活動データ
タイム
07:55
距離
0m
のぼり
0m
くだり
0m
活動詳細
すべて見る「お~い」と仲間が叫んだら、違う方向から男性の声で「お~い」と返ってきた。 あれ?なんで? お昼頃、横山で休憩をしているときに大蔵山から三五郎方面へ向かって歩いている一人の女性の姿が見えた。 てっきり、もしかしたらわたしたちを後から追いかけてくるかもしれないと言っていた仲間(女性)かな?と思ったのだ。 超望遠カメラで見た仲間が「○○さんみたいだよ、たぶん、そうだと思う」と言って手を振って「お~い」と叫んだのだ。 するとその女性も立ち止まってわたしらのほうを見ているようだった。 やっぱり?と思ったけどよくよく見ると、なんだか違うんだよね。 それなのに返事が返ってきたのは風越山方面からで、しかも男性だった。 「誰?普通、知らない人に返事する?」なんかおかしいよねなどと話していたら・・・ 風越山はわたしの故郷の山。 実は小学校の時、風越山の山麓でスキー授業があった。 もちろんリフトなんてものはないので、スキーで上がって行く。 3年間も授業を受けたのに運動神経ゼロのわたしは今でも全くスキーは出来ない(^-^; 以前は風越山から大蔵山~菅名山~大谷山~花見山を縦走なんてしたこともあった。 でも、故郷の山なのに最近はまったくその山塊には足を踏み入れなくなってしまっている。 理由は特にないんだけど・・・ 4年前に大蔵山~兎平~風越山を歩いて以来の久々の縦走となる。 風越山の登山口となる「大蔵遺跡公園」に車をとめて、そして大蔵山の登山口を目指した。 7時半ごろに着いたので駐車場はまだまだ余裕いっぱい。 お天気もいいし、最高の登山日和となりそう。 今日はまったりのんびり歩くつもりなので、他の仲間に「ゆっくり、めちゃゆっくり歩いてね」とお願いする。 さっさと歩いたらもったいないものね。 そのお願い通り、亀のようにゆっくり歩いてもらったので、後から登ってきた人たちにどんどこどんどこ追い越されて行く。 そんなわけで大蔵山まで2時間半近くかかってしまった。 山頂から風越山を眺めていると、わたしらの他にも風越山を目指す人がいると言うのがわかった。 さらに以前は今の時期は風越山からは少し藪漕ぎをしなければならなかったのに 「藪はこの前切ってきた」と言う男性がいて、本当にありがたかった。 横山でお昼を食べようとまずは三五郎山を目指す。 もちろんその道中も亀歩き。 そして12時ごろに横山に到着。 飯豊方面を眺めながらランチタイム。 まったりと休んで、いざ風越山へ。 朝は霞んでいたのにどんどんすっきりとして行く。 写真には写らなかったけど肉眼では会津磐梯山もはっきりと見えた。 ますますテンションが上がる。 そして一人の男性が風越山からこちらへ向かってきた。 なんと昔、一緒に山にも登ったことがある男性だったのだ。 10年ぶりくらいの再会かなぁ? 「お~い、と呼んだ時、返事したでしょ?もしかしてわたしらだとわかったの?」 「全然わかってない」 そりゃ、そうだよね、あんな遠くから誰かわかったら凄すぎだもの。 彼のその返事に思わず爆笑してしまった。 彼はわたしらが誰かわからずに答えて、しかもわたしらはその彼に向かったのではなくて反対方面にいる女性に叫んだのだからね(^-^; でも、本当にびっくり。 ずっと音沙汰のない昔の仲間が今も山登りをしていて元気なんだとわかるとなんだか嬉しくなるね。 風越山の山頂はいつでも風が強くて冷たい。 だからこそ、鶏の「とさか」みたいな雪庇になるんだろうね。 今回はそれがものすごく小さくてちょっと残念だったかな。 あとは下るだけなんだけどもったいなくて、風のないところでコーヒーブレイクタイムとした。 至福の時間が静かに過ぎて行く(^^♪ そしていつも風越山で楽しみにしているのがイワウチワ。 ここのイワウチワは咲くのが早い(ような気がする) もしかしたら咲いているかも?きっと咲いているはず・・ と探しながら歩いたら先に歩いていた仲間がつぼみを発見。 でもなかなか開花しているものがなくて、あきらめかけていたところ、ようやくちょっとだけ開いたイワウチワを見つけてそれはもう大喜びをした。 下山終了後はさくらんど温泉(ここも以前はしょっちゅう訪れていたところ)で汗を流して帰宅した。 こうして楽しい仲間と笑いと感動に包まれた一日が終わった(^_-)-☆ 久々の大蔵山だったけど、やっぱりいい山だなぁ~。
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