活動データ
タイム
04:29
距離
5.7km
のぼり
460m
くだり
502m
活動詳細
すべて見る2年前に買って放置していた12本も爪があるアイゼンと、最近買ったピッケルのデビュー戦・・・というか、ピッケルを雪に突き立てた写真を撮るために、今年5回目の立山登山をしてきました。 今まで軽アイゼンしかつけたことありませんでしたが、12本爪の方が歩きやすく、むしろ足が軽く感じられる不思議な感覚を覚えました。 ピッケルは、使わなくていい場面で無理に使った感じで、いつものWストックの方が歩きやすかったです。 そもそも、滑落防止の保険的な使い方をするものという認識なので、そういうものなのかな。 ○登山ルート 室堂→一ノ越→浄土山→一ノ越→室堂→ミクリガ池→室堂 ○危険個所、注意点 前日の晩に雪が降ったらしく、雪質はフワッフワで登山道から足を踏み外したら、ズボズボと沈みます。 ワカンやスノーシューの跡をトレースしましたが、それでもツボ足はなかなか免れられません。 本来の登山道は割と硬いです。 雪原歩行用装具を持っていない場合は、登山道を歩くのが良いと思います。 室堂から一ノ越までは、ノーアイゼン、ノーピッケルでラクに歩けました。Wストックは先端にスノーバスケットを付けました。 一ノ越から浄土山までは、ちょっと危険です。 軽アイゼンでは厳しいかも知れません。 この日は一ノ越から浄土山までの踏み跡がなく、私がガシガシ踏みつけて行きました。 浄土山の北側の斜面では、範囲は狭いものの一部凍結していました。 室堂から浄土山に登ることを考えれば簡単なルートだとは思います。 公共交通機関のダイヤに注意が必要です。 11月半ばからケーブルカーが工事中で利用できません。 その代わりの足として、立山駅から直通バスが運行されています(料金は室堂まで4310円。ケーブルカー利用時と同額) 始発8時40分、最終15時30分。 室堂着は9時50分。 立山で過ごせる時間は実質5時間半程度です。 ○装備 厳冬期用アウター、冬用Tシャツ、冬用登山ズボン、厳冬期用厚手靴下、冬山用グローブ、ニット帽、アイゼン(12本爪)、ピッケル、Wストック(スノーバスケット換装済み) ○コメント 雪のある立山がこんなにも楽しいものとは思いませんでした。 見るものすべてが新しく、雪の風紋、凍り付いた植物から伸びた氷、人の踏み跡がたくさんあるのに茶色く汚れないほど積もった雪、雪をかぶった3000m級の山々・・・ 11月30日までしか見られないのが残念です。
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