厳しくも美しかった厳冬期の乗鞍岳

2019.01.04(金) 日帰り

チェックポイント

DAY 1
合計時間
10 時間 56
休憩時間
1 時間 47
距離
14.2 km
のぼり / くだり
1484 / 1483 m
5 19
33
1
13
3 6

活動詳細

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初の3000m雪山への挑戦は、かねてより狙っていた乗鞍岳。 いつも通り “無理そうだったら引き返す” つもりの安全第一で。 結果は好天に恵まれ登頂、素晴らしい景色を堪能した。 【スタートからゲレンデトップまでのメモ】 休暇村駐車場に止めて出発。 外気温は-15℃、風がないのが幸い。 位ヶ原でご来光を見るのも目的の一つ。 始めからスノーシューを履いてゲレンデを登る。 初めてのゲレンデで勝手が分からず、交差するコース分岐で進路を間違わない様、気使った。 そしてこの日はしぶんぎ座流星群のピーク日! 月明かりも無く真っ暗闇と最高の条件。 降る様な星空を見上げて歩く至福の環境。 流れ星は2つ見れた♪ おかげで急登にあまり気付かず登れた。 (下山時にこの斜面を登って来たのかと驚いた) 【飲料】 1.4L持って行き、ほぼ消費。ギリだった。

