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山登り・アウトドアの新定番

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熊野古道(中辺路) 2/2日目 近露~本宮大社

秀とろさん YAMAP Meister Black

  • YAMAPマイスター:ブラック
  • 自己紹介:2015年3月に相模原から神戸に引っ越してきました。

    小6の息子、小2の娘、妻と一緒に一家4人で登山をしています。

    息子が年長のとき、保育園の先生に勧められ、ほちゃほちゃだった息子の体力作りのため山登りを始めました。

    数年後、息子の腹筋が割れました。

    そして、その先生のお蔭で、「山登り」という家族みんなの趣味ができました。

    YAMAP地図のコースタイムと実際にかかった時間の比較の目安として
    APC値(Actual time Per Course time)(勝手に命名)を記録してます。

    定義:APC値=(実際にかかった休憩込みの時間)/(コースタイム)
    ※ただし、昼飯などの長い休憩はAPC値に含めてません。
    ※参考程度の数値です。

    ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
    ルート難易度感想例一覧(活動日記に書いたLvの照会用)
    ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
    ・私の個人的な感想なのであくまでご参考程度に。
    ・純粋な通過技術難易度で、迷いやすさや、気象の変わりやすさ等は考慮していません。
    ・無積雪期好天時。難易度は天候に寄って大きく変わる可能性があるのでご注意ください。
    ・Lv11をMAXに設定している訳ではありません。それより難しいのはまだ行ったことがないだけです。
    ・ご意見があればメッセージをください。

    Lv1 六甲山(兵庫)魚屋道、高尾山(東京)全ルート、木曽駒(長野)千畳敷カールから中岳経由

    Lv2 木曽駒(長野)中岳の巻道、至仏山(群馬)東面登山道

    Lv3 空木岳(長野)大地獄・小地獄、伯耆大山(鳥取)ユートピア、岩殿山(山梨)稚児落とし方面

    Lv4 六甲山(兵庫)芦屋地獄、六甲山(兵庫)AB懸ルート

    Lv5 宝剣岳(長野)北陵、槍ヶ岳(長野)槍の穂先、空木岳-桧尾岳間(長野)

    Lv6 宝剣岳(長野)南稜

    Lv7 六甲山(兵庫)西山谷、石鎚山(愛媛)三の鎖、試しの鎖

    Lv8 六甲山(兵庫)大月地獄、中俣、剱岳(富山)別山尾根、金峰山(山梨)五丈岩

    Lv9 六甲山(兵庫)A懸岩

    Lv10 鳳凰三山(山梨)オベリスク頂上岩

    Lv11  六甲山(兵庫)プロペラ岩

  • 活動エリア:兵庫
  • 性別:男性
  • 生まれ年:1978
  • 出身地:神奈川
  • 経験年数:10年未満
  • レベル:公開しない
  • その他 その他

中辺路(西・滝尻王子)

2016/04/01(金) 00:20

 更新

熊野古道(中辺路) 2/2日目 近露~本宮大社

公開

活動情報

活動時期

2016/03/26(土) 10:14

2016/03/27(日) 18:35

アクセス:427人

軌跡・時間・距離

軌跡データをダウンロード
累積標高上り 5,887m / 累積標高下り 5,895m
活動時間32:21
活動距離41.07km
高低差629m
カロリー18597kcal

写真

動画

道具リスト

文章

2日目 近露~本宮大社 (軌跡は1日目と合体)

5時前に起きる予定でしたが、家族全員寝坊し、起床は5時半。しかも、おじさんが起こしてくれたのでした。そして、なんと朝ご飯まで用意してくれていました。

お風呂に、温かい布団に、早朝から朝ご飯の支度。しかも、2人のおじさんはそれぞれいろいろなお土産までくれました。なんて温かい人たちなんだろうと、有り難く幸せな気分になりました。

しかも、荷物になるからと、お土産は神戸まで送ってくれるというのです。さすがにそれは固辞し、ザックに詰め込みました。1日目より2日目が重くなるのは初めてですが、ありがたい重みです。

2日目の出発は当初の予定より1時間遅れの7時過ぎ。

泊めてくれたおじさんも40分ほど一緒に歩き、途中でもう一人のおじさんもさよならを言いに車で追いかけてきました。本当に温かい人たちです。何度もお礼を行っておじさんたちと別れました。

