活動データ
タイム
09:57
距離
20.1km
のぼり
2664m
くだり
1386m
活動詳細
すべて見るGW一発目の登山として先週開山されたばかりの大杉谷に行って来ました。 大杉谷は日本三大渓谷の一つともされる美渓で、今回はその渓谷美を堪能すべく山小屋に一泊し、大台ケ原に抜けるコースで歩いてみました。 年間降水量約5000mmという多雨地域とされる大台ケ原ですが、幸運にも2日とも晴天に恵まれ、充実した山行になりました。 【1日目】 松阪から紀勢本線特急で三瀬谷へ。三瀬谷駅から登山バスで登山口に向かう。 GW限定で通常より早い時間の便があり、11時半頃には登山口(宮川第三発電所)に到着。 発電所脇の歩道を抜けると冬季閉鎖のゲートがあり、いよいよ大杉谷へ入渓。すぐに岩をくり抜いて道を通した「大日グラ」を通過します。黒部の下ノ廊下っぽくてテンションが上がる! 道は渓谷の岩壁に沿ってアップダウンを繰り返しながら進んでいきます。 一時間ほど歩き、千尋滝が見えたところで休憩。 16-35mmのワイ端でも画面に収まらない堂々とした滝に圧倒されます。 再び上流に歩を進め、シシ渕でも休憩。 ここが大杉谷コースで一番の見どころでしょうか。 深い渓谷にスポットライトのように差し込む光と水の色が印象的です。 渓谷沿いの道を進み、15時頃には宿泊地の"桃の木山の家"に到着。 思ったより早く着いたのでもったいない気もしましたが、まあそのままビール飲んでまったりすることに。 もう少しペースを落として景色をゆっくり楽しめばよかったです。 山小屋は水洗トイレ使い放題、お風呂にも入れて大変快適でした。 【2日目】 大台ケ原15:30のバスでの下山を目指して早めに出発。 1日目につづいて渓谷沿いを進みますが、上流に向かうにつれて谷が深くなり、風景が荒々しくなるのを感じます。 垂直な岩壁を発破して付けられたコの字型の道を抜けると七ツ釜滝。 段瀑の一つ一つが大きく、ダイナミックな光景に圧倒されます。 七ツ釜滝は左岸の急坂で巻き、吊橋を渡ると広い河原に出てホッと一息付けます。 このすぐ先が2014年の全通まで通行不可とされていた崩落地点で、巨大な岩が積み重なった上をマーキングにしたがって通過します。小さな石を蹴落としそうになり少し緊張。 ここを過ぎると登山道は右岸の岩壁に沿って再び標高を上げ、途中吊橋を渡りながら光滝、隠滝を経て堂倉滝へ。 堂倉滝を左に見ながら最後の吊橋を渡ると大杉谷はおしまいで、大台ケ原に向けての登りとなります。 日出ヶ岳までは針葉樹林に覆われた尾根道で、所々踏み跡の薄いところもありますが全体としては歩きやすい道です。 山頂には予定よりかなり早く到達し、もう少しゆっくりすればよかったと再び後悔することとなりました。 大台ケ原を周遊して12時過ぎに駐車場へ到着、山行終了としました。
活動の装備
- ソニー(SONY)α7M2
- ザ・ノース・フェイス(THE NORTH FACE)テルスフォト40
- ソニー(SONY)ソニー FE 90mm F2.8 Macro G OSS (SEL90M28G)
- その他(Other)GARMIN fēnix 3J HR
- ソニー(SONY)ソニーVario-TessarT*FE16-35mmF4ZAOSS[SEL1635Z]
- シリオ(SIRIO)P.F.430-GTX メンズ
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