活動データ
タイム
04:23
距離
11.2km
のぼり
511m
くだり
509m
チェックポイント
活動詳細
すべて見る桂岡コースから銭天に登りたい気持ちがあったが長い林道歩きと聞いて、何となく敬遠していた。 今年から歩くスキーを始めてスキーで歩く林道の楽しさを知った。 すると再びこのコースに興味が沸き、地図とにらめっこすると高低差は少なく「これ歩くスキーで行けるんじゃない」と思い、桂岡コースを歩いたことのあるうららさんに問い合わせてみる。 「ずっと登りの坂道だが、白旗山よりなだらか」との回答。 これは行けるなと確信するが、「ただ、おそらく人があまり入ってないのでラッセル必要かと思う」のコメントも添えられていた。 あまりにも厳しかったら引き返そうということで行ってみることにする。 登山口は春香山登山口と同じで、銭函浄水場のゲート前に9時頃駐車する。 おそらく春香山の登山者だろう、既に5台ぐらい車が停まっている。 先に駐車していた人達はBCスキーのようで板にシールを貼っていた。 よく見ると欧米の外人さんの2人組みで「どこに登るんですか?」と日本語で聞くとあまり日本語が出来ないようでカタコトの英語で再度聞いてみると「ハルカヤマ」という回答が返ってきた。 「See you」と言って別れて登山口のゲートに向かう。 9:20トレッキング開始。 林道はスノーモービルで道が踏み固められているので滑りやすい。 スイスイ第二ゲートに到着。 ここから少し進むと春香山との分岐に着く。 当然、銭天方向はノートレース。 ここでスノーモービルの道とお別れしラッセルになる。 ラッセルと言っても雪が少なく脛ぐらいの積雪なのでそれ程辛くない。 沢沿いの林道を進んで行くと渡渉箇所が2箇所ある。 最初の渡渉箇所は水量が少ないのでスキーを履いたまま二の字で渡る。 濡れたスキー板に雪が着いて滑りが悪くなる。 2度目渡渉箇所は水量も多く流石にスキーを履いたままでは渡れないので外して渡る。 この渡渉からひたすら緩やかに上る林道がスタートする。 スキー板に着いた雪がシールの代わりになって、いい感じで上れる。 永遠と上りの林道が続く、こうなると歩くスキーでも只の林道歩きになる。 元々林道歩きが苦手で、しかも一人歩きなので退屈になる。 体力的というより精神的に心が折れそうになる。 引き返そうかなと考える自分を励まし前に進む。 林道から春香山が見えた。 あの入口であった外人さん、ちゃんと登れたかな~などと思い出す。 4.5kmあたりでやっと銭天が見えて、目標物が見えると少しやるきが沸いてくる。 登山口から林道を進むこと約2時間、やっと山頂直下尾根の取付きに到着する。 スキー板をデポする。一応ワカンを積んできたが積雪量も少ないのでツボ足で登る。 尾根筋は雪が深いので北西側の少し下がった樹林帯を進む。 取付きまでで結構体力を使っていたのか、なかなかしんどくピッチが上がらない。 11:57やっと山頂到着。 記念写真をパラパラ撮って行動食の東京ばな奈を食べる。 雲行きが怪しくなってきたので休憩もそこそこに12:12下山開始する。 デポしたスキーを回収して装着。 帰りは自分の付けたトレースもあり、緩やかだけど下り坂なので上りの辛さを忘れてスイスイ下る。 下山途中に水分補給ではちみつレモンを飲んだら凍ってシャーベットになっていたのに驚く。 シャーベットのはちみつレモンもなかなか美味しい。 終始スイスイで下り13:40登山口に到着。 2時間40分かけて登った道を1時間30分で下山した。 当たり前だが、やはりスキーの下山は早い。 今回の経験を生かし、次回はもう少し短いコースでネイチャースキーを計画することにする。
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