さて、先を急がなければいけませんが、そうはさせてくれないのが中辺路です。見どころで遊んだり、写真を撮ったりしているうちにどんどんコースタイムから遅れていきます。

そして、小広王子で別のレアイベントが発生しました。

民家の庭先からやたら人懐っこい犬が出て、我々に近づいてきました。犬に目のないうちの子供たちはよしよしと可愛がります。よく躾けられたとても賢い犬という印象でした。しかし、こんなところで時間を食っている場合ではありません。犬にさよならを言って先を急ぎます。

ところがこの犬…ついてくるのです。君の家はあっちだよ、ついてきてはダメだよ、と身振り手振りを交えて伝えようとしても、まったく言うことを聞きません。終いに心を鬼にして、ストックを振り上げ叱ると、その場にとどまる様子を見せるのですが、しばらく歩いて振り返ると…またいるのです。そんなこんなで、だいぶ山の中に入ってきてしまいました。ここから本宮大社までは民家もありません。このままだと最後まで一緒に歩くことになるでしょう。もう、なるようになれと、我々は放っておくことに決めました。

それなのにうちの子供達と来たら…
息子「あれ?犬来ないのかな?…あ、いたいた」
娘「きちゃダメ!でもね、わたしね、あの犬がついてくるとちょっと嬉しいんだ♪」
犬がついてくることを完全に喜んでます。

それにしても賢い犬です。この犬が吠えたのはたった1回、何かを警戒した様子の時だけ。昼食時、もの欲しそうに寄ってきましたが、心を鬼にしてダメと叱ると、そのあとはずっとお座りまたは伏せで待っているのです。雨に濡れながら、そしてたぶん相当な空腹の中、厳しいアップダウンを健気についてくる姿にも心を打たれました。

やっとこの犬と別れることができたのは三越峠というところ。ちょうど市の職員がイベントの片づけをしており、犬はそちらに可能性を感じたのか行ってしまいました。犬と出会ってから実に4時間が経っていました。よほどお腹が空いていたのでしょう。もらったらしい残飯をがつがつと食べていました。(市の職員には事情を話しておきました。)

あの犬、無事に誰かに飼われているといいのですが…。
保健所に連れていかれないといいのですが…。
特に犬が好きな妻と子供たちは、ずっと心配な様子でした。

さて、中辺路はまだまだ続きます。

この時点で時刻は14時過ぎ、残りのコースタイムは3時間15分ほど。頑張れば、17時くらいに本宮大社に着けるかもしれません。しかし、ここは中辺路。歩くことに専念させてくれません。おまけにみんな足が痛みだし、少し長めの休憩が必要になってきました。結局、本宮大社に着いたのは18時過ぎ、ちょうど日の入りのころでした。

中辺路は裏から本宮大社に入ることになります。正面の大鳥居前の駐車場からは本宮大社は見えなかったので、我々は40㎞の距離を歩いてきて、初めて本宮大社を目にしたのです。夕暮れの薄暗い境内には我々以外人っ子一人おらず、神秘的な空気が漂っていました。長い距離を歩いてたどり着いたという感慨も相まってか、なんかじーんとしてしまいました。

駐車場に戻ったのは18時45分頃、湯の峰温泉の湯の谷荘に着いたのは19時過ぎでした。この宿は源泉かけ流しで、露天風呂もあって良かったのですが、食事に関しては質・量ともに?でした。食べるのが好きな人にはおすすめできない宿です。客は我々以外に4人の欧米人がいましたが、これが日本の宿だと思わないで欲しいと、言いたくてたまりませんでした。

距離:26km
コースタイム:8:10
行動時間:11:30(内昼休憩0:50)
APC値=(行動時間-昼休憩)/(コースタイム)=1.3

3日目 観光
●湯の峰温泉
つぼ湯(世界遺産)、湯筒(温泉卵作り)、ユノミネシダ、力石、まかずの稲、薬湯
●もう一度本宮大社へ行ってお参り
●道の駅近露

本当は大斎原や、熊野三山2社目として熊野速玉大社に行く予定でしたが、時間がありませんでした。


熊野古道は、山道も森も集落もどこもかしこもいい空気が流れ、沢山の花が咲き、神秘的でした。2日間の古道歩きを通して、出会ったハイカーはたった10人(内4人は欧米人)。世界遺産だというのにとても静かな古道歩きでした。本宮大社もその名に恥じない立派な佇まいでした。そして、なんといっても人の温かさ。家族で見ず知らずの人の家に泊めてもらえるなんて思いもよりませんでした。

熊野・中辺路とてもよいところでした。

※熊野古道の地図は和歌山県観光連盟のページにいいのがありました。
http://www.wakayama-kanko.or.jp/walk/

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