20141010 涸沢テン場→北穂高→涸沢岳→穂高岳山荘→涸沢テン場→横尾→上高地へ下山 2/2

2014.10.10(金) 日帰り

チェックポイント

DAY 1
合計時間
12 時間 35
休憩時間
2 時間 5
距離
24.9 km
のぼり / くだり
1897 / 2759 m

活動詳細

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2日目は、午前3時過ぎに起床。 10時間以上は寝ました。 隣のテントの宴会も、 同じテントのN隊長のいびきも、全く気にせず、爆睡。 疲れがとれてました。 せっかくなので、持ってきたジェットボイルを遣って、お湯を沸かして、 珈琲とビーフシチュー(フリーズドライ)を食して、元気を回復しました。 アタックザックに切り替えて、 アクエリアス300ml×2本と、行動食、カッパ上下を詰めて、 トレッキングポールを1本だけもって、 午前四時過ぎ、行動を開始。 ザックが軽いと、登りもほとんど苦ではありません。 気温は正確には分かりませんが、寒い。 しかし、凍っていなかったので、この季節としては暖かい朝のはずです。 *アディダスの冬用長袖インナー *タカキューのバーゲン品 軽ジャケット *ユニクロフリース *ユニクロダウン 非山岳用装備でも、何とかなるものです。 全部重ね着すれば、止まっていて、風に吹かれても寒くなかったです。 モンベルで買った、 ニット帽、ネックウォーマー、冬登山用手袋、靴下を装備すれば、 体の末端は全然寒くありません。 真っ暗な中をヘッドライトのみで登り始めます。 涸沢テント場→南陵ルート→北穂高へ。 高高度による酸素不足は全く気にならず。 高山病らしい症状も無し。 いい意味で、高度を感じず行動できて、助かったと思っていました。 昨日は、テント場から、穂高の山頂を見上げ、 とんでもない岩場へ行くんだな、と気後れしてましたが、 真っ暗なので、先が分からず、 照らし出される範囲のみに集中し、恐怖心無く歩みを進めました。 岩場にさしかかると、 また今回も「本気モード」が開始。 隊長のNさんを追い越して進みたいほど、 手足が意のままに動き、先に先に進めます。 アタックザックが軽いと、ホントに行動しやすい。 きわめて急な岩場の登りも下りも、跳ねるように進めてました。 地図上の3.5時間の行動距離を2時間を切って、北穂高山頂に到着。 日の出を眺め、モノクロだった岩肌が、 一気にオレンジに染まって、鮮やかな青・橙・白に変わっていく姿は圧巻でした。 北穂高の山頂では、向かいの槍を臨み、はるか東の富士山を臨み、はるか西の白山を臨む。 360°全方位ガスなしの大絶景!! 少し下って、北穂高山荘に寄って、 日の出とともに変わりゆく、山の姿をしばらく眺めました。 ここで、N隊長は、余裕があると判断し、涸沢岳への縦走を決定。 北穂高→唐沢岳は、岩場のみ。 しかも、急降下と急登を繰り返すばかり、 目指す唐沢岳の山頂は、すぐ先に見えますが、 とんでもない場所を移動するんだと、びびってました。 しかし、岩場にとりついてみれば、やっぱり跳ねるように岩場をクリアし、 鎖場も、はしご場も、問題なし。 渋滞箇所は、私が、垂壁ボルダリングの要領で、 岩場をトラバースして、追い越していくほど。 西穂高独標→西穂高山頂より、激しい岩場でしたが、 全く問題なく登り切ってしまいました。 全然苦しくない。終始、とても楽しいばかり。 あっという間に、唐沢岳山頂に着いて、少し下って、穂高岳山荘に到着。 小屋スタッフのHさんにお会いし、元気をもらいました。 せっかくなので、ここでお土産購入。 以降は、岩場をぴょんぴょん跳ねて、 涸沢ヒュッテへパノラマルートへ。 ぴょんぴょん下って、すぐテント場へ。 テントを撤収して、横尾を目指します。 荷物は軽い方がいいと分かって、 ハイドロの水は捨て、500mlの飲み水のみに。 行動食も極力食べてしまい、ザックの重さと容積も減らしました。 トイレもすませ、自身も軽量にしました。 おおきいザックを背負って、ぴょんぴょん下っていると、 途中から、右ヒザが痛くて、言うことを効かなくなってしまいました。 途中から、松葉杖をついて、片足をかばうような動作で、辛うじて移動。 道中で、N隊長にテーピングをしてもらい、 何とか横尾山荘へ。 ここで、ラーメンとジュースを食べて、体力回復。 同行者さんたちは、ピールで体力回復。 横尾→上高地は、平地の長距離行軍。 17:00発の最終バスに間に合うように、 右足をかばって、ひたすら歩きました。 テーピングのおかげで、 右膝は、動かして痛むことはなくなりました。 でも、帰りは写真を撮っている余裕はなかったようです。 バスに乗って、平湯温泉に移動。 バス乗降口で、足がもつれて、ハデにこけました。 歩幅は小さくなるし、階段は、登りがつらいし、下りはもっとつらいし。 今日は、足のご不自由な、ご老人の気持ちが痛いほど分かりました。 温泉で、十分に暖まり、温熱→水風呂→温熱→水風呂のループを3セット繰り返し、 疲れがかなり抜けてくれました。 ヒザ裏の腫れを気にして、足を引きずりながら、大垣まで戻りました。 一晩明けて、この記録を書いていますが、 右膝は、問題なく動かせます。日常動作も、許容範囲でこなせています。 今回のまとめ *膝痛は、下りの超ハイペースが原因。 *長距離行軍と、重たいザックに慣れていないから、足と膝にダメージが来た。 *食事・水は、補給箇所と、消費量を見極めれば、携行量を減らせる。 *山荘ごとに、食事やおやつを購入するのは、とてもいいこと。 *自力で出来ないことは、素直に経験者を頼ってしまおう。 *ヘルメットは自分で買おう。 *クロックスは持って行って正解。 *カラビナ、ほしいなぁ。 *スントの腕時計と、グラサンを自宅においてきたことは、残念だった。 *アタックザックの中身は、キャラメルとアクエリアス300ml*2ぐらいでよかった。 *小屋巡り、楽しかった。

活動の装備

  • ドイター(deuter)
    エアコンタクトライト50+10
  • その他(Other)
    ユニクロ ウルトラライトダウン
  • モンベル(mont-bell)
    モンベル 3番
  • その他(Other)
    ジェットボイル
  • コールマン(Coleman)
    コールマンのトレッキングポール
  • モンベル(mont-bell)
    グレーのニット帽
  • モンベル(mont-bell)
    冬用の登山手袋
  • モンベル(mont-bell)
    メリノウール
  • その他(Other)
    ユニクロ

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