乗鞍岳 ツアーコースより、日の出約一時間前。今日の月の出時刻は5:09。細く赤い月です。
ツアーコースより、日の出約一時間前。今日の月の出時刻は5:09。細く赤い月です。
乗鞍岳 空が白み始め、
空が白み始め、
乗鞍岳 薄っすらと中央に目指す剣ヶ峰が。
薄っすらと中央に目指す剣ヶ峰が。
乗鞍岳 先行者はスキー板とツボ足の2名のパーティー。この雪深さをツボ足とはとんでもない脚力💦
先行者はスキー板とツボ足の2名のパーティー。この雪深さをツボ足とはとんでもない脚力💦
乗鞍岳 振り返ると美しいグラデーション。
振り返ると美しいグラデーション。
乗鞍岳 今のところ風は殆ど無く、穏やか。
今のところ風は殆ど無く、穏やか。
乗鞍岳 特に雪深く、きつかったアップダウン。動物の足跡も多い。
特に雪深く、きつかったアップダウン。動物の足跡も多い。
乗鞍岳 日の出時刻になったので、ここで足を止めることに。甲斐駒が赤く染まっている。
日の出時刻になったので、ここで足を止めることに。甲斐駒が赤く染まっている。
乗鞍岳 甲斐駒の左方からのご来光。
甲斐駒の左方からのご来光。
乗鞍岳 最高のコンディション!
最高のコンディション!
乗鞍岳 左奥は八ヶ岳連峰。
左奥は八ヶ岳連峰。
乗鞍岳 もう少し上ならモルゲン剣ヶ峰を見れたのに。。出発が遅れたのが悔やまれる。
もう少し上ならモルゲン剣ヶ峰を見れたのに。。出発が遅れたのが悔やまれる。
乗鞍岳 でも少し樹木があるこの場所も悪くない。
でも少し樹木があるこの場所も悪くない。
乗鞍岳 燃える木々。
燃える木々。
乗鞍岳 再出発。突っ立っていたので、手と足の指先が冷えて痛い。
再出発。突っ立っていたので、手と足の指先が冷えて痛い。
乗鞍岳 陽は昇り、非の打ち所がない青空!
陽は昇り、非の打ち所がない青空!
乗鞍岳 ゲレンデトップからずっと雪深く、踏み抜きまくって既に腿がパンパン。結局、踏み抜き地獄は肩ノ小屋手前まで続いた。
ゲレンデトップからずっと雪深く、踏み抜きまくって既に腿がパンパン。結局、踏み抜き地獄は肩ノ小屋手前まで続いた。
乗鞍岳 自然の造形美に感動。山頂は雪煙が舞っており、風の強さが伺える。
自然の造形美に感動。山頂は雪煙が舞っており、風の強さが伺える。
乗鞍岳 10歩程進んでは立ち止まって休みを繰り返しながら進む。バテバテ。
10歩程進んでは立ち止まって休みを繰り返しながら進む。バテバテ。
乗鞍岳 11:00剣ヶ峰到着をデッドラインとして、無理のないペースで行けるところまで進むことに。
11:00剣ヶ峰到着をデッドラインとして、無理のないペースで行けるところまで進むことに。
乗鞍岳 綺麗。
綺麗。
乗鞍岳 青空に励まされながら、こんな恵まれた天気はそうそう無いぞと自分に言い聞かせながら進む。
青空に励まされながら、こんな恵まれた天気はそうそう無いぞと自分に言い聞かせながら進む。
乗鞍岳 スノーシューでも基本これくらい沈む。もっと深いところもあった。
スノーシューでも基本これくらい沈む。もっと深いところもあった。
乗鞍岳 やっと肩ノ小屋が見えた!
やっと肩ノ小屋が見えた!
乗鞍岳 振り返ると南ア、中アの山々。
振り返ると南ア、中アの山々。
乗鞍岳 この辺りから地吹雪が吹き始め、シュカブラが見られるようになってきた。
この辺りから地吹雪が吹き始め、シュカブラが見られるようになってきた。
乗鞍岳 右から朝日岳、蚕玉岳を経て剣ヶ峰を目指す。
右から朝日岳、蚕玉岳を経て剣ヶ峰を目指す。
乗鞍岳 綺麗。
綺麗。
乗鞍岳 振り返ると後続者が。
振り返ると後続者が。
乗鞍岳 左手には北アの痺れる美しさ!
左手には北アの痺れる美しさ!
乗鞍岳 シュカブラと雪煙舞う剣ヶ峰。
シュカブラと雪煙舞う剣ヶ峰。
乗鞍岳 綺麗だなぁ。
綺麗だなぁ。
乗鞍岳 肩ノ小屋まで行くとさらに風が強そうなので、右の肩ノ小屋バス停で休憩。
肩ノ小屋まで行くとさらに風が強そうなので、右の肩ノ小屋バス停で休憩。
乗鞍岳 氷化している箇所もあるが、本当に表面だけ。歩くと踏み抜く。
氷化している箇所もあるが、本当に表面だけ。歩くと踏み抜く。
乗鞍岳 肩ノ小屋へ向けて再出発。ここもまだ深い。
肩ノ小屋へ向けて再出発。ここもまだ深い。
乗鞍岳 時間は十分にあるので何度も立ち止まり足を休めながら、ゆっくり確実に距離を縮める。
時間は十分にあるので何度も立ち止まり足を休めながら、ゆっくり確実に距離を縮める。
乗鞍岳 肩ノ小屋に到着!見えてからが長かった〜
肩ノ小屋に到着!見えてからが長かった〜
乗鞍岳 ここに荷物をデポ。ヘルメットを被り、12本爪とピッケルに装備変更。
ここに荷物をデポ。ヘルメットを被り、12本爪とピッケルに装備変更。
乗鞍岳 風は一層強くなるも、美しい景色。
風は一層強くなるも、美しい景色。
乗鞍岳 先ずは朝日岳への急登を登る。
先ずは朝日岳への急登を登る。
乗鞍岳 基本氷化しているが、まだ踏み抜き箇所もありペースは上がらない。
基本氷化しているが、まだ踏み抜き箇所もありペースは上がらない。
乗鞍岳 左手後方には浅間山。
左手後方には浅間山。
乗鞍岳 この青空で力も湧く。
この青空で力も湧く。
乗鞍岳 右手方面は白山から続く美しい山並み。
