樹齢1,500年のイチイの木を訪ねる

2019.01.20(日) 日帰り

チェックポイント

DAY 1
合計時間
3 時間 2
休憩時間
41
距離
6.1 km
のぼり / くだり
188 / 188 m
3 2

活動詳細

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北海道では、オンコ(本州ではアララギ)と呼ばれるイチイの木。 赤みがかった硬い木は、高級な家具や表札などに加工されるそうです。 また、イチイは成長が遅く、庭木や盆栽として育てられることも多いそうなのですが、今日は石狩市浜益にある樹齢1,500年、幹周り5.4m、高さ18mの巨木を見に行って来ました。 今回は、参加者27名+スタッフで片道3kmの林道をスノーシューで巡るツアーです。 ここ数日の積雪が気になりましたが、役所の方がスノーモビルで圧雪してくださり、初めての方でも安心して歩ける状態になっていましたm(__)m 普段は柵があって幹に触ることができないらしいのですが、今回は同行してくださった樹木医の崎川哲一さんのご配慮で幹に触れさせて頂くことができました🙇 崎川さんのお話では、これほど状態の良い木は珍しいらしく、実際に若い芽もたくさん出ていました。 姿形もそうですが、こういう生命力の強さもパワースポットと云われる所以なのかしれませんね😮 参加者の方も根元で寝っころがって下から樹を見たり、樹に抱きついたりとそれぞれ楽しまれていました。 その後、浜益温泉で昼食と入浴タイム! 昼食は、地元浜益のコメや野菜、魚を使ったお弁当でとてもおいしかったです🤣 そうそう、バスを駐車させて頂いた農家の岸本さんも自家製酒粕で作った甘酒と一口サイズの稲荷ずしをご用意していてくださって、これがまたすごーく美味しかったぁ(^v^) 役所の方を含め、地元の方のおもてなしに感謝感激しました<(_ _)> 夏はヒグマの気配満々でこれまで行くのを躊躇していたので、今回のツアーは願ったり叶ったりの最高のツアーでした。 因みに、ヒグマもイチイの実が大好物だそうです。しかもちゃんと毒のある種は食べないとか(>_<) アイヌの人たちはイチイの木で弓矢などを作っていたそうですが、このような状態で残されたのは奇跡か、それともご神木として守られたからなのか? いずれにしても、とてもパワーのある木だと感じました🙌 ※普段は林道の除雪がされていないので積雪時は道迷いに注意してください。 とくに、林道から巨木までは案内板などもありません。 ※通常は幹を守るために柵から中には入れません。今回は幹を傷つけないように樹木医の指導のもと立ち入らせていただきました。

メンバー

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