伊勢本街道 奈良県側(伊勢迄歩講3日目)

2018.12.30(日) 日帰り

活動データ

タイム

11:18

距離

31.5km

のぼり

1245m

くだり

1092m

チェックポイント

DAY 1
合計時間
11 時間 18
休憩時間
3 時間 3
距離
31.5 km
のぼり / くだり
1245 / 1092 m
3 45
9
18
2 15
1 26
1 27
44

活動詳細

すべて見る

大阪ユースホステル協会が主催している伊勢迄歩講というウォーキングイベントに参加しました。12月28日に大阪にある玉造稲荷神社を出発して、31日の深夜、新年を迎える直前に伊勢にある内宮(皇大神宮)の鳥居前に到着するように歩きます。参加者は講とよばれるグループごとに別れて行動します。スタッフは大学生によるボランティアです。参加者とスタッフと合わせて100名近い関係者。ただひたすら黙々と歩くというよりも、みんなで協力してゴールを目指すという雰囲気のイベントです。 3日目は宿泊地の長谷寺参道から電車で榛原駅まで移動。そこから出発して御杖村にある道の駅 姫石の湯まで伊勢本街道を歩きました。コースはほとんど国道369号線とおなじ方向ですけど、国道が旧街道とはべつのところに敷設されたからなのか、峠越えの山道がよくのこされています。峠を越えて集落に出たところで、たまに国道に合流するくらいで、国道を歩くことはあまりありません。国道を歩かないといけないところも歩道が整備されているので、危険なことはありません。 姫石の湯でお風呂と夕食をすませて、宿泊は三季館という施設までバスで送迎していただきました。このイベントでは御杖村が全面協力してくださっています。御杖村の名前は、伊勢の神宮を創建した倭姫命(やまとひめのみこと)が、天照大神をおまつりする候補地としてこの地に杖を残されたという伝承にもとづいているらしいです。御杖村の方たちには伊勢とつよくむすびついているという誇りがあるのかもしれないですね。 萩原(はいばら)宿の札の辻で、伊勢本街道と伊勢表街道(あを越え)とに分岐します。江戸時代には本街道の方が伊勢参宮のメインだったのが、峠越えの難所がおおいということで、幕末からは表街道がよくつかわれるようになったそうです。表街道の方が遠まわりですけど、楽だったらしいです。今ではほとんど国道と置きかわっていて、気軽に歩ける道ではなくなってしまいましたけど。

