明石城 築城400年祭 国重要文化財 坤櫓 特別公開に行ってきました。

2019.01.13(日) 15 DAYS

チェックポイント

DAY 1
合計時間
3 時間 5
休憩時間
1 時間 22
距離
4.2 km
のぼり / くだり
68 / 68 m
DAY 15
合計時間
0
休憩時間
0
距離
22 m
のぼり / くだり
0 / 0 m

活動詳細

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今年は、明石城 築城400年祭という事で イベントが盛り沢山です。 その1つの目玉イベとして、今回の、国の重要文化財 坤櫓の特別公開を挙げたいと思います! 全国に現存三重櫓は12基しかなく、その内2基を明石城で見れる事になります。 ちなみに、現存天守も全国に12城しかありません。私は、現存12天守は全て訪城しました。次の新たな目標として、全櫓の訪城を達成したいと思っております。 さて、現代では、明石城の巽櫓と坤櫓に限らず全国のお城の建築物は、戦国から江戸時代の歴史遺産として、大変に貴重な建築物である事は言うまでもありません。 しかし、過去を振り返ってみると、武家政治の終わりを告げた大政奉還後の明治時代になると、全国のお城が廃城となり、その役目を終えたお城が次第に姿を消していく時代。。武家社会の象徴でもあった為が故に、政府の中央集権にはそぐわない建物として消え去っていったお城の事を考えると、とても無念で残念な気持ちしかありません。なので、歴史的に価値のあるものとは思われない時代にあって、よくぞ残ってくれた!と、誉めて挙げたいくらいなのです。これまでの保存活動に尽力をされてこられた方々に感謝いたしたいと思います。 この明石城の築城歴史は、江戸時代初期の頃に始まります。 1615年の大阪の陣が終わって(俗に戦国の世の終わり)、徳川秀忠の時代に入ってもなお、未だに西国の外様大名には警戒を怠らないよう、そのために備える必用もありました。 そこで幕府は、西国と四国道の両方を抑えられる地の選定に着手しました。 ここで、明石の地が登場します。 ちなみに、明石の「明」は、月明かりの「明」です。この場所は、月が綺麗に見える名所だったので、一字をとられたそうです。明石と呼ばれるようになったのはこの頃から。小笠原氏が名付けたそうです。 築城の候補地として明石の地が選ばれた理由は、姫路城を破られ、淡路からも攻められても、陸と海(大阪から海路)からの挟み撃ちが出来る場所、それが明石だったそうです。 城は幕府普請事業です。幕府からの資金と各大名の支援で、突貫工事にて短期間で出来上がりました。幕府の力を見せ付ける為、急いだのかもしれません。 城の石垣には、1400余りの刻印が押された石が見つかっています。大名達が幕府に対しての忠誠アピールポイントだったのでしょう。 #次の巽櫓の公開が待ち遠しい。。(^o^;)

明石市・加古川市・高砂市 明石駅を降りて城に向かいます。
お堀に沢山の渡り鳥がいます。

うまそう。
明石駅を降りて城に向かいます。 お堀に沢山の渡り鳥がいます。 うまそう。
明石市・加古川市・高砂市 右は巽櫓
左が、今回の特別公開である、坤(ひつじさる)櫓です。
中央の足場に隠れて見えませんが、両櫓を白塀が繋いでます。
400年祭に合わせて修理をしているそうです。ちょっと残念

ちなみに、築城当時は今の白壁ではなく、多聞櫓だったそうで、江戸時代初めに火災で消失し、その後、白壁で再建されたという事です。多聞櫓だったら、金沢城見たいのだったのかな。。
右は巽櫓 左が、今回の特別公開である、坤(ひつじさる)櫓です。 中央の足場に隠れて見えませんが、両櫓を白塀が繋いでます。 400年祭に合わせて修理をしているそうです。ちょっと残念 ちなみに、築城当時は今の白壁ではなく、多聞櫓だったそうで、江戸時代初めに火災で消失し、その後、白壁で再建されたという事です。多聞櫓だったら、金沢城見たいのだったのかな。。
明石市・加古川市・高砂市 チラッと巽櫓。
チラッと巽櫓。
明石市・加古川市・高砂市 立ち入り禁止で、遠目からの巽櫓。
立ち入り禁止で、遠目からの巽櫓。
明石市・加古川市・高砂市 これが、今回の特別公開である坤櫓です。
国の重要文化財に指定され、なかなか中に入れない大変貴重な建物なんです。
これが、今回の特別公開である坤櫓です。 国の重要文化財に指定され、なかなか中に入れない大変貴重な建物なんです。
明石市・加古川市・高砂市 太陽の逆光を避けて撮りました。
太陽の逆光を避けて撮りました。
明石市・加古川市・高砂市 塀の狭間から覗いて見ました。
この形は、弓矢で敵を狙うのかな!?
塀の狭間から覗いて見ました。 この形は、弓矢で敵を狙うのかな!?
明石市・加古川市・高砂市 アップ!
瓦には葵の紋が。
さすがです。徳川幕府の命で築城されただけあって、幕府の威厳が感じ取れます。
アップ! 瓦には葵の紋が。 さすがです。徳川幕府の命で築城されただけあって、幕府の威厳が感じ取れます。
明石市・加古川市・高砂市 今日の見学会(事前予約制)にこられた人が、続々と集まってきました。

