活動データ
タイム
13:31
距離
13.9km
のぼり
1577m
くだり
1578m
チェックポイント
活動詳細
すべて見る【アクセス】 立山黒部アルペンルートはケーブルカーが補修中のため、立山駅から室堂まで高原バスで乗り換えなしで行けます。室堂行き始発便は8時40分、立山駅行き最終便は15時半です。 【天気】 1日目 快晴〜薄曇〜晴れ 2日目 吹雪〜晴れ〜曇り 【コース状況】 室堂〜雷鳥坂 柔らかい新雪はそこそこ深くて上りはスノーシューでないと厳しいです。途中からアイゼンを装着しました。 雷鳥坂〜別山 稜線上は雪は吹き飛ばされアイゼンではちょっと歩きづらく感じました。 室堂〜一ノ越 雪はまだ少なめでツボ足でも歩けそうでしたが、アイゼンで歩きました。 一ノ越〜雄山 雪は少なめで凍結やクラストは無く、アイゼンはかえって邪魔なくらいで、ツボ足でも登れそうでした。 【感想/記録】 暖冬予報が当たって立山に雪がなかなか積もりませんね。雪が少なくてスキー、スノボでの滑走は難しいため、11月にいち早く立山での初滑りを期待していたバックカントリーの方には残念。でもおかげで3連休は混みあうはずの雷鳥荘の宿泊予約が直前にとれました。皮肉な事に木曜日から3連休初日の金曜日はお天気が崩れて雪が降る予報。ようやく立山が白くなりそうですが、バックカントリーの方にはちょっと遅かったですね。土曜日からはお天気が回復する予報なので、白くなった立山へ1泊で行く事に。 ■1日目 活動時間:6時間12分 活動距離:6.77km 高低差:555m 累積標高上り/下り:677m/731m 消費カロリー:2033kcal 始発は8時40分なので立山駅には7時過ぎに到着。前日までお天気が悪かったためかいつもの駐車場はガラガラ。朝食を食べてチケット売り場に到着すると50人ほどの列ができていましたが、バックカントリーの方が多そうです。チケットは7時50分から販売開始。木曜日〜金曜日は結構雪が降って室堂平の積雪は30〜70cmほど。雪が深そうなので重いスノーシューを持っていきました。雪が少なければ立山三山を周回しようと思っていましたが、雪が増えると雪崩れが恐いし、ラッセルが大変そうなので、初日は別山を目標に行けそうな場所まで下見に。雪が予想以上に深かいと新雪雪崩の恐れがあるので、稜線には出ずに室堂平で雪遊びと雪山の撮影をする予定です。 室堂には9時半前にに到着。登山届を出してビーコンの準備をして10時頃に出発。今日のお天気は回復するはずで、外に出ると快晴でテンションが上がります。まずは今日宿泊予定の雷鳥荘に立ち寄り、不要な荷物をデポさせて頂きました。雷鳥沢野営場は結構テントがあってびっくり。水はありますがトイレはもう使えません。柔らかい新雪はブロックにして積み上げるのも大変なので、トイレを作るのも大変だと思いますが皆さんどうしているのでしょう。 小さな橋が架かっている称名川を渡って、トレースを追い雷鳥坂を登ります。無風なので暑くなりアウターを早速脱ぐ羽目に。ついでに重いスノーシューを履いたらザックが軽くなりました。長い雷鳥坂を登るのは大変で、軽い新雪はスノーシューでも滑って苦戦します。剱御前小舎で昼食にしたかったけども、とてもお昼までには間に合いそうにも無く途中で昼食。いつのまにか雲が優先になってきました。風が吹いて寒くなってきたのでまたアウターを着て出発。急斜面をトラバースする手前でスノーシューからアイゼンに換装し、スノーシューはデポして出発。トレースがあるので何とかアイゼンでも登れました。 剣御前小舎のある別山乗越に到着すると、剱岳にようやくお目にかかれました。でも風が吹き体温が奪われます。小屋の陰で厚手のグローブに交換し、ピットジップを閉めバラクラバを着用して出発。稜線上は雪が少なく岩が出ていて歩きづらい。頂上手前のピークに到着したのが13時半頃。頂上まで進むと帰りが遅くなりそうなので、残念ながらここでタイムアップ。また晴れ間が戻り見たかった白い剱岳、大日岳、室堂平、立山が青空の下に見えてここまで来れて良かった。 帰りは坂を下るのでサクサク降りてスノーシューを回収し、ドンドン標高を下げて雷鳥沢に到着。ここから登り返すのが大変です。雷鳥荘の前に到着したらちょうど陽が沈み出すところで、少し待っていると夕陽とほんのり赤く染まる立山や大日岳を撮影できました。この間はちょっと寒かったのですが、雷鳥荘の中に入ると暖かく快適。18時からの夕食まで時間があったので、温泉に浸かって暖かい談話室でビールを飲んで極楽でした。夕食もイカ刺しと昆布締めが出て山小屋では無く、もうここは旅館ですか。こんなのに慣れたらテント泊ができません(笑)。 ■2日目 活動時間:7時間21分 活動距離:7.03km 高低差:607m 累積標高上り/下り:691m/640m 消費カロリー: 2534kcal ご来光を見るために3時過ぎに起床。談話室にザックを持ち込んで、玄関にポットのお湯があったのでコーヒーをいれて簡単な朝食を食べました。荷物の整理をしてウェアを整えて4時20分頃に出発。外に出ると粉雪が舞っている、マジか。空は雲で覆われ立山連峰の頂きは雲に覆われています。晴れる事を期待して室堂ターミナルから一ノ越を目指します。今日は立山周回を考えていましたが、15時半のバスに乗り遅れると家に帰れなくなります。失敗すると泊まれる山小屋もなく遭難となるので、時間が気になってしまいます。 途中でみくりが池温泉の灯りが点いていたので、ここでアイゼンを装着。室堂山荘を過ぎると幸いトレースはありましたが、所々吹き溜まりで分かりづらい所も。