活動データ
タイム
11:55
距離
32.6km
のぼり
2460m
くだり
2342m
チェックポイント
活動詳細
すべて見る前年度の生駒チャレンジ登山(32㎞)に続いて、山の大会は今回で2回目になります。 生駒ではアップダウンが楽だったので、ほかのかたを真似て下りを小走りに降りて行ったのですが、まだまだ初心者の私には十分な脚力が付いておらず、中級ゴール~上級ゴールの中間地点約28㎞ぐらいから膝裏が痛み出し、足を引きずりながらのゴールでした。 その時の参加者の方々の声に耳を傾けると「ダイトレは地獄だったが、ここ(生駒)は楽や」という声が多かったので、そのつもりで練習を重ねてきました。 2月の大雨の中、24時間100㎞ウォーク大会にもエントリーし、大雨により大量の肉刺しはできたものの、膝などのトラブルはなく完歩できました。 その後ダイトレに向けて、毎日5~10㎞のウォーキングのうち、3~4割を走ることにより、平地で脚力を付ける練習をしてきました。息が上がってきたら歩く、おさまったらまた走る、といった具合です。 そうして挑んだ今回の大会は、脚力はある程度付けていたものの、脱水症状による大腿筋の痙攣で、序盤の葛城山の昇りの丸太階段で動けなくなるという失敗をしてしまいました。 生駒では持参した500mlのペットボトル2本、参加賞の500mlペット1本と沢山担いで歩いて、途中で給水ポイント、自動販売機と、途中で調達できたのを教訓に、今回は持参しなかったのです。 すると今回は、初級ゴールの葛城山まで水分の調達が出来ず、結果、丸太階段が続くと足が上がらなくなり、気合で根性を出すと、足が攣って動けなくなり、おさまって3段程登ればまた攣るといったことの繰り返しで、葛城山の初級ゴールまで行けるだろうか?という具合でした。 6時にスタートしたかったので、前日に大和高田のネットカフェに泊まったのですが、ここでは1時間弱しか寝れなかったせいもあるかも知れません。 給水ポイントで補給し、自販機でポカリも購入。エネゼリやバナナも補給しながら、棄権を考えます。水越峠まで降りて、金剛山に登れなかったら認定は何も無し。また同じ様な痙攣が起こるならとても無理。その当時は痙攣と水分補給との関係は無知だったので、色々補給して長く休憩を取ったら、痙攣がマシになったら行けるかな?という気持ちになったので、金剛山を目指すことにしました。 金剛山まで頑張れば、あとはほとんど下りのはず。 水越峠まで下りですが、痙攣を繰り返した筋肉にはそれもキツかったです。金剛山の昇りはコンクリートのスロープです、ぐんぐん高度を上げていきます。地道に変わってもまだまだスロープが続きます。葛城山は上りも下りも丸太階段ばかりだけど、うって変わって金剛山はスロープが多く丸太階段の高さも控えめだったように感じました。中級ゴールまでの区間は早く感じました。 そして後はほぼ下りばかりです。幾分登ったりもしますが、だんだん水分の潤いが体に回ってきたのか、葛城山で初めての給水をしてからは、紀見峠の上級ゴールに向けて、どんどん調子が上がって行きます、丸太階段で痙攣が起こることも無くなってきました。 序盤の葛城山の7~12㎞地点で痙攣をおさめるための十分過ぎる休憩の為、時間が掛かり過ぎてしまいましたが、最終的には11時間46分で上級ゴールまで辿り着くことができました。 またしても初心者の愚かな計画・行動が浮き彫りになりましたが、スポーツをするにあたっての大事なことを、また身をもって勉強することができました。 そして山では、十分な計画と準備がたいせつですね。 生駒や六甲と違い、すぐ近くに道路が通っていないので、お店や自販機もほとんどありません。 余るぐらいに万が一のときの必需品は持って行って損はないと思いました。 次こそは不備の無いように頑張りたいと思います。
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