活動データ
タイム
01:46
距離
3.3km
のぼり
325m
くだり
329m
活動詳細
すべて見る香芝市の二上山博物館では、二上山周辺の火山活動の痕跡として、凝灰岩(ぎょうかいがん)、サヌカイト、金剛砂(ガーネット、ザクロ石)の三つの特徴的な石を揚げています。先日は凝灰岩の最も特徴的な場所である屯鶴峯(どんづるぼう)へ行って来ましたが、きょうは二上山で凝灰岩が見れるポイントを回ってきました。凝灰岩とは、火山灰が堆積して凝結した岩石のことだそうです。 で、まずは鹿谷寺(ろくたんじ)跡へ。ここは凝灰岩の石切場の後に造られた8世紀ごろの古代寺院跡だそうです。十三重の石塔と石窟に線彫された三尊坐像が残っています。写真左側にも浮彫の仏立像があるらしいですが、どれがそうなのか分かりません(泣)。 この石塔は、凝灰岩の地面を掘り下げて、掘り残す形で造られているそうです。写真では分かりにくいですが(YouTubeで見てね)、石塔の左にある岩と右の石窟も元はひとつの岩だったのですね。 で、岩尾根を登っていきます。地層がむき出しになってる箇所もあり、なるほど火山灰の堆積したものってのが分かりますね。 で、馬の背への舗装路に出て、ムラサキタンポポを探しながら雄岳まで。きょうもムラサキタンポポは何本も見つけましたが、白い花のんはないですねえ。これから白くなるのか、ここには白いのは無いのか、知りたいところです。 で、雄岳への途中にある露岩は少し黒っぽいんですが、割れているものを見ると白っぽいので、これもやっぱり凝灰岩かも。 で、岩屋へ。ここも8世紀築造の石窟寺院跡だとか。石切場跡の説明板によると、ここも凝灰岩の石切場の跡を寺院に利用したのだろうとか。 で、石切場跡へ。高松塚古墳やマルコ山古墳の石槨は二上山の凝灰岩が使われているとか。 ということで、まあ、二上山はどこもかしこも凝灰岩だらけでした(笑)。 でも、他の火山岩層もあるそうなので、顕著な場所を見つけたいと思っています。
動画
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