2日目 厳冬期南八ヶ岳周回 赤岳鉱泉→硫黄岳→横岳→赤岳

2019.02.17(日) 日帰り

チェックポイント

DAY 1
合計時間
10 時間 23
休憩時間
1 時間 44
距離
14.4 km
のぼり / くだり
991 / 1738 m

活動詳細

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※冬はこの稜線は、上級向けのルートです。(距離も長めです。赤岳鉱泉以下の長い道を入れて約10時間半かかってます。行きの3時間はこの日のコースタイムには入ってませんので悪しからず。) 本日朝は5時集合、早めに3:30に起きたけどギリギリでした。(^_^;) ★2/18動画追加 リーダーがyoutubeに動画をアップしたのでこちらへもリンク張ってみました。(^^)  長いですが稜線の様子がすごくよくわかります~。(*^-^*) 今回一つミスしました! グローブの上にオーバーグローブ(ミトン)を持ってくるように、と言われて、昔、まだわけわかんない時期に買ったオーバーミトンを、稜線前で装着するも、小さくて入らないというハプニング。(汗)大失敗です。 入らないからいいかな、と思ったのですが、リーダーのアドバイスのおかげで無理矢理にでも付け、おかげで手はかじかむことは全くなかったので有り難かったです。 でも、無理矢理入れたら二度と取れなくなってしまい(笑)風が強かったのもあり出発から硫黄岳過ぎまでスマホを出す余裕なく。 (写真は仲間から頂いたら、後日追加する予定〜) ちなみに私はiPhoneXSですが、凄いですね、寒かったけどバッテリーが激減することもなかったです。 今日はスマホにカイロもつけず、最初は懐に入れてたけど、横岳以降はカバンのホルダーに入れてましたが。落ちることはなかったですが、帰り道が軌跡おかしくなってます。 今回も号泣しました(笑) 横岳でウルっと来て、赤岳では号泣でした。ほんと周回、緊張の連続でかなり疲れ果てた最後の赤岳でホッとしたんですね。(^^) 仲間に恵まれて本当にありがたいです。 ルートについて… まずは、硫黄岳〜赤岳までの稜線についてです。 この厳冬期の周回は、夏道と違い難易度の高いルートとなります。ヘルメット必須、ピッケル必須でです。かなり風が強く、気温も低いです。(今回は風もいつもに比べて弱い方で、気温は平均しても-15度くらいだったかなと思います。(これも普段よりは高い方では?) 稜線は風が強いので雪は吹き飛ばされあまり根雪になることはなく、雪と岩場のミックス状態です。 そんなわけで雪が降った直後でなければワカンはいらないです(ここではみんなしっかりとした装備装着の人ばかりですが、ワカン持参の人はまずいないです。ヒップソリもいません笑) 岩場でのアイゼントレ、きちんとアイゼン・ピッケルワークの知識の習得が必要と思います。 ハシゴや鎖場、落ちたらただでは済まされないようなトラバース数カ所、カニの横ばいあり。 (今回カニの横ばいは鎖は埋まってましたが、綺麗なトラバースの道ができてました。誤って踏みはずさなければ谷に落ちることはなく(笑)それほど緊張は感じなかったです。) 私は決して完璧なわけではありません。要所要所でリーダーの的確な注意・アドバイスがあり、仲間に励まされながらなんとか着いて歩けました。 赤岳は、文三郎尾根の下りがかなり危険な状態です、急斜面が岩と雪のミックスで落ちたら生きて戻れません。(滑落死亡事故発生場所) 登りも下りもここはすれ違いが結構多いので注意が必要です。 岩と雪のミックスを確実に歩ける技術と、いざという時に確保できる信頼できる方との同行をお勧めします。 稜線上がるとエスケープルートがありませんので(地蔵の頭くらいしか)確実な雪山装備を。 稜線上はテムレス はNGです。(^^;; テムレス のような簡単なグローブでは風に吹き飛ばされてしまいます。