特別公開は
明石観光協会が主催されています。
今回だけではなく、後数回、開催されますので、皆さんも、ぜひ、この機会に見学されてはいかがでしょうか。
今日の見学会(事前予約制)にこられた人が、続々と集まってきました。 特別公開は 明石観光協会が主催されています。 今回だけではなく、後数回、開催されますので、皆さんも、ぜひ、この機会に見学されてはいかがでしょうか。
明石市・加古川市・高砂市 立派な柱が使われていますね。
ただし、筋交いなどの角材は、後世の補強材だと思います。
立派な柱が使われていますね。 ただし、筋交いなどの角材は、後世の補強材だと思います。
明石市・加古川市・高砂市 かなりの急な階段。
戦時には階段を取り外し、上から攻撃を仕掛けるのでしょう。
かなりの急な階段。 戦時には階段を取り外し、上から攻撃を仕掛けるのでしょう。
明石市・加古川市・高砂市 三階に上がってきました。
しっかりと組重なっています。
綺麗❗
三階に上がってきました。 しっかりと組重なっています。 綺麗❗
明石市・加古川市・高砂市 格子窓から巽櫓を覗みます。
至福のひととき!!
この景色はここ坤櫓からしか味わえません。
何故なら、巽櫓をよく見て下さい。
巽櫓には窓がないのです。
西側(坤櫓方面)には窓がなく、この櫓をみれません。
一方向のみ櫓が見れます。
不思議。。
格子窓から巽櫓を覗みます。 至福のひととき!! この景色はここ坤櫓からしか味わえません。 何故なら、巽櫓をよく見て下さい。 巽櫓には窓がないのです。 西側(坤櫓方面)には窓がなく、この櫓をみれません。 一方向のみ櫓が見れます。 不思議。。
明石市・加古川市・高砂市 実はこの札も、国の重要文化財なんです!
櫓と合わせて大変貴重なものです。
今回の特別公開はほんまにラッキー❗トラッキー‼️
実はこの札も、国の重要文化財なんです! 櫓と合わせて大変貴重なものです。 今回の特別公開はほんまにラッキー❗トラッキー‼️
明石市・加古川市・高砂市 さらに、別の角度から。
さらに、別の角度から。
明石市・加古川市・高砂市 2階に降りて来ました。
2階に降りて来ました。
明石市・加古川市・高砂市 ややこしい。
ややこしい。
明石市・加古川市・高砂市 この瓦には、初代城主となった小笠原氏の家紋が入っています。
家紋は、菱が3つ。。
あの三菱財閥のシンボルマークのモデルだと言われています。
おぉ~!
コネタですが、小笠原氏の誰かが、船で荷物の運搬中に嵐にあい遭難し、たどり着いた島が小笠原諸島にある島だったそうです。
当時、島々に名前がなかった為、自分の名前を付けたという事です。
元 巨人の小笠原選手は。。
。。情報ないです。
この瓦には、初代城主となった小笠原氏の家紋が入っています。 家紋は、菱が3つ。。 あの三菱財閥のシンボルマークのモデルだと言われています。 おぉ~! コネタですが、小笠原氏の誰かが、船で荷物の運搬中に嵐にあい遭難し、たどり着いた島が小笠原諸島にある島だったそうです。 当時、島々に名前がなかった為、自分の名前を付けたという事です。 元 巨人の小笠原選手は。。 。。情報ないです。
明石市・加古川市・高砂市 古地図。レプリカ。
古地図。レプリカ。
明石市・加古川市・高砂市 一階からは足場しか見えません。
一階からは足場しか見えません。
明石市・加古川市・高砂市 写真が展示されています。
写真が展示されています。
明石市・加古川市・高砂市 一階に昔の城の模型がありました。
一階に昔の城の模型がありました。
明石市・加古川市・高砂市 模型は立体感があってよく分かりやすいです。
模型は立体感があってよく分かりやすいです。
明石市・加古川市・高砂市 修理の際の古い木材。
修理の際の古い木材。
明石市・加古川市・高砂市 靴にカバーを被せました。
雨の日は一般、特別公開は中止です。