額井岳 長谷寺参道にある旅館 井谷屋を出発。
長谷寺参道にある旅館 井谷屋を出発。
額井岳 長谷寺駅。電車で榛原駅にいきます。
長谷寺駅。電車で榛原駅にいきます。
額井岳 登録古民家池田家住宅。伊勢本街道保存会の事務局になっていて、お接待していただきました。
登録古民家池田家住宅。伊勢本街道保存会の事務局になっていて、お接待していただきました。
額井岳 墨坂神社。とりあえず、全員集合。
墨坂神社。とりあえず、全員集合。
額井岳 正月準備の最中でした。
正月準備の最中でした。
額井岳 集合写真を撮るところ。
集合写真を撮るところ。
額井岳 伊勢レンジャーとかいう学生スタッフによる寸劇。おじさんおばさんたちがあたたかいまなざしでみまもっています。
伊勢レンジャーとかいう学生スタッフによる寸劇。おじさんおばさんたちがあたたかいまなざしでみまもっています。
額井岳 準備体操。
準備体操。
額井岳 火にあたりながら待機。あいかわらず、自分たちの講が最後に出発。待ち時間が30分くらいあります。
火にあたりながら待機。あいかわらず、自分たちの講が最後に出発。待ち時間が30分くらいあります。
額井岳 おまいりついでに、境内を散策してみました。
おまいりついでに、境内を散策してみました。
額井岳 ほかの講をお見送り。
ほかの講をお見送り。
額井岳 ようやく出発です。3日目は1,2日目の歩行速度で順番がきまります。歩くのがはやい講はあとから出発。いっしょに歩いてるスタッフが休憩時間とかをちゃんと記録してて、きっちり計算してくれます。
ようやく出発です。3日目は1,2日目の歩行速度で順番がきまります。歩くのがはやい講はあとから出発。いっしょに歩いてるスタッフが休憩時間とかをちゃんと記録してて、きっちり計算してくれます。
額井岳 額井岳とか榛原っぽい山なみです。
額井岳とか榛原っぽい山なみです。
額井岳 不動堂。前の講においついてしまったので、予定外の休憩です。
不動堂。前の講においついてしまったので、予定外の休憩です。
額井岳 舗装されてない山道はここがはじめてかも。ふだん歩きなれてないひとは、手こずるみたいです。
舗装されてない山道はここがはじめてかも。ふだん歩きなれてないひとは、手こずるみたいです。
額井岳 松本邸。天明元年(1781)にたてられた、元旅籠だそうです。
松本邸。天明元年(1781)にたてられた、元旅籠だそうです。
額井岳 家主のかたはふだんすんでらっしゃらないみたいですけど、この日はいつも帰ってきてお接待してくださいます。
家主のかたはふだんすんでらっしゃらないみたいですけど、この日はいつも帰ってきてお接待してくださいます。
額井岳 集合写真。
集合写真。
額井岳 千本杉。
千本杉。
額井岳 「右いせみち」の石標。奥の山は三郎岳かな。山頂のあたりは霧氷でうっすら白くなっています。
「右いせみち」の石標。奥の山は三郎岳かな。山頂のあたりは霧氷でうっすら白くなっています。
額井岳 石垣はたぶん、棚田の跡。高度成長期の拡大造林で杉をうえて田んぼをつぶしたんでしょうね。
石垣はたぶん、棚田の跡。高度成長期の拡大造林で杉をうえて田んぼをつぶしたんでしょうね。
額井岳 前の講においつきました。
前の講においつきました。
額井岳 諸木野関所跡。室町時代、興福寺が通行税をとるために設置されたらしいです。
諸木野関所跡。室町時代、興福寺が通行税をとるために設置されたらしいです。
額井岳 諸木野(もろきの)の集落。最近では、桜が有名で時期になるとカメラマンをよくみかけます。
諸木野(もろきの)の集落。最近では、桜が有名で時期になるとカメラマンをよくみかけます。
額井岳 石割峠。
石割峠。
額井岳 「右いせ 左原山 道」。
「右いせ 左原山 道」。
額井岳 車道にでました。
車道にでました。
額井岳 行悦 回国供養碑。
行悦 回国供養碑。
額井岳 専明寺。
専明寺。
額井岳 お昼ごはん。あたたかいストーブがありがたいです。
お昼ごはん。あたたかいストーブがありがたいです。
額井岳 黒岩分岐。行悦 回国供養碑。初瀬から5里、宮川へ16里だそうです。奥の山は住塚山なのかな。霧氷がついています。もっと右のほうが屏風岩のはず。
黒岩分岐。行悦 回国供養碑。初瀬から5里、宮川へ16里だそうです。奥の山は住塚山なのかな。霧氷がついています。もっと右のほうが屏風岩のはず。
額井岳 ようやく晴れ間がみえてきました。
ようやく晴れ間がみえてきました。
額井岳 田んぼの跡。このあたりも棚田がひろがっていたんでしょうね。
田んぼの跡。このあたりも棚田がひろがっていたんでしょうね。
額井岳 山粕峠。山粕は「やまがす」と読みます。
山粕峠。山粕は「やまがす」と読みます。
額井岳 伊勢本街道のオリジナルソングを熱唱中。
伊勢本街道のオリジナルソングを熱唱中。
額井岳 前の講が道をまちがえて、ごちゃごちゃしています。
前の講が道をまちがえて、ごちゃごちゃしています。
額井岳 山粕(やまがす)の集落。めだかが有名なんだそうです。
山粕(やまがす)の集落。めだかが有名なんだそうです。
額井岳 鞍取峠の登山口。
鞍取峠の登山口。
額井岳 この夏の台風で、峠のあたりは木がたおれていました。スタッフの間では迂回して国道を歩く案もでたらしいですけど、国道のほうがあぶないという判断でした。山歩きになれてるひとには、こっちのほうが楽なんですけどね。
この夏の台風で、峠のあたりは木がたおれていました。スタッフの間では迂回して国道を歩く案もでたらしいですけど、国道のほうがあぶないという判断でした。山歩きになれてるひとには、こっちのほうが楽なんですけどね。
額井岳 鞍取峠。ここから御杖村です。
鞍取峠。ここから御杖村です。
額井岳 桃俣の集落。おじさんが歓迎してくださいました。伊勢本街道を歩いてくれる人が好きみたいです。
桃俣の集落。おじさんが歓迎してくださいました。伊勢本街道を歩いてくれる人が好きみたいです。
額井岳 伊勢本街道を誇りにおもってらっしゃるんでしょうね。
伊勢本街道を誇りにおもってらっしゃるんでしょうね。
額井岳 川向かいの杉山がすごく間伐されてるんですけど。風倒木の処理をしたあとなのかな。
川向かいの杉山がすごく間伐されてるんですけど。風倒木の処理をしたあとなのかな。
額井岳 霰(あられ)がふってきました。
霰(あられ)がふってきました。
額井岳 レインウェアを着ます。
レインウェアを着ます。
額井岳 まつや旅館さん。おかきをくださいました。
まつや旅館さん。おかきをくださいました。
額井岳 晴れました。
晴れました。
額井岳 レインウェアをぬぎます。桜峠は通行止めなので、国道を歩きました。
レインウェアをぬぎます。桜峠は通行止めなので、国道を歩きました。
額井岳 夕暮れ。
夕暮れ。
額井岳 「左いせみち 右はせみち」の道標。
「左いせみち 右はせみち」の道標。
額井岳 古民家でお接待してくださいました。
古民家でお接待してくださいました。
額井岳 みつえ体験交流館で、ゆるキャラのつえみちゃんがおむかえしてくださいました。たぶん、倭姫命(やまとひめのみこと)がモチーフなのかも。
みつえ体験交流館で、ゆるキャラのつえみちゃんがおむかえしてくださいました。たぶん、倭姫命(やまとひめのみこと)がモチーフなのかも。
額井岳 観光協会のかたが猪汁をふるまってくださいました。もっとゆっくりしたかったです。
観光協会のかたが猪汁をふるまってくださいました。もっとゆっくりしたかったです。
額井岳 寒い中を歩いてきたので、体があたたまりました。
寒い中を歩いてきたので、体があたたまりました。
額井岳 あわただしく準備して、夜間歩行。このあと牛峠と佐田峠を越えて、姫石の湯に到着しました。「姫石」は「ひめし」って読みます。
あわただしく準備して、夜間歩行。このあと牛峠と佐田峠を越えて、姫石の湯に到着しました。「姫石」は「ひめし」って読みます。

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