ちょっとロングライドをして、祖父母のお墓詣り

皆さんには大抵、二人の祖父と二人の祖母がいると思います。 当然、オイラにも二人の祖父と二人の祖母がいます。 （残念ながら三十数年前に亡くなっていますが・・・。） 母方の祖父母とは、オイラが生まれた時から小学生頃まで一緒に住んだいました。 お爺さんは昔、中島飛行場（現在の富士重工スバル）の工場長でした。 とにかく手先が器用で色々な者を作ってくれました。 電車好きなオイラを、毎日近くの線路まで連れて行ってくれたりと とても優しくて、おっとりしたお爺さんでした。 お婆さんは、とても厳格な人でお爺さんや母に対しては厳しかったですが 孫のオイラには優しくしてくれて、色々な昔話や知識などを話してくれる とても頭が良いお婆さんでした。 父方の祖父母は、少し遠い所に住んでいたので、お盆とか正月くらいしか行けなかったけど 行くともうデレデレ状態でした。 父方の祖父母は、秋田県出身なので東北なまりがあり、それが何とも言えない心地よさがありました。 祖母はとにかく綺麗好きで、いつも片手に雑巾を持っていて、そこらじゅうを吹いていた。 そして行くと必ず、オイラの大好物のカレーライスを作ってくれた。 「まぁ～よぐきたな～。こうちゃんさきたなら、カレー作らにゃきゃな～」 第一声が決まっていた。 そして何より、お婆さんが作る白菜の漬物が美味しかった。 世界中どこを探しても、お婆さんの作った漬物を超える物は無いほど絶品だった。 もう二度と、あの白菜の漬物が食べられないのが悔しいです。 お爺さんは、物静かでいつもパイプやキセルを吸っていた。 何より賭け事が大好きで、いつも正月には花札を一緒にやってくれた。 そしてお爺さんが、梅干に砂糖を付けて食べてるところが一番印象的だった。 子供心に、美味しそうに食べているところが、とても不思議で面白かったことを覚えている。 てな訳で、思い出話はまだまだありますが 大好きな４人の祖父母のお墓詣りに行ってきました。