靴にカバーを被せました。 雨の日は一般、特別公開は中止です。
明石市・加古川市・高砂市 出てきました。
今から城をぐるりと散策します。
出てきました。 今から城をぐるりと散策します。
明石市・加古川市・高砂市 天守台からの坤櫓です。
天守台はかなりの規模です。
天守は建築されませんでした。
その代わりに坤櫓(城内で最大の建物)が天守の代用とされたそうです。
時は江戸時代の初期、まだまだ世は泰平の時代ではありませんでした。
西国や四国の守りとして、幕府の威信をかけて造られたのが、この明石城です。
明石城は海に近く、淡路島(仲の良い蜂須賀氏)からも目と鼻の先なので、海からの敵を挟み撃ちに、また睨みを効かすには絶好の位置だったのでしょう。
西国の抑えは姫路城。
四国の抑えは明石城。と言われています。
天守台からの坤櫓です。 天守台はかなりの規模です。 天守は建築されませんでした。 その代わりに坤櫓(城内で最大の建物)が天守の代用とされたそうです。 時は江戸時代の初期、まだまだ世は泰平の時代ではありませんでした。 西国や四国の守りとして、幕府の威信をかけて造られたのが、この明石城です。 明石城は海に近く、淡路島(仲の良い蜂須賀氏)からも目と鼻の先なので、海からの敵を挟み撃ちに、また睨みを効かすには絶好の位置だったのでしょう。 西国の抑えは姫路城。 四国の抑えは明石城。と言われています。
明石市・加古川市・高砂市 天守台からの眺めです!(^O^)
天守台からの眺めです!(^O^)
明石市・加古川市・高砂市 天守台から坤櫓。
キリッと姿が美しい‼️
天守台から坤櫓。 キリッと姿が美しい‼️
明石市・加古川市・高砂市 本丸の北西隅の櫓台。
本丸の北西隅の櫓台。
明石市・加古川市・高砂市 北東側の櫓跡。
かつては四隅に三重櫓がありました。
今は2つのみ現存。
北東側の櫓跡。 かつては四隅に三重櫓がありました。 今は2つのみ現存。
明石市・加古川市・高砂市 広大な本丸御殿跡。
広大な本丸御殿跡。
明石市・加古川市・高砂市 巽櫓に戻って来ました。
本丸を時計回りに回りました。
巽櫓に戻って来ました。 本丸を時計回りに回りました。
明石市・加古川市・高砂市 巽櫓側から坤櫓をのぞむ。
巽櫓側から坤櫓をのぞむ。
明石市・加古川市・高砂市 西側に窓なし。。
西側に窓なし。。
明石市・加古川市・高砂市 瓦と瓦との間に漆喰を塗りつけてあります。
平成の大修理後の姫路城は、真っ白~。
数年後はこのように落ち着いた色あいになる事でしょう。
瓦と瓦との間に漆喰を塗りつけてあります。 平成の大修理後の姫路城は、真っ白~。 数年後はこのように落ち着いた色あいになる事でしょう。
明石市・加古川市・高砂市 明石観光協会の方が、今後、巽櫓も公開しますとの事。お楽しみに~(^O^)
明石観光協会の方が、今後、巽櫓も公開しますとの事。お楽しみに~(^O^)
明石市・加古川市・高砂市 二の丸から東丸へ移動。
本丸と二の丸の大土橋!石垣積みで頑丈‼️
二の丸から東丸へ移動。 本丸と二の丸の大土橋!石垣積みで頑丈‼️
明石市・加古川市・高砂市 二の丸から北を望みます。
二の丸から北を望みます。
明石市・加古川市・高砂市
明石市・加古川市・高砂市 虎口。
虎口。
明石市・加古川市・高砂市 東丸の虎口。
東丸の虎口。
明石市・加古川市・高砂市 矢倉門跡?!
矢倉門跡?!
明石市・加古川市・高砂市 城外から矢倉門跡。
城外から矢倉門跡。
明石市・加古川市・高砂市 明石市立文化博物館に入ります。
明石城の御殿見取り図を見に行きます。
館内は撮影が禁止の為、画像がありません。
かなりの多さで畳で3畳以上はあったのでは。
本日の目的、二つ目も終了(^O^)
明石市立文化博物館に入ります。 明石城の御殿見取り図を見に行きます。 館内は撮影が禁止の為、画像がありません。 かなりの多さで畳で3畳以上はあったのでは。 本日の目的、二つ目も終了(^O^)
