活動データ
タイム
06:54
距離
5.5km
のぼり
1101m
くだり
1101m
活動詳細
すべて見る紅葉も終わり、どこに登ろうか悩んでいたところを知人に誘われて、お互い富士山の望める山が良いと思った事から、毛無山に挑戦する事に。 国道139号からふもとっぱらへの分岐へと入ると、目の前には堂々たる毛無山の姿が。 存在感といい急峻な斜面といい、まさに壁。 事前に地図で急登である事は確認していたものの、これはなかなか手ごわいかもと思いながら入山。 なお、当初の計画では、下山は地蔵峠を経由した沢筋を使うつもりだったが、現地にて該当コースの崩落通行止めの注意書きを確認できたので、ピストンに計画変更。今年は台風も多かったし、こればっかりは仕方ないというか、そこかしこの山で聞きますなあ。 登山道は序盤の針葉樹林からなかなかの急坂。そこを抜けると今度は岩場混じりの激坂が延々と続く、自分にとっては極めてスパルタンなルート。念の為という事で軽アイゼンを持ってきた(結局出番は無かった)うえ、カメラ+三脚という余分な装備を担いでザックが重いとはいえ、バテバテになりながらよじ登っていった。 また、冬晴れの予報にも関わらず、実際には雲がどんどん湧き出て、道中の富士山の展望がほとんど無かった事がメンタル的にかなりキツく、早いとこ撤退して下界でまったりしたいと思ったり……。 ところが、丁度冨士見展望台に差しかかる頃に雲の上に出たらしく、雲海に浮かぶ富士山という実にオツな組み合わせを堪能。萎え萎えだった気分も一気に復活し、何とか頂上を踏むことができた。諦めなければたまには良い事がある、という事だろうか。 さらに山頂から少し奥に行ったパノラマ地点では、なんと霧氷に遭遇。正直この山行でそんなものが拝めるとは思っていなかったので、同行した知人と二人で大興奮しながらシャッターを切り続けた。 それもこれも、偶然山頂でお会いしたYAMAPユーザーの方から霧氷の話を聞けたからこそ。ありがたい事です。 残念ながら山頂では再び雲が濃くなってきた為、富士山は展望台ほどはスッキリとは見えず。 日も短いので必要以上の長居は無用。 往路の激坂を今度は下っていくわけで、足元が不安になる場所も多かった。 岩場の下りなどはゆっくり丁寧にと肝に銘じながら(へっぴり腰で)降りていく。幸い、要所要所でロープが設置されているので、適度に頼らせてもらった。 麓ゲートまでたどり着いた時には足はガクガク。 ぶっ続けの登りと下りが求められるストイックな山だが、その展望は本物。 花の時期に来ても楽しめそうだし、通ってトレーニングすれば凄まじい健脚になる事間違いなし。 なるほど登られる山にはそれだけの理由があるのだと、しみじみ納得する一日だった。 【余談】 12月の寒空の下だというのに、ふもとっぱらは大盛況。これもゆるキャン効果なのか……?
活動の装備
- ファイントラック(finetrack)ポリゴン2ULジャケット
- アク(AKU)ヤツミネGTX
- ファイントラック(finetrack)ストームゴージュアルパインパンツショート
- リコー(RICOH)デジタルカメラGRIIAPS-CサイズCMOSセンサーローパスフィルタレス175840
- グレゴリー(GREGORY)ズール40
- ブラックダイヤモンド(Black Diamond)トレイル
- ペンタックス(PENTAX)PENTAX デジタル一眼レフ K-1
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