活動データ
タイム
11:18
距離
31.5km
のぼり
1245m
くだり
1092m
活動詳細
すべて見る大阪ユースホステル協会が主催している伊勢迄歩講というウォーキングイベントに参加しました。12月28日に大阪にある玉造稲荷神社を出発して、31日の深夜、新年を迎える直前に伊勢にある内宮(皇大神宮)の鳥居前に到着するように歩きます。参加者は講とよばれるグループごとに別れて行動します。スタッフは大学生によるボランティアです。参加者とスタッフと合わせて100名近い関係者。ただひたすら黙々と歩くというよりも、みんなで協力してゴールを目指すという雰囲気のイベントです。 3日目は宿泊地の長谷寺参道から電車で榛原駅まで移動。そこから出発して御杖村にある道の駅 姫石の湯まで伊勢本街道を歩きました。コースはほとんど国道369号線とおなじ方向ですけど、国道が旧街道とはべつのところに敷設されたからなのか、峠越えの山道がよくのこされています。峠を越えて集落に出たところで、たまに国道に合流するくらいで、国道を歩くことはあまりありません。国道を歩かないといけないところも歩道が整備されているので、危険なことはありません。 姫石の湯でお風呂と夕食をすませて、宿泊は三季館という施設までバスで送迎していただきました。このイベントでは御杖村が全面協力してくださっています。御杖村の名前は、伊勢の神宮を創建した倭姫命(やまとひめのみこと)が、天照大神をおまつりする候補地としてこの地に杖を残されたという伝承にもとづいているらしいです。御杖村の方たちには伊勢とつよくむすびついているという誇りがあるのかもしれないですね。 萩原(はいばら)宿の札の辻で、伊勢本街道と伊勢表街道(あを越え)とに分岐します。江戸時代には本街道の方が伊勢参宮のメインだったのが、峠越えの難所がおおいということで、幕末からは表街道がよくつかわれるようになったそうです。表街道の方が遠まわりですけど、楽だったらしいです。今ではほとんど国道と置きかわっていて、気軽に歩ける道ではなくなってしまいましたけど。
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