から咲いています。単純に、秋の花とは
いえないかもしれませんが、イメージはやっぱり秋。2012.6.30、野洲市、近江富士花緑公園にて
ヤマハギ(マメ科ハギ属)秋の代表的な花の一つです。でも、気の早いのは6月から咲いています。単純に、秋の花とは いえないかもしれませんが、イメージはやっぱり秋。2012.6.30、野洲市、近江富士花緑公園にて
 ヤマハッカ(シソ科ヤマハッカ属)秋に道端で見かけます。小さい花ですが、よく見ると下唇はくるりと巻いています。上唇は凹凸があり、全体でマウスの顔のような花型です。2017.9.30、伊吹山・四合目付近で
ヤマハッカ(シソ科ヤマハッカ属)秋に道端で見かけます。小さい花ですが、よく見ると下唇はくるりと巻いています。上唇は凹凸があり、全体でマウスの顔のような花型です。2017.9.30、伊吹山・四合目付近で
 ヤマボクチ(キク科ヤマボクチ属)西日本に分布するクモ毛の少ないホクチです。鈴鹿の山にも自生するようです。クモ毛の多いのはオヤマボクチ。葉の形にも違いがあり、ヤマボクチは、単純な卵形です。一方、オヤマボクチはハート型。2018.10.13、伊吹山地・横山岳にて
ヤマボクチ(キク科ヤマボクチ属)西日本に分布するクモ毛の少ないホクチです。鈴鹿の山にも自生するようです。クモ毛の多いのはオヤマボクチ。葉の形にも違いがあり、ヤマボクチは、単純な卵形です。一方、オヤマボクチはハート型。2018.10.13、伊吹山地・横山岳にて
 ヤマラッキョウ(ヒガンバナ科ネギ属)やや湿った草原などに生育するネギ属の多年草で、初秋にピンク色の細かい花をつけます。2017.9.30、伊吹山・山頂部.にて
ヤマラッキョウ(ヒガンバナ科ネギ属)やや湿った草原などに生育するネギ属の多年草で、初秋にピンク色の細かい花をつけます。2017.9.30、伊吹山・山頂部.にて
 ヨシノアザミ(キク科アザミ属)秋にやや下向きに花を付け、葉先に厳しい棘のあるアザミです。近くを歩くときには要注意。中国、近畿地方に広く分布します。関東に多いトネアザミに比べて花が小さく棘が短いそうです。2004.9.20、比良山系、ホッケ山にて
ヨシノアザミ(キク科アザミ属)秋にやや下向きに花を付け、葉先に厳しい棘のあるアザミです。近くを歩くときには要注意。中国、近畿地方に広く分布します。関東に多いトネアザミに比べて花が小さく棘が短いそうです。2004.9.20、比良山系、ホッケ山にて
 ヨツバヒヨドリ(キク科フジバカマ属)日の当たる明るい林の中にひっそりと花をつけていました。葉が4枚ずつ輪生するので、「ヨツバ」の名称がついたそうです。2003.7.20、鈴鹿・能登ヶ峰・500m付近の斜面で
ヨツバヒヨドリ(キク科フジバカマ属)日の当たる明るい林の中にひっそりと花をつけていました。葉が4枚ずつ輪生するので、「ヨツバ」の名称がついたそうです。2003.7.20、鈴鹿・能登ヶ峰・500m付近の斜面で
 ヨメナ(キク科ヨメナ属)秋に咲くキクの仲間の一つ。花は青紫色で、直径3cmほど。田んぼの畔など、やや湿ったところを好みます。2019.10.13、兵庫県丹波市氷上町にて
ヨメナ(キク科ヨメナ属)秋に咲くキクの仲間の一つ。花は青紫色で、直径3cmほど。田んぼの畔など、やや湿ったところを好みます。2019.10.13、兵庫県丹波市氷上町にて
 リュウノウギク(キク科シオン属)山地に咲くキクです。葉を揉むといい香りがします。リュウノウ(竜脳)は樟脳とよく似た香りの漢方薬だそうです。葉は、花を楽しむ菊とそっくり。2005.9.19、伊吹山・8合目付近で
リュウノウギク(キク科シオン属)山地に咲くキクです。葉を揉むといい香りがします。リュウノウ(竜脳)は樟脳とよく似た香りの漢方薬だそうです。葉は、花を楽しむ菊とそっくり。2005.9.19、伊吹山・8合目付近で
 リンドウ(リンドウ科リンドウ属)秋の花の代表、リンドウです。鈴鹿では春にもタテヤマリンドウなどが咲きますが、秋のこのリンドウの方がかなり大きな花です。花びらに斑点があります。2017.9.30、伊吹山・山頂部にて
リンドウ(リンドウ科リンドウ属)秋の花の代表、リンドウです。鈴鹿では春にもタテヤマリンドウなどが咲きますが、秋のこのリンドウの方がかなり大きな花です。花びらに斑点があります。2017.9.30、伊吹山・山頂部にて
 ワタムキアザミ(キク科アザミ属)頭をだらりと垂れる秋のアザミです。この写真だけからでは確実に判断できませんが、滋賀県東部から静岡県西部の山地に分布するワタムキアザミかも知れません。高さ50cm程度で頭花は少なく、長い柄の先に下向きにつくことなどが特徴です。2004.9.12、鈴鹿山脈、竜ヶ岳にて
ワタムキアザミ(キク科アザミ属)頭をだらりと垂れる秋のアザミです。この写真だけからでは確実に判断できませんが、滋賀県東部から静岡県西部の山地に分布するワタムキアザミかも知れません。高さ50cm程度で頭花は少なく、長い柄の先に下向きにつくことなどが特徴です。2004.9.12、鈴鹿山脈、竜ヶ岳にて
 ワレモコウ(バラ科ワレモコウ属)秋に咲く赤紫の花。花屋さんでも売られていることがあります。一つの花に見える部分は、たくさんの花が集まった穂です。なんとバラ科。2016.9.10、伊吹山・1~2合目にて
ワレモコウ(バラ科ワレモコウ属)秋に咲く赤紫の花。花屋さんでも売られていることがあります。一つの花に見える部分は、たくさんの花が集まった穂です。なんとバラ科。2016.9.10、伊吹山・1~2合目にて

活動の装備

  • ペンタックス(PENTAX)
    KX
  • ペンタックス(PENTAX)
    K-7
  • ペンタックス(PENTAX)
    K-3
  • ペンタックス(PENTAX)
    マクロレンズ,SMCペンタックス FA100mm F2.8 MACRO
  • ペンタックス(PENTAX)
    ズームレンズ,PENTAX DA 18-270mm F3.5-6.3ED SDM

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