活動データ
タイム
10:54
距離
29.4km
のぼり
1617m
くだり
1616m
活動詳細
すべて見る雪の仕上りをひたすら待って…ようやく待望の羅臼岳冬季限定コース「南西ルンゼ」に行ってきました😃⛄️ スタート当日、天気予報はあまり良くなかったので吹雪かホワイトアウトを覚悟して、まだ暗いうちに知床自然センターを出発しました。 冬はクローズされている知床横断道路をスキーで登って行くのですが、スキーでさえ脛くらいの深さのラッセルでした💦 最初は星空が見えていたのに、次第に吹雪いてきて、暗闇の中で冷凍風に耐えながら進みました。 知床峠近くまで登ると、さっきまでの吹雪がウソみたいに晴れてきて、サンピラーをまとったご来光を拝むことができました😃✨ 知床峠付近の道路は乾燥路面だったり、深い吹きだまりだったりして、スキーを脱いだり履いたり…時間をとられました。。。 知床峠から先はいよいよ核心の南西ルンゼ❗️ まずはルンゼ下の藪を進みます。ここは、前回11月の積雪時に通りましたが、泣きたくなるくらいのラッセルと踏み抜き地獄で苦戦した場所。 今回も、この藪の状況が一番心配でした。 現状として、藪はまだまだ埋まりきっていませんが、スキーならば踏み抜きもなく進めました。 シールが効かなくなってきたところでスキーをデポしてアイゼン・ピッケルにチェンジ😄(スキーを脱いでから数回踏み抜きました…😅) 今回もピッケル2丁の「ピオレトラクション」でルンゼを攻めました😉 これで5回目の南西ルンゼですが、やっぱり、長く厳しいあの傾斜はシビれますね~😅 そして、終盤に差し掛かるに連れて傾斜はさらに大きくなり、カチカチ氷の斜面へと変化していきます(ピッケルが弾き返されることも何度か…)。なので、両手両足を使って一歩一歩登って行きます😉 ルンゼを登り詰めるとようやく2本足で歩けるようになり、普通に立てることに少し感動をおぼえます🙂 最後は少しばかりアイスクライミング的な斜面がありますが、距離は短いので難なくクリアできました😃 そうして到達した山頂。 眼下に雲海が広がり、見事な青空で風も弱く穏やかで、知床連山の眺望や斜里岳まで望むことができました✨ 雪を待ち続けてようやく来られた羅臼岳。すばらしいコンディションと絶景に迎えられて感激の山行でした。
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