右手方面は白山から続く美しい山並み。
乗鞍岳 ようやく足元がしっかり固まり、アイゼンの爪が効くようになった。おかげでペースもアップ!
ようやく足元がしっかり固まり、アイゼンの爪が効くようになった。おかげでペースもアップ!
乗鞍岳 強風が作り出すエビの尻尾。
強風が作り出すエビの尻尾。
乗鞍岳 高度を上げるにつれて、後方の絶景に目を奪われる。
高度を上げるにつれて、後方の絶景に目を奪われる。
乗鞍岳 ここを登り切れば朝日岳。
ここを登り切れば朝日岳。
乗鞍岳 白山!美しい!!
白山!美しい!!
乗鞍岳 お鉢もgood!
お鉢もgood!
乗鞍岳 剣ヶ峰が見えた!
剣ヶ峰が見えた!
乗鞍岳 稜線は流石に一番の強風。時々耐風姿勢を取りながら進む。
稜線は流石に一番の強風。時々耐風姿勢を取りながら進む。
乗鞍岳 一旦下り、中腹の蚕玉岳へ。
一旦下り、中腹の蚕玉岳へ。
乗鞍岳 振り返り朝日岳。復路は登り返したくないのと、左側の強風から逃れたく、右側斜面を巻いて戻ることに。
振り返り朝日岳。復路は登り返したくないのと、左側の強風から逃れたく、右側斜面を巻いて戻ることに。
乗鞍岳 絶景だー!
絶景だー!
乗鞍岳 天気に恵まれて感謝しかない。時々強風で飛ばされた氷化した雪の塊が飛んでくる。当たると小石をフルスイングで投げつけられている感じで、ビックリする。
天気に恵まれて感謝しかない。時々強風で飛ばされた氷化した雪の塊が飛んでくる。当たると小石をフルスイングで投げつけられている感じで、ビックリする。
乗鞍岳 さああと少しで憧れていた厳冬期の剣ヶ峰。
さああと少しで憧れていた厳冬期の剣ヶ峰。
乗鞍岳 到着!御嶽山方面も綺麗に見渡せる。
到着!御嶽山方面も綺麗に見渡せる。
乗鞍岳 しんどかっただけに感無量。
しんどかっただけに感無量。
乗鞍岳 鳥居と白山で。
鳥居と白山で。
乗鞍岳 嬉しかったので撮って頂きました。中の素顔は鼻水ダラダラで満面の笑み😅
嬉しかったので撮って頂きました。中の素顔は鼻水ダラダラで満面の笑み😅
乗鞍岳 凍てつく乗鞍本宮。
凍てつく乗鞍本宮。
乗鞍岳 またまた過去最高の眺望を更新。冬は空気が澄んでるお陰かな。
またまた過去最高の眺望を更新。冬は空気が澄んでるお陰かな。
乗鞍岳 エビの尻尾越しの穂高連峰。
エビの尻尾越しの穂高連峰。
乗鞍岳 長居は出来ないので下山開始。
長居は出来ないので下山開始。
乗鞍岳 劔や立山まで見える。
劔や立山まで見える。
乗鞍岳 寒くて危険、さっさと下る。
寒くて危険、さっさと下る。
乗鞍岳 お鉢を振り返り、
お鉢を振り返り、
乗鞍岳 朝日岳をトラバース。右側に落ちないように慎重に。緊張した。
朝日岳をトラバース。右側に落ちないように慎重に。緊張した。
乗鞍岳 あとは肩ノ小屋へ下るだけ。
あとは肩ノ小屋へ下るだけ。
乗鞍岳 地吹雪。
地吹雪。
乗鞍岳 山頂とセットで。
山頂とセットで。
乗鞍岳 ため息が出る程の造形美。
ため息が出る程の造形美。
乗鞍岳 荷物を纏めて、ツボ足で戻ることに。
荷物を纏めて、ツボ足で戻ることに。
乗鞍岳 ついつい撮ってしまう。
ついつい撮ってしまう。
乗鞍岳 名残惜しいが長居出来ない山頂を振り返り、
名残惜しいが長居出来ない山頂を振り返り、
乗鞍岳 シュカブラの雪原を下る。
シュカブラの雪原を下る。
乗鞍岳 これから剣ヶ峰を目指す方もみえます。
これから剣ヶ峰を目指す方もみえます。
乗鞍岳 踏み抜きが激しいので、またスノーシュー。スノーシューって下りには向いて無いように思うけど止む無し。
踏み抜きが激しいので、またスノーシュー。スノーシューって下りには向いて無いように思うけど止む無し。
乗鞍岳 ここはガスったら怖いなぁ。
ここはガスったら怖いなぁ。
乗鞍岳 スキー板は沈まなくていいなぁ。
スキー板は沈まなくていいなぁ。
乗鞍岳 剣ヶ峰にお別れ。
剣ヶ峰にお別れ。
乗鞍岳 でもまた振り返る。今日はずっと青空。
でもまた振り返る。今日はずっと青空。
乗鞍岳 贅沢な景色を見ながら下る。
贅沢な景色を見ながら下る。
乗鞍岳 ゲレンデトップが見えてきた。
ゲレンデトップが見えてきた。
乗鞍岳 下って振り返る。物凄い斜度。暗闇で良く分からないままに登って良かった。見えてたらこれは萎える。
下って振り返る。物凄い斜度。暗闇で良く分からないままに登って良かった。見えてたらこれは萎える。
乗鞍岳 ゲレンデの急斜面を下る。
ゲレンデの急斜面を下る。
乗鞍岳 三本滝レストハウス通過。
三本滝レストハウス通過。
乗鞍岳 往路は真っ暗で分からなかったけど、結構な登りだったんだなぁ。
往路は真っ暗で分からなかったけど、結構な登りだったんだなぁ。
乗鞍岳 剣ヶ峰を振り返り、よく歩いたなと。もう完全燃焼寸前。
剣ヶ峰を振り返り、よく歩いたなと。もう完全燃焼寸前。
乗鞍岳 駐車場が見えた。最後の下り!
駐車場が見えた。最後の下り!
乗鞍岳 無事下山。長かった〜。疲労感、空腹感、達成感 max!(おしまい)
無事下山。長かった〜。疲労感、空腹感、達成感 max!(おしまい)

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