活動データ
タイム
09:30
距離
47.2km
のぼり
1616m
くだり
2419m
活動詳細
すべて見る12月8日(土)は忙しい中、たまたま時間が取れたので、2週間ぶりに丹沢山地の東西の端を歩いてきました。午前中は西の端の山伏周辺の鉄塔管理ルートのチェックで、前回の山行で時間があれば確認しておきたかったルートでした。期待通り、かなり面白い径路で国境尾根と道志みちを結ぶルートが組めることが分かりましたが、かなり寒くて参りました。当初、午後もそのまま石保土山に直接登れそうな尾根を登る予定でしたが、晴れ時々曇りの予報が外れてずっと曇っていて、北風も吹いてきて昼食の後に撤収。時間はまだたっぷりあるので、一気に宮ヶ瀬に戻って東端の仏果山の稜線を歩いておくことにしました。 実は仏果山は初めてトレッキングシューズを買って歩いた山ですが、その時は半原越から経ケ岳と仏果山をそれぞれピストンしただけで、まだ宮ヶ瀬ダムから高取山-仏果山の区間は歩いたことがなかったので、時間的に丁度良いかなと思い、移動しました。ダムの駐車場は5時15分に閉鎖ですが、スタートは1時半だから大丈夫だろうと思っていたら、意外にも仏果山は遠く、宮ヶ瀬越から県道に下っている時にどんどん時間が経過し、かなりヤバイ時刻になってしまいました。足早に下山したものの、仏果山登山口バス停から40分以内に戻らねばならなくなり、疲れた体に鞭打って早歩きで戻ったら、ギリギリセーフでした。やれば何とかなるもんだなと思いましたが、午前中は8km、午後は10kmにもなり、思いのほかハードな山歩きになりました。 それでも、山伏トンネルからでなく、鉄塔管理径路の佐久間307号線から304号線を使って甲相国境尾根に出るのはなかなか変化に富んでいて面白いことを突き止めることができて、充実した山歩きになりました。 【コース状況】 山伏鉄塔管理径路ですが、まず水ノ木分岐北側から始まる佐久間304号線はしっかりしたトラバース路があって問題ないです。しかし、最後に鉄塔に下るまでが結構な急な尾根を靴止めの歯の出たような金属の階段と手すりを使って進むことになり、ここだけ慎重に進む必要があります。残念ながら鉄塔から先にはルートはなく、尾根も進むには無理があるようなところになるので、Uターンすることになります。鉄塔に出る手前の途中、右(東)に折れる305号線が分岐していましたが、そちらに進むとトラバース路に一部ザレが被さっていて慎重に抜ける区間がありました。やはりこの道にも右側(東)に折れる分岐が現われますが、そのまま305号を直進すると、ほどなく次の鉄塔に出ます。そこから先には苗木を植えて保護用の白い布を被せたものが尾根の両脇に立った区間が長く続きます。その間を直進すると、先で尾根と分かれて苗木の植えられた径路が左の側面を下るようになり、最後は結構な勾配になってまたしっかりした径路に出ます。そこは水源の森の施設内で、右に進めば道志川に掛かる小さな木橋を渡って国道に面した閉鎖された駐車スペースに出て、反対に左に進んで支沢の上流側に向かうと、すぐ先で案内板が三つ立っていて、ベンチがたくさん並んだちょっとした広場に出て径路も終わります。この305号線から苗木のルートは一応抜けられるものの、苗木保護の意味で入り込まない方が良さそうで、ここよりも次の306・307号線の方が変化に富んでいて歩き応えもあるので、そっちを使うことをお勧めします。 その306号線は、305号線の鉄塔に出る手前の分岐を上からなら右(東)に折れて、同じようなトラバースルートをしばらく進みます。ここも一部径路の崖側が崩れかけたところがあるので、抜ける際には慎重に進まないといけません。その先では一度沢に下って渡渉し、反対側にできた径路を進んだり、先で普通の尾根道になったりで、変化に富んで面白かったです。その後3つ目の鉄塔に出ましたが、鉄塔の下にはぱっと見道がないように見えたものの、実際に歩いて行くと、先に右に折れる径路ができていて、結構先で4つ目の鉄塔に出ました。その前後からリボンのマーキングのある一般登山道のような尾根道になり、それに従って進んで最後に道志川に直接下ったところに「佐久間307号線」の表示板が立っています。場所は道志みちのカーブの裏にある電波塔のあるところの下で、登りで使う場合はその辺りを渡渉して、鉄塔管理径路の黄色い表示板がが見えれば、その後ろを登る形になります。道志みちから登るなら、山伏トンネルよりもここから307号-306号-305号-304号線をつないで水ノ木分岐まで出る方が、歩き応えがあるでしょうが、あくまでもVR経験者向けです。 宮ヶ瀬ダム駐車場から始まる高取山-仏果山縦走ルートは駐車場の先の登山口からの階段一気登りがとにかく疲れます。一旦展望スペースで階段は終わりますが、そこからも普通の稜線の登りが続きます。高取山までは2kmあり、ほとんどが登り区間ですから、低山とは言えなかなか疲れます。 高取山から宮ヶ瀬越まではただの下りではなく、細かい凹凸があるので、そう楽ではないです。高取山から仏果山まで1.7kmで、途中ちょっとした小ピークがあって、ここも意外に疲れます。宮ヶ瀬越から県道までの下りも2kmあるので、低山の縦走ルートの周回と言ってなめてかかると大変ですね。道そのものには問題はありません。
活動の装備
- その他(Other)CANMORE
- その他(Other)RECTAFLEX
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