オーバーグローブもいりますし。 今回私はこんな感じでした。 中から薄手のウール手袋、ファイントラックのインナー、ファイントラックアルパイングローブ、オーバーミトン(←今回失敗したやつ)でした。 この4枚重ねでも横岳あたりで小指・薬指がシクシクし始めました。 ちなみに服は上はファイントラック長袖アミアミ、メリノウールの薄手長袖、ハイネックシャツ、Tシャツ、フリース、冬ジャケット。 下はサポートタイツ、メリノウール薄手インナー、オーバーパンツに冬用スパッツ。 かなり着てるけど(笑)私はこれでちょうどいい感じでした。 でもバラクラバ(厚手)とネックウォーマーも無いと激寒です~。 靴下は前回の二枚重ねでしたが…それでも足の指先の感覚が何度もなくなりました。靴下に関しては3000メートル級厳冬期では少し考えなくてはいけないなあと思いました。(それでもしばらく歩くと感覚は戻ったり…を繰り返しました) 今回思ったよりも風がなかったことからゴーグルは用意してたけど使わず。サングラスで歩きました。 が、バラクラバはサングラスが曇ってしまい、バラクラバで鼻を覆うことができなかったのが反省点です。 (実はバラクラバ、新しいものを新調しようとポチったのですが今回間に合わない為キャンセルしてしまったんです。 びっくりしたのはぼーっとしていると目が開かなくなったんです(笑)そうしたらまつげが凍って上下くっついてしまったんですよね〜。 ★赤岳鉱泉〜硫黄岳 結構しんどい登りの樹林帯を歩きます。(一番しんどかったかも?!) 風はないですが気温は低いです。 気温が低すぎてキラキラダイヤモンドダストがヘッデンの光に照らされて綺麗でした。 途中御来光が見えて素晴らしい景色でしたが、余裕なく写真は無し。(笑) ★硫黄岳 風がものすごく強かった。 山頂はゴロゴロ石と雪のミックス。ほとんど雪は風に吹き飛ばされています こちらから登られた方はほとんどの方はここまでで引き返されます。 ★横岳 横岳前後ということで。 雪と岩場のミックス、ハシゴ、鎖場、トラバースが続き緊張が続きます。 的確な指示が無ければ難しかったと思います。 風が強いと怖いと思います。今回はそれほど風が強くなくてラッキーでした。 カニの横ばいは、鎖は埋まっていましたが、しっかりとしたトラバースの道が出来てました。 ピッケルを使って上がる岩場や、足を滑らせたらやばいトラバースが続きます。 鎖場は、両手で掴まないと怖いところがありましたが、オーバーミトンが結構滑って少し怖かったです。 ★赤岳 前回登ってるのでそれほど緊張する場所はなかったです。赤岳を通過する頃には風もだんだん落ち着いてきてて、 気温も上がってきたので良かったです。ただ、登りはやっぱりしんどいですねえ~。今回も苦行だと思いました。(笑) 山頂も風は弱かったです。珍しいことですよね、ピーカンで最高でした! が、下りの赤岳から文三郎尾根は一番緊張するところでした。 岩場と雪のミックスで大変危ない状態です。そしてかなり切れ落ちた崖なので滑ったらただではすまないです。 人が多いので確実に他の登山者を巻き込むことになります。急な斜面の文三郎尾根は結構長いです。 急斜面なのでここは登りにも使いたくない場所です(笑) それでも結構下から上がってきてたのでチャレンジャーやなあ!と。(^^) 天気の予想は、今回も予想通り。土曜日もまあまあの天気、そしてやはり日曜日はぴーかん予想が当たりました(^^)v しかもスーパー晴れ男リーダーもいて最強なお天気となりました。(^^)素晴らしい八ヶ岳ブルーでした。 富士山もとても綺麗でした!!日焼け止めしっかり塗ったけど多分日焼けしたかも。 風は想像したほど強くはなかったのでラッキーでした。 あー、それにしてもまたヤマップ今回も帰りの道の軌跡がおかしいですよ〜(^^;; 帰りは一日目と同じです。

