活動データ
タイム
10:50
距離
21.5km
のぼり
2371m
くだり
2367m
活動詳細
すべて見る以前白根三山で知り合った方に、紅葉のお勧めの山ないですか?と聞いたところ、針の木岳をお勧めされて、去年から行きたいと思って温めていたルートに挑戦してきました。 コースタイムで15時間以上なので泊まりで行きたかったのですが、日曜日は台風の影響で天気が悪化しそうだったので、日帰り周回にしました。 このコースを歩いた感想としては、もう最高の一言です。なぜここが人気がないのか意味がわかりません。 種池山荘に着くまでほとんど人に会いませんでした。(たぶん7人ぐらい) 途中新越山荘の撤収作業をしていた小屋の方と少し話したところ、いつも空いているとの事でした。 なんで?とたずねたら、百名山がないからだと言っていましたが、百名山は自分で決めた方がいいなと思いました。 混んだら嫌なので言いたくないですが、ここは最高です。 扇沢~針の木岳 はじめは車道をショートカットしていくのですが、暗い中ヘッデンで歩いたのでかなり迷いました。3箇所トータル20分ほど迷走したと思います(汗)熊も出そうでしたし、迷いそうなら車道を歩いたほうが無難かもです。 関電のトンネルまで行ったら行き過ぎで、トンネル手前の空き地の脇から針の木岳の登山道に入れます。 まートンネルは通行止めで通れないので、それ以上進んでしまうことはないと思います。 私はもちろんトンネルまで行って引き返しましたよ。 登山道に入ってしまえば道は明瞭で迷いません。途中の大沢小屋は小屋締めしてしまっていました。 小屋から先は鯉のぼりが目印になっていて、大変分かりやすいです。 日本三大雪渓の針の木雪渓も、この時期は雪がなく高巻きに巻いて登って行きます。 しんどいですが地道に登ればすぐに針の木峠に到着です。針の木小屋もここにあり、営業してました。 そのまま針の木岳を目指し登って行くと、左手に槍穂高の山並みが見えてきて一気にテンションアップ。 針の木岳とスバリ岳の間には、圧倒的存在感の剱岳も見え隠れしています。 針の木岳山頂は、まさに絶景の一言で、槍、穂高から立山、剱、眼下に黒部湖、後立山の山々までがばっちり見えます。 まさに北アルプスの中心の山って感じです。いつもは山頂でもそんなに長く休憩はしないのですが、あまりの景色に30分以上も滞在してしまいました。ここまでコースタイム6時間の所、3時間30で上がってきたので少し貯金を使いましたが、その価値がある景色だと思います。 その間山頂はずっと貸切。信じられない幸せです。 針の木岳~種池山荘 ここからは左に立山、剱、黒部湖を、ずっと眺めながらの稜線歩きです。そのかわり槍、穂とはバイバイですね。 スバリ岳に向かって急なガレ場を下ります。今回のコースで、ここが一番注意の必要な場所だと思います。 その後はスバリ、赤沢、鳴沢、新越、岩小屋沢といくつものピークを越えて行くので、それなりのアップダウンはありますが、それほどキツイ登りもないので、快適な稜線歩きを楽しめます。 赤沢岳で九州からこられた方と一緒になり、種池山荘までご一緒させていただきました。 羨ましい事に七倉ダムの方から入られて、ずっと縦走してきたそうです。楽しいお話ありがとうございました。 種池山荘~扇沢 ここからは有名な柏原新道を降るだけです。一気に人も増えます。 多くの方が歩く道だけあって、かなり歩きやすい道です。 紅葉はもう最後でしたので、この台風で完全に終わりですね。 時間も結構余裕だったので、蓮華岳もよってきたらよかったかな?と思いましたが、ここは間違いなくまた行くのでその時ですかね。 今度こそテントかついで行こうと思います。 人も全然いなくて景色もよく、本当に幸せな時間をすごせました。
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