滝と桜の長い一日、青根ヶ峰から吉野山

一度見てみたかった吉野の桜。 子どもと二人、蜻蛉（せいれい）の滝から青根ヶ峰を目指し、奥千本から桜と世界遺産の寺社を見ながら吉野駅まで下りました。 小学3年生から参加できるモンベルの吉野山ガイドツアーに申し込もうか思案していたら、土日はすでに満員。 あきつの小野スポーツ公園の蜻蛉の滝駐車場（無料）へ車を止め、帰りは吉野駅から大和上市駅へ出てタクシーで戻る計画を立て、自分たちで行ってみることにしました。 音無川沿いの道から登るつもりでしたが、滝の散策路から青根ヶ峰への標識に従って右へ登ってしまい、地図にない尾根伝いの道で青根ヶ峰を目指しました。 （後で調べたら左の吊り橋の方へ行けばよかったようです） 細道や急登もありますが、標識もあり、独特の岩肌やさわやかな緑、太い杉の切り株などを見ながらの楽しい道。 尾根に上がってからは途中から道幅も広くなり、歩きやすい道でした。 車道脇の階段から、最後の急登を登り切ったら青根ヶ峰頂上です。 淡い桜と濃い緑の山々が望める奥千本はのどかでいい雰囲気、上千本〜中千本はさすがの素晴らしい眺め。 吉野駅へ下るメインルートは夕方でも観光客でにぎわっていました。 途中のお米屋さんで食べたくず餅、みたらしだんごがおいしかったです。 最後に、大和上市駅でタクシーを呼ぼうと電話をかけると、車がすべて出払っていて行けないとの返事！ 観光の時期はこうなるのかとあせりましたが、4社めで5〜10分ほどで来てくれるとの返事。助かったー！ 運転手さんと話が弾んで大変親切にしていただき、感激しました。ありがとうございました。（タクシー料金3,180円） 子どもに合わせて休みながらのスローペースで、かなり時間がかかってしまいましたが、楽しい思い出がたくさん残り、充実の一日になりました。