玉峰 船通山二座踏破 −奥出雲満喫ツアー②船通山−

2016.04.24(日) 日帰り

チェックポイント

DAY 1
合計時間
3 時間 38
休憩時間
50
距離
9.0 km
のぼり / くだり
639 / 636 m
30
44
30

活動詳細

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本日二座目の船通山わくわくプールに到着。 2人に疲労度合いを聞くと、車で移動する間の休憩で少し軽減されたようだ。 部長の頭の中にはわくわくプールからの周回で二座踏破が完結、しかし2人のコンディションが最優先されるので… ①わくわくプールからの周回 ②鳥上滝コース登山口まで車で行きピストン のコース選択権を2人に与える。 悩んだ末か、何も考えてないのか、①のコースを選んだ爺ィ。さすがに来週のPTA奥様方との船通山登山を控え、ガイド気分満々だけに意気揚々である。 再度準備を整えスタート、玉峰山の最後の舗装路に苦しんだ2人だが、鳥上滝コース登山口までの舗装路は大丈夫か… 登山口まで登り、疲労が見え隠れする2人に部長から「少し休憩する?」との提案に 速攻で飛びつくノグサーと、当然だろと言わんばかりの表情の爺ィ。 ここにきて玉峰山 窓岩のクライムがボディブローのように効いてきた。 少し休憩し、いざ本格的にスタート。石畳の整備された登山道を爺ィが先頭で行く。 どうにかこうにか鳥上滝まで到着すると座り込む2人に疲労の色が濃い。 部長は2人に自分の行動食を与えるとこれはペロリ。 口と胃袋だけには疲労はないようだ。 しかし、すれ違った下山される高齢の団体さん達の目には2人の姿がどう映ったことだろう… 「いい若い者がこんなところで座りこんで…」 きっとこう思われたに違いない。 休憩明けはさらに動きが重く、成長著しい体重と年齢、疲労、運動不足による膝の痛みがあるようで、いつの間にか先頭をノグサーに譲る。 その後も最高速のナメクジ並のスピードで登る爺ィ。登り優先の登山において、遠くに下山者を見つけては即座に停止、道を譲る偽善者ぶり。時には下山者の幻想も見えるようだ。 「休んでるだけだろ?」と部長の問いに 「バレました」と心境を吐露する。 最初の一輪が見えテンションの上がった部長は2人を置きざりに山頂へ急ぐと満開のカタクリが出迎えてくれた。カタクリの写真を撮っているとノグサー、爺ィとヘトヘトになり到着、ここで遅めの昼食とする。 昼食時、笑顔が戻った2人に部長より新たなコース選択権を与えられる。 ①このまま歩いて車まで行く ②部長が先に下り、駐車場まで車を回す 部長の心の中は、2人の、特に爺ィの疲労を考えれば当然②を選ぶだろう… しかし頑張り屋の爺ィ、①を選ぶ可能性も… ①を選ぶとかなり時間がかかる… 帰って犬の散歩が… といろんな考えが錯綜する。 考え抜いたのか、予め決まってたのかわからないが爺ィから出た答えは② 「車回してください」と… 早速準備をし下山する部長を見送る2人。 2人を待たすのも悪いと早足で下る。 車まで帰り、亀石コース登山口まで車を回すとそこに2人の姿がない。 何かあったのかと心配するも携帯は圏外、連絡もとれない。不安だけが募るばかりの部長… 10分少々経ち、登山道の方に足を踏み入れたら下りてくる2人の笑顔が見えた。 待つ間の経緯を話すと爺ィから 「10分くらいの待ちなら想定内でしたねぇ」 と何やら遅れて下りるのが当然のような発言が… 部長の気持ちは複雑だったが、爺ィの想定内のスピードでしか歩けない自分が無性に情けない… さらなるトレーニングを決意する部長であった。 爺ィも爺ィで、成功した試しのないダイエットのための脱カップ麺宣言。 果たしていつまでもつのか経過を見守りたい。

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