明石市・加古川市・高砂市 薬研掘りから東丸。
薬研掘りから東丸。
明石市・加古川市・高砂市 明石空襲の碑です。
歴史は忘れてはなりません。
後世の人に、悲しい時代があった事を伝えないといけません。
平和な世を願う気持ちは今も昔もこれからも変わらないと思います。その気持ちを大切にしたいです。
この碑は、神戸淡路大震災を経験しました。
地震で、石碑が土台から数センチもずれ動きました。
石碑は修理せずにそのまま、ずれたままになっています。地震の恐ろしさを伝えたいと、修理をされなかったそうです。
私達は、あの地震をけっして忘れたりはしないでしょう。
明石空襲の碑です。 歴史は忘れてはなりません。 後世の人に、悲しい時代があった事を伝えないといけません。 平和な世を願う気持ちは今も昔もこれからも変わらないと思います。その気持ちを大切にしたいです。 この碑は、神戸淡路大震災を経験しました。 地震で、石碑が土台から数センチもずれ動きました。 石碑は修理せずにそのまま、ずれたままになっています。地震の恐ろしさを伝えたいと、修理をされなかったそうです。 私達は、あの地震をけっして忘れたりはしないでしょう。
明石市・加古川市・高砂市 門跡?
門跡?
明石市・加古川市・高砂市 薬研掘りを一周してきました。
薬研掘りを一周してきました。
明石市・加古川市・高砂市 二の丸の北側の高い石垣です。
二の丸の北側の高い石垣です。
明石市・加古川市・高砂市 石垣をよく見ると、古石垣と新しく積みなおした石垣がよく見てとれます。
石垣をよく見ると、古石垣と新しく積みなおした石垣がよく見てとれます。
明石市・加古川市・高砂市 下、古石垣。
下、古石垣。
明石市・加古川市・高砂市 巽櫓と土橋です。
右が本丸。東が二の丸です。
明石駅から、ま反対側です。
巽櫓と土橋です。 右が本丸。東が二の丸です。 明石駅から、ま反対側です。
明石市・加古川市・高砂市 本丸の高石垣です。
本丸の高石垣です。
明石市・加古川市・高砂市 石垣に反りがなく、下から上まで一直線です。反りとは、上段にかけて、さらに垂直に近く反る事です。カタカナの「ノ」の感じですね。
石垣に反りがなく、下から上まで一直線です。反りとは、上段にかけて、さらに垂直に近く反る事です。カタカナの「ノ」の感じですね。
明石市・加古川市・高砂市 私は北側の石垣が大好きなんです。
私は北側の石垣が大好きなんです。
明石市・加古川市・高砂市 北側の掘りは大きいし広い。
北側の掘りは大きいし広い。
明石市・加古川市・高砂市 昔は白壁と櫓が、水面に写しだされて、幻想的な景色だったのでしょう。
昔は白壁と櫓が、水面に写しだされて、幻想的な景色だったのでしょう。
明石市・加古川市・高砂市 北西側の虎口。
北西側の虎口。
明石市・加古川市・高砂市 石垣が立派❗
短期間で積み上げたにしては、仕事が丁寧。
見習わねば。。(^o^;)
石垣が立派❗ 短期間で積み上げたにしては、仕事が丁寧。 見習わねば。。(^o^;)
明石市・加古川市・高砂市 坤櫓と石垣
坤櫓と石垣
明石市・加古川市・高砂市 キラキラ❗
キラキラ❗
明石市・加古川市・高砂市 カッコいい❗
カッコいい❗
明石市・加古川市・高砂市 天守台を西から。
さすが、天下普請の明石城。
天守台を西から。 さすが、天下普請の明石城。
明石市・加古川市・高砂市 半分、櫓。
半分、櫓。
明石市・加古川市・高砂市 振り向けば、櫓。
振り向けば、櫓。
明石市・加古川市・高砂市 早く白亜の城が見たいね!
早く白亜の城が見たいね!
明石市・加古川市・高砂市 さよなら。。
次回は2月11日のフェスティバルで会いましょう🎵
さよなら。。 次回は2月11日のフェスティバルで会いましょう🎵

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