活動データ
タイム
07:49
距離
11.0km
のぼり
1107m
くだり
1109m
活動詳細
すべて見る雪も降らず、厳しい冷え込みもないので、氷瀑は期待薄なのは承知の上で滝の様子を見に行く事にした。 福太郎新道を進み、先ずは行者ノ滝を目指す。と言っても行者ノ滝への道は正規の登山道ではないので、途中で出会った登山者さんの口からは、何処に行かれるんだろう❓❓と、囁きあう声が聞こえたそうだ。そんな道なき道を突き進んで行く。 行者ノ滝は、黒々とした岩肌に数筋の流れ、下方に一塊の氷が乗っかっているのみで、氷瀑のひ❗にも当たらない現状なり。 滝を左に巻き滝上の沢からWノ滝を目指す。以前は知る人ぞ知る幻の滝であったが、最近は随分と見物人も増えて、滝周辺は混雑する場面も…。我々も最初に訪れた時は、Wノ滝=2つの滝と思っていたのだが、案内してくれたMさんから名前の由来を聞いて、苦笑しながら納得⁉️。Wノ滝とは…、この英彦山に毎日のように通い続けられてた渡辺さんが発見されたそうだが、後に病でお亡くなりになられ、渡辺さんを知る人達から発見者の渡辺さんのイニシャルを取ってWノ滝と呼ぶようになったと教えて頂いた。だから2つの滝では無く、辺り一面に無数の小さな滝が凍おり、その様は幅100mほどに簾を並べたような景観で、最盛時にはどの滝よりも素晴らしい滝へと変貌するのだ。今日もこの滝だけはそこそこ凍っていて、少し溜飲を下げつつシャッターを切る。数十枚をカメラ📷に収め行者堂に上がる。ここが昼食予定地なので、お昼の準備の間に山頂へ行って来れば‼️と促されて、空荷で山頂を往復して来る。 戻ると熱々の雑煮が待っていて、空腹のお腹にスト~ンと収まって行く。まいう~‼️、TV のグルメ番組じゃないが、声高らかに叫びたい。 予定のルートでは、四王寺ノ滝に下る事にしていたが、凍ってはいなかったとの情報を聞き、下るのを止めてケルンの谷へと下る事になり、再び上宮へ登り返してケルンの谷へと下る。 いつの頃からか、誰が積み始めたのか無数のケルンが積まれたケルンの谷。異空間に迷い混んだ錯覚さえ覚える不思議な場所だ。 裏英彦山道を西へ。崩れた箇所あり、倒木や落枝で歩き難い道を抜けて鬼杉に…。英彦山一の巨木を見上げながら、暫しのお茶タイム。もうひとつチョイ寄りは、初詣の意味も込めて玉屋神社へ。般若窟内に建つ玉屋神社には、正月らしく榊やお供え物も…。神社や寺院の門前に立てば、何故か頭が 下がり手を合わす。日本人の性なのでしょうかねぇ。 本日の滝偵察行は予想通りの結果ではあったが、Wノ滝の小氷瀑が少しは疲れを癒してくれました。冬本番はこれから‼️、次の訪問時には大氷瀑を見せてくれるものと期待しつつ…。
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