活動データ
タイム
07:31
距離
14.7km
のぼり
1293m
くだり
1087m
活動詳細
すべて見るかねてから憧れていた熊野古道歩きに行ってきました。今回のルートは古来最も多く歩かれた中辺路の、滝尻から熊野本宮大社までの約40kmです。この区間は山岳ルートとして知られており、登山の装備が必要です。 今回はまず本宮大社まで車で行き、そこからバスで滝尻まで戻って再び本宮大社をめざして歩きました。やや茶番感はありますが、古道歩き後の移動を考えると結果的によかったと思います。 かつて中辺路には道々に王子と呼ばれる神社があり、参詣者はそこでお参りをしながら本宮大社を目指したそうです。我々もそれに倣って、各王子跡でお参りをしながら進みました。王子跡以外にも見どころが多くあり、その分普通の山行に比べて時間がかかります。距離は六甲全山縦走より短いと高を括っていたら、全体的に時間に追われた行程になってしまいました。 1日目 滝尻王子~近露王子 神戸発4時過ぎ。本宮大社前の駐車場着7時半ごろ。駐車場はガラガラ。すぐそばから出る紀伊田辺行きのバスに8:20に乗りました。ここから乗ったのは我々のみ。一番前の席に座ると、運転手さんが観光名所についていろいろ教えてくれ、さながら観光タクシーでした。 滝尻着9:45くらい。ここには熊野古道館という観光案内所兼資料館があります。藤原定家の直筆の日記など貴重な資料が展示されていて見入ってしまい、予定より時間を食いました。 滝尻出発10:15。やや遅れ気味のスタートです。前述の通り見どころが多いため、なかなかコースタイムを上回ることができず、ゴールに予定していた継桜王子からコースタイムにして1:10手前の近露が今日の終着となりました。そして、これが思わぬ出来事を呼びました。 近露は今回の区間で一番大きな集落です。まだ開いていた酒屋に寄り、今晩飲む地酒を買い求めていると、酒屋の中で飲んでいた地元のおじさん達に絡まれました(笑)。結局、酒やジュースなどを御馳走になり、30分ほど談笑していると、おじさんのうち一人が自分の家に泊まればいいと言うのです。せっかくテント担いできたしなーと思いながら、明日朝早く出るから申し訳ないと断ったのですが、それでもいいから来いというので、結局お言葉に甘えることにしました。まさかの展開です。 泊めてくれた方は昔からの山屋さんだそうで、山の話で盛り上がりました。途中から、酒屋にいた別のおじさん1人も合流し、軽く酒を飲みつつ楽しく夜が更けていきました。 活動時間:7:30(内昼休憩25分) コースタイム:6:00 APC値=(活動時間-昼休憩)/コースタイム=1.2 ※熊野古道の地図は和歌山県観光連盟のページにいいのがありました。 http://www.wakayama-kanko.or.jp/walk/
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