祓堂を過ぎたらトレースが分からなくなり適当に歩いていたらルートを外し途中でようやく復帰。ちょっと登って6時15分頃に一ノ越に到着。でもガスって真っ白、稜線なので風が強く雪が飛んでくるので、山荘の影で避けようとしても良い場所が無い。仕方なくトイレの横で朝食を食べて、ピッケルを出しバラクラバとヘルメットを被り、グローブを交換。この間にはザックの中には容赦なく雪が入り込み、ヘルメットのあご紐の小さいバックルがはめられない。アウターグローブを結んでいる小さなバックルも外せないと、グローブをはめていると細かな作業ができません。 準備をしているとガスが少し晴れてご来光が拝めました。お天気が悪いので立山周回は諦め、雄山を今日の目標にして、ストックとスノーシューはデポして7時15分頃に出発。標高を上げるに従って風が強く吹き、気温も下がっていくようです。動いていると寒くはないのですが、ゴーグルのレンズが凍りつき視界が悪い。三ノ越に到着しても雄山神社の社務所がガスでよく見えない。岩場を登って8時20分頃に雄山山頂に到着しても、ガスって眺望はおろか峰本社さえも見えません。社務所で天候の回復を待ちましたが状況は変わらず、もう寒いので下山しました。 三ノ越に到着すると何と晴れてきました。雲が多いながらも北アルプスの山々が見える。しばらく迷いしたが体力、時間もあるので、こうなればもう一度雄山へアタック。でも雄山に到着しても青空が見えますが、強風で体が持っていかれそうになるのを堪えながら撮影します。雄山神社峰本社まで行くと強風で滑落するとシャレにならないのですぐに下山。 一ノ越にまで来ると風は少し穏やかに。でもお天気はまた曇りになってしまいました。早い昼食を食べて装備を整えて下山開始。一ノ越からはサクサクと下山できて、11時半過ぎに室堂ターミナルに到着。お天気は曇りで回復しそうにもなく、日曜日の方がお天気が良くなると思っていたのに残念。12時発の高原バスに乗って帰る頃に、また晴れて立山が見えてきました。今日は目まぐるしくお天気が変わる日でした。 【注意点や反省点】 ザックの重さは約13.5kg、カメラバッグは1.8kg、合計約15.3kg(水分は山専ボトル500ml)。アイゼン、ピッケル、スノーシューが加わると小屋泊なのに重い。 今まで前を通るだけの雷鳥荘、今回初めて宿泊しました。料金は1泊夕食付きで8,350円に入湯税150円が必要で、合計8,500円。モンベルの会員なら5%オフで8,090円。何とクレジットカードも使えます。部屋は上下2段に別れ8人部屋。普通の和室もありました。広い温泉、暖かい談話室、ウォッシュレット付きの水洗トイレがあって、WiFiも使えて、先週の冬季小屋と比べると快適過ぎて、まぁ極楽でした。部屋の中も暖かくせっかく持ってきたダウンの上下は不要でした。 22日の立山駅周辺はうっすらと雪が積もったようですが、23日にはもう溶けていました。 雷鳥坂などの斜面は所々岩やハイマツが出ており、滑走するのは大変そうでしたが、皆さん手慣れたもののようでした。 【Apple Watch等による計測結果】 ムーブ(安静時を越える推定エネルギー消費量 / kcal) 1,262 1,115 エクササイズ( 活発に活動した分数 / 分) 240 200 スタンド(1時間のうち1分以上身体を動かした時間 / 時間) 16 14 登った階数( 一階=約3mの高度を上昇 / 階) 156 128 ウォーキングの距離(km) 19.5 15.5 歩数(1日で歩いた歩数 / 歩) 24,666 19,900 心拍数 (1日で最低、最高の心拍数) 61〜121 61〜105 体重 63.3 -> 61.9
動画
活動の装備
- その他(Other)COCOHELI(ココヘリ)会員証
- パタゴニア(patagonia)M's Nano-Air Hoody
- オリンパス(OLYMPUS)M.ZUIKO DIGITAL ED 12-40mm F2.8 PRO
- オリンパス(OLYMPUS)OLYMPUSミラーレス一眼OM-DE-M1MarkIIボディー
- オークリー(Oakley)OAKLEYオークリーPRIZMプリズムサングラスRADARLOCKPATHレーダーロックパスOO9206-28009206-289206-28
- モンベル(mont-bell)ウインタートレッキンググローブ Men's
- ブラックダイヤモンド(Black Diamond)ミッドウェイト
- その他(Other)ウェザーテックオーバーミトンブラック239101
- マムート(MAMMUT)Expert Tour Glove Men
- その他(Other)ポーラーエクストリームDFパンツPWP13A0011(Men's)
- スント(SUUNTO)SUUNTO AMBIT3 PEAK
- その他(Other)iPhone8 スペースグレイ
- ブラックダイヤモンド(Black Diamond)ベノム アッズ
- マムート(MAMMUT)Skywalker2
- ビーシーエー(bca)TRACKER3(トラッカー3)3アンテナアバランチ ビーコン】
- モンベル(mont-bell)アルパインクルーザー 3000
- マムート(MAMMUT)Spindrift Guide45
- モンベル(mont-bell)LXF-12アイゼン
- その他(Other)ポールワーズ POLA EXTREAM DF ジャケット
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