長崎平戸潜伏切支丹崇敬の山、安満岳と鯛の鼻の探訪

2018.11.30(金) 日帰り

チェックポイント

DAY 1
合計時間
2 時間 28
休憩時間
19
距離
5.1 km
のぼり / くだり
243 / 239 m
3
6
24
20
23

活動詳細

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今年、世界遺産に登録された潜伏切支丹が崇敬する安満岳に登ってきました。そしてその近くに鯛ノ鼻と地図に書かれた場所が気になり併せて探検して来ました。 安満岳は平戸島の最高峰で、長崎と天草の潜伏切支丹関連の世界遺産として登録されたなかのひとつに挙げられます。 現在道路など整備が進められているようですが道は狭く地元ひと以外にはアプローチが分かりづらいです。 また国土地理院地図で鯛ノ鼻と書かれた場所近くまで地図上では道路のような直線が引かれているので簡単に行けるかと思いましたが実際には藪が繁茂して進むのに苦労しました。いつの頃のものか分からない壊れたり埋まったりした塀のような石垣が鯛ノ鼻に続く尾根に沿って真直ぐに伸びていました。いつの時代に作られた何のための石垣かとても不思議に思えました。 フランシスコ・ザビエルが日本で初めて布教を始めたのが平戸。そして切支丹への迫害は秀吉に始まり、徳川幕府でも受け継がれ、さらに明治を迎えてもしばらくは続く禁教と弾圧。 見つかれば処刑される苛酷な状況のなかで信仰を棄てず、潜伏することで今日まで受け継がれてきたとは正に驚異ですね。

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