雲上の湯 日本最高所野天風呂とリベンジ東天狗岳(八ヶ岳)1日目

2016.03.26(土) 日帰り

チェックポイント

DAY 1
合計時間
10 時間 30
休憩時間
2 時間 13
距離
13.6 km
のぼり / くだり
1409 / 882 m

活動詳細

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3/26(土) 温泉宿に投宿しての登山のイベントに参加 八ヶ岳は硫黄岳直下に佇む「日本秘湯を守る会」会員宿の本沢温泉 もちろん歩いてしか行ける事の出来ない宿 旅館というよりは山小屋 夜中に出発して八ヶ岳の麓にある稲子湯を目指す。。 (車出し運転してくれた友達に感謝です) 集合場所は稲子湯の先にあるゲート手前の駐車場 稲子湯を過ぎると道は薄っすらと白くなってきた。 ところどころ路面も凍ってる 4時半過ぎだろうか?駐車場着 車内でうつらうつらしていると待ち合わせの車も到着 6:12 準備をして出発、林道を歩き始める 総勢6名(男2女4)平均年齢高し 天狗岳だったのが参加人数や力量の違いから硫黄岳に変更になった。 だが雪が少ないので当初の予定通り天狗岳に戻った。。 今回はしらびそ小屋経由で本沢温泉着、いらない荷物をデポして夏沢峠へ・・・ そこから稜線を辿り根石岳、行けたら東天狗まで行き来た道を本沢温泉まで戻る工程 おいらは2012/04/01に黒百合ヒュッテのテント場から東天狗岳に向かったが、雪多いのと突風で途中撤退涙 雪の時期に登るのはそれ以来、今年は少ないとはいえ、雪の東天狗に行けるのは嬉しい 上を見ると青空に枝先が白く凍ったカラマツ林が美しい その途中、教えてもらった恐竜か?怪獣か?亀?が口を開けて舌を出しているような木を見つける 自然の造形は面白い 8:12しらびそ小屋着 みどり池が真っ白あせあせ全面凍結している 湖畔を取り囲むしらびそ林の、その先には雪を被った天狗岳 神々しい 一息入れて8:39出発 ここからは樹林帯の中のダラダラ横移動 結構下って林道に出た、もうすぐ着く 木々の間から雪が付いた硫黄岳の壁が見えてきた。 何ともアルプス的な景観   行ったことないけど・・・ 見覚えのあるテン場が現れた 3年前の7月に麦草峠から八ヶ岳の全山縦走の続き途中で嵐の為撤退して泊まったテント場だ 10:13本沢温泉着 チェックインして不要な荷物をデポして、女性一人がお留守番で5名で、とりあえず稜線上の夏沢峠を目指す。。 登山道の下には日本最高所の野天風呂「雲上の湯」が見える、蓋がしてあり誰もいない 登頂して帰りには絶対入って帰ろう! 女性陣は宿で水着を着てきたらしい なかなかキツイ登り おいらは背中のザックがどうもしっくりこないのと、靴下が薄いのしかなく擦れて痛い に、しても空は真っ青、風も穏やか 12:21稜線に出た。夏沢峠だ!ここを通るのは5回目かな? 夏と違って誰も居なく静かな峠 目の前には硫黄岳の斜面・・・こちらもなかなかキツそう! とりあえず根石岳まで行き、そこで東天狗に行くか行かないか決めよう 女性一人が疲れたので、ここで引き返すという 宿で残る人あり、途中で引き返す人ありと、自分で自分の体力、力量が解り、人に迷惑かけない行動をとれるというのは、いろいろな経験からだろう・・・素晴らしい 根石小屋まで向かうダラダラの登りがキツかったぁ 小屋のある鞍部から根石の斜面途中までは雪が無く砂礫がむき出し 石の上ではアイゼンがキコキコと歯の浮くような音を出して耳障り 13:15ヘロヘロで根石岳山頂 おいうらは、ここで引き返したい気持ちが90% でも、目の前には東天狗と西天狗 時間的にも余裕があるし、ここまで来たら行きたいでしょぉ?とリーダーの一声で 動きを止めようとしていた体に鞭打って重い腰を上げる でも、一回鞍部に降りてからの登り、帰りもキツそう 結構距離あるなぁ アイゼンが痛むので、なるべく雪の上を歩きたいが、鞍部は雪庇が張り出しているので注意して進まなければ・・・ に、してもいい天気、素晴らしい眺めがずっと見える 東天狗の尾根に取りついた。 両側に気を付けて高度を上げる、岩と雪のミックス、引っ掛けて転ばない様に気を付けないと・・・ もう少しで山頂 網目の鉄橋を渡るがアイゼンの歯が噛み込む・・・注意しないと 山頂へ続く痩せ尾根、最後の10m・・・ 左に落ちたら骨折かな?右側は助からないかも 雪のある時期、これは断然黒百合ヒュッテからより根石岳からの方が難易度が高いぞ! 綱渡り状態 帰りの下りの方が怖いなぁ アックスを刺し、足場を一歩一歩確認しながら進む・・・ ここで突風が吹いたら・・・などと、いらんことを考える 13:48東天狗岳着 風も無く穏やかな山頂、絶景だ! 横岳、赤岳、硫黄岳・・・八ヶ岳の核心部に中央に北アルプス、隣の西天狗岳 西天狗岳には美味しそうな斜面が・・・でもい、ここまでボード担げるかなぁ? 浅間山・・・ 素晴らしい けど帰らないと・・・ 怖いなぁ 最初の下り・・ 登りと逆で右に落ちれば大怪我、左に落ちれば、あの世行き 腰が引ける・・・ 無事通過して夏沢峠で休憩 さあ・・・温泉温泉 雪がある時だからできる、九十九折れの登山道をショートカット 辺りに硫黄の臭いがし出した もう少し・・・ 崖下に湯船が見えた。。 3年前の夏に入ったが、その時は人が多くゆっくりできなかったのだ 登山道から湯船を除くと3人見えたが、どうやら出たようだ! 急いで回り込み沢に降りて行く リーダーは前回来た時、ぬるくてぬるくて出るに出られない状況だったからと、入らないで宿に戻ってしまった おいらと女性二人 15:50 蓋を開けて手を入れて温度を確認・・・ あれ?結構あたたかいぞ! 急いで服を脱ぎ湯船に飛び込む どうしてどうして、いい湯加減 41℃前後はあると思われ 眺めもいいし、人も居ないし 女性二人は下に水着、着用済 3人で暖まる しばらくすると一人の外人が降りてきた。。 後から後から女性1人を含む外人ばかり5名がやってきたので、出ることに 温泉のパワーか外気マイナス1℃だが身体がポカポカ暖かく着替えるのも苦ではない 16:25 無事、本沢温泉着 途中、諦めかけたが雪の東天狗岳に無事登頂出来たし 雪の雲上の湯にも浸かることが出来た。。 泉質の違う宿の温泉に入り 後は夕飯と酒、部屋にコタツがあるのも嬉しい 今日は頑張ってよかったぁ

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