活動データ
タイム
05:35
距離
11.5km
のぼり
647m
くだり
648m
活動詳細
すべて見る一応生駒市と周辺市町村の11境界点を巡ってきました。この遊びの結果地形図の行政界は結構いい加減だということがわかりました。したがって、地形図から三国境を決定するというのは無理だったということになります。国土地理院HPを見ると、この点の指摘が結構あるようで、「県境,市町村の境界は,誰が決めるのですか?」という質問にたいして、「隣接する各市町村が,協議して決めています.地図への境界の表示は,市町村の資料に基づいています.」と答えて、責任回避しています。要するに、当該市町村が修正要求しなければいい加減な境界線のままと言うことのようで、修正要求は隣接する市町村が一致して行わないとダメでしょうから、市町村のほうも面倒でほおっておくというのが実情でしょう。それで困ることもあまりないのでしょう。ただ、最初のいい加減な境界はどのようにして引いたのかは疑問なのですが・・・ 結局行政界を知るには該当市町村の地籍簿を参照するしかないようですが、これが面倒だ。幸い生駒市の場合はWEBページで地番参考図が閲覧でき、そのINDEXに当たる地図が解像度は低いのですが、生駒市の主張する境界をもっとも正確にあらわしているようなので、それを利用してみました。 平群町-東大阪境界は境界標が見つからず、「おかしい。地図が間違っている可能性がある。」と感想を書いておきましたが、どうもそのようで、境界点は大原山の北のようです。生駒市の資料に基づいて再調査に出発しました。 このシリーズはこれで終了です。下らない企画でしたが、地図の行政界がかなり不正確だという勉強にはなりました。あと、生駒市東端も地形図は間違っているらしく、川が境界のため、境界標設置の必要がないということのようです。農道が境界だったりするわけでは無さそうですが、こちらは現地に行き直しても境界標がないことは確認済みなので、再訪問はしません。
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