活動データ
タイム
04:07
距離
13.0km
のぼり
744m
くだり
743m
活動詳細
すべて見る最近アルプスづいている。 連休最後の日、11のピークがあり、最大傾斜60度の岩尾根があるという「小野アルプス」(兵庫県小野市)へ出かけた。 ■登山口~アザメ峠 白雲谷温泉ゆぴかの駐車場に車を停めて出発。 高山~前山~愛宕山~安場山~アザメ峠へ。小刻みにアップダウンしながら、120~130mのピークを越えていきます。下りのロス感や登りのしんどさはなく、どんどん歩けます。 アザメ峠でいったん車道に出る。このときYAMAPルートを外れたが、車道を北に歩き元の道へ復帰した。 ■アザメ峠~惣山~紅山~福甸(ふくてん)峠 アンテナ山あたりから、南に広がる山と池、市街地、淡路島、大阪南部の山などが見える。 惣山(198.9m)は「小野富士」と呼ばれる小野アルプスの最高峰。 惣山を越えたあたりからハイライトの紅山が見えてくる。最大傾斜60度と聞いたけど、横から見ると45度ぐらい。最初は立ったまま登れるけど、2/3あたりから傾斜を増すので、岩に手を添えながら登った。 岩にへばりつくおばちゃんが「先に行って、でも落ちて巻き添えにしないでね」と言うから、「こっちがそれを心配してまんねん・」と笑うしかなかった。 登ってしまえばどうってことない。でもこの岩尾根があるから「怖いもの見たさ」でみんな来るんだ。 そのあと3つのピークを踏んで福甸峠へ。 ■福甸峠~来住(きし)集落~小野町駅付近~白雲谷温泉ゆぴか 福旬峠からは、ひたすら平地を歩いて登山口へ戻る。 車が走る一般道を歩いて、女池、男池(鴨池)の間を抜け、来住(きし)の集落へ。 播磨風土記に出てくる「伎須美野(きすみの)」が今の来住になった。北の西脇市に来住(きし)の姓が多いのは、秀吉が三木城を攻めたときに小野の一帯も焼き討ちにしたので、来住一族が四散したと、畑仕事の男性が教えてくれた。 来住の集落から前谷川沿いに東へどんどん歩いた。前谷川は、童謡「春の小川」を思い出させる、自然のままの川です。 鍬渓神社の鳥居あたりから山を切り開いた道に入る。市場駅近くの集落から山裾へルートを取り、そのまま白雲谷温泉ゆぴかへ。 登山開始時には10台ほどだった車は、温泉目当ての人で100台ぐらいに増えている。 せっかくだからと風呂へ。建物を低く抑えた配置、ゲート風のアプローチ、温泉内の動線など、よく考えられている。 ■帰路は観光 時間がたっぷりあるので一般道を北上し、先週登った三草山の麓にある朝光寺(加東市)に寄った。奈良時代に三草山に近くに建てられていた山岳密教の建物は、義経が三草山一帯で平家を討ったときに消失し、鎌倉初期に現在地に建てられたとか。市民ガイドさんの案内で本堂(国宝)、鐘楼(重要文化財)、多宝塔などを見せていただいた。 ■また行きます 11の低いピークのアップダウン、ちょっとスリリングな紅山の岩尾根、池や小川を眺めながらの里歩き・・縦走3時間、戻り1時間、計4時間のおすすめのハイキングコースです。千里の低山仲間とまた行きます。
動画
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