八ヶ岳(赤岳・硫黄岳・天狗岳) 5時出発なのでお弁当を用意してもらいました。
前日にリーダーが「今夜のうちにお湯をもらっておいて~」と何度も言っていたわけがわかりました。朝は慌てるし食欲無いし・・・
お湯飲みながらじゃないと喉を通らないんですよ~。
ちなみにお湯は一本(テルモスなど)100円です
5時出発なのでお弁当を用意してもらいました。 前日にリーダーが「今夜のうちにお湯をもらっておいて~」と何度も言っていたわけがわかりました。朝は慌てるし食欲無いし・・・ お湯飲みながらじゃないと喉を通らないんですよ~。 ちなみにお湯は一本(テルモスなど)100円です
八ヶ岳(赤岳・硫黄岳・天狗岳) ヘッデンつけて硫黄岳に向かいます。
ダイアモンドダスト綺麗でした。
御来光も綺麗でした!
(写真なし)
ヘッデンつけて硫黄岳に向かいます。 ダイアモンドダスト綺麗でした。 御来光も綺麗でした! (写真なし)
八ヶ岳(赤岳・硫黄岳・天狗岳) 硫黄岳の写真はみんな貰い物~。
硫黄岳の写真はみんな貰い物~。
八ヶ岳(赤岳・硫黄岳・天狗岳) 富士山も見えていてテンション上がります!
富士山も見えていてテンション上がります!
八ヶ岳(赤岳・硫黄岳・天狗岳) 横岳到着〜
硫黄岳は余裕なしで写真なし(笑)
このへんはかなり厳しい危険なルートなので撮影の余裕もなし。
横岳到着〜 硫黄岳は余裕なしで写真なし(笑) このへんはかなり厳しい危険なルートなので撮影の余裕もなし。
八ヶ岳(赤岳・硫黄岳・天狗岳) 富士山と~。
富士山と~。
八ヶ岳(赤岳・硫黄岳・天狗岳) 八ヶ岳ブルー!景色は最高でした!!
八ヶ岳ブルー!景色は最高でした!!
八ヶ岳(赤岳・硫黄岳・天狗岳) ずーっと赤岳までこの稜線は富士山が見えています。
ずーっと赤岳までこの稜線は富士山が見えています。
八ヶ岳(赤岳・硫黄岳・天狗岳) 目指す赤岳です。あまりにも雄大でテンション上がります。
目指す赤岳です。あまりにも雄大でテンション上がります。
八ヶ岳(赤岳・硫黄岳・天狗岳) 赤岳と阿弥陀岳
赤岳と阿弥陀岳
八ヶ岳(赤岳・硫黄岳・天狗岳) ビクトリーロード~(っていうんだって。)
ビクトリーロード~(っていうんだって。)
八ヶ岳(赤岳・硫黄岳・天狗岳) 何とか富士山と自撮り~。
何とか富士山と自撮り~。
八ヶ岳(赤岳・硫黄岳・天狗岳) 赤岳山頂で自撮り~。サングラス取ると泣いてますよ~。
赤岳山頂で自撮り~。サングラス取ると泣いてますよ~。
八ヶ岳(赤岳・硫黄岳・天狗岳) 阿弥陀岳もかっこいい!でももう今日は登れません。(笑)
阿弥陀岳もかっこいい!でももう今日は登れません。(笑)
八ヶ岳(赤岳・硫黄岳・天狗岳) 以前はこの稜線を眺めているだけでした。
以前はこの稜線を眺めているだけでした。
八ヶ岳(赤岳・硫黄岳・天狗岳) 行者小屋に到着。休憩する間もなく赤岳鉱泉へ出発です。
行者小屋に到着。休憩する間もなく赤岳鉱泉へ出発です。
八ヶ岳(赤岳・硫黄岳・天狗岳) お疲れ様でした。
お疲れ様でした。
八ヶ岳(赤岳・硫黄岳・天狗岳) 帰りにソフトクリーム。(^^)
帰りにソフトクリーム。(^^)
八ヶ岳(赤岳・硫黄岳・天狗岳) このあたりからはいただき物写真です。
このあたりからはいただき物写真です。
八ヶ岳(赤岳・硫黄岳・天狗岳) オーバーミトンがちっちゃくて何もつかめないんです~。(笑)
オーバーミトンがちっちゃくて何もつかめないんです~。(笑)
八ヶ岳(赤岳・硫黄岳・天狗岳) 偶然、この日赤岳に来てたようくんが写真送ってくれました〜赤岳下山中です。(ようくん達は登りだったそうな。)
ありがとう😊
会いたかったよー
偶然、この日赤岳に来てたようくんが写真送ってくれました〜赤岳下山中です。(ようくん達は登りだったそうな。) ありがとう😊 会いたかったよー
八ヶ岳(赤岳・硫黄岳・天狗岳) もらった写真追加〜
もらった写真追加〜
八ヶ岳(赤岳・硫黄岳・天狗岳) ここから動画より抜粋。
詳しくは動画を。
ここから動画より抜粋。 詳しくは動画を。
八ヶ岳(赤岳・硫黄岳・天狗岳) 赤岳で号泣〜
赤岳で号泣〜

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