活動データ
タイム
07:01
距離
7.6km
のぼり
1197m
くだり
1200m
活動詳細
すべて見る先日の17日、日本百名山でもある福井県の「荒島岳」へ行ってきましたので活動日記にさせて頂きます。 先月末辺りから仕事の方も忙しく、なかなかしんどい毎日を過ごしておりますが、山へ行くモーソーだけが癒してくれるような気がします。 もともとは「ヤマップバイク部」の皆様で行く予定にしておりましたが、やはり冬の荒島岳、この季節は天候も不安定でなかなか容易に登らせてくれる山ではありません。 昨年の冬よりいろいろな雪山へ出掛けるようになりましたが、この荒島岳も日本百名山という事もあり、一度は登ってみたいと思っておりました。 しかし…やはり何度か雪山へ登ったとはいえ、全て関西周辺の雪山ばかりです。 昨年も荒島岳をインターネットで調べておりましたが、ワタクシの装備では不安を感じます。 ましてソロでの山行です。何かあっても危険です。 昨年、スノーシューを履いて平日の氷ノ山へ向かいました。 氷ノ山の東尾根登山道から山頂を目指した時の事です。 非常に雪深い氷ノ山、その1週間前には鳥取県のわかさ側から登り、氷ノ山の美しさに感動して、兵庫県側からも登ってみたくなり、その翌週も一人で氷ノ山へ向かいました。 現地に到着しましたが、あまり歩かれた跡がないようで、東尾根登山口が分からずGPSを確認。 すると少し先に登山道の入口がある事を確認出来ましたので出発です。 尾根に出るまでは迂回しながら登り始める形になりますが、GPSを確認した所、今居る場所からそのまま直登しても尾根で合流出来るなぁ〰と容易に考えて、そのまま登り始めました。 途中で勾配もきつくなり始めます。 その時点で諦めれば良いものの、何か負けたような気分になり、そのまま無理に登り続けました。 そのうちかなり必死で登らないと登れないような角度になってきます。 そのうち一歩一歩が大変キツくなり、スノーシューがかなり邪魔になってきます。 「これはもぅ無理やなぁ〰」とやっと諦めて引き返そうと振り返ると、もう降りる事も出来ないような角度になっておりました。 一旦落ち着いてGPSを確認。すると尾根まではほんの数メートルの距離です。 壁のような先に見える切れた所が尾根だと思われます。 どなたかが歩いたルートをGPSへインストールして行きましたが、やはり登山道でめんどくさがらずにルート通りに歩いておればこのような事もなかったかと思いましたが、今、後悔しても遅い事にやっと気が付きました。 平日の氷ノ山、誰も通らないルートで滑り落ちる…そう考えた時に初めて自分のしてる行動がいかに無謀な事か…と気が付きました。 急な斜面でひとまず木に掴まりながらスノーシューで足場を固めました。 その後、リュックを下ろして掴まっている木にリュックを掛けて、慎重にスノーシューを外して、アイゼンを装着し再び登り始めます。 しかし…木の幹の周りを踏むと片足全部が入り込み、なかなか自由も効きません。 一歩踏み出して埋まった片足を引き抜き、木に足を掛けてもう一歩、さらに次の木に掴まり、腕の力で埋まる片足を引き抜き… これを繰り返しやっと尾根に出る事が出来ました。 わずか数メートルにとんでもない時間を費やしました。 登り終えて考えると、本当に生きた心地がしませんでした。 さほど知識もない者が独りで雪山に入り、ましてルート外の所を歩く…いかに無謀だということにあらためて気が付きました。 今でこそ夏の山でも絶対に安全はないと考えますが、冬の山は夏の山より安全はないかと思います。 しかしながら、この一件があったからこそ、その後いろいろと山について考えるようになりました。 本当に良いきっかけになったかと思います。 荒島岳も昨年行きたかったのですが、雪山の知識もほとんどない、冬靴も12本爪のアイゼンない、さらにピッケルもない…となるととても自分には登れる山ではないと思い結局行けずじまいでした。 それから1年、それなりにいろいろな山にも登り、自分の体力も分かるようになり、冬山の装備も揃えて来ました。 冬靴+12本爪のアイゼンで数回歩き、歩き方なども分かってきました。 そうなると…やはり昨年諦めた「荒島岳」に登りたいと思うようになります。 今年こそは…と思っておりました所、ヤマップバイク部の方々と綿向山に行き、その後また雪山に行きましょう!という話になった時、「荒島岳へ行きたいです!」とワタクシの希望をお伝えしました。 そこから荒島岳へ行くという計画で話は進みましたが、やはりこの季節には危険も伴う山ですので、なかなか話が進みません。 いろいろな方よりアドバイスを頂いたりもして、結局、荒島岳のメンバーは3人となりましたが、直前まで天気があまり良くない予報でしたので皆様いろいろな意見が出まして、「他の山へ行こう」というお話もありましたが、今回、もともとはワタクシが提案した事ですので皆様にお詫びをして荒島岳は中止にさせて頂きました。 再度、代替案のご提案なども頂いたのですが、ワタクシの中ではすでに荒島岳以外へ登る頭はありませんでした…(^^;; 突然、話は変わりますが…ワタクシ「凝り性」なんです。 昔からよく言われますし、自分でもそう思います。 今までいろいろな趣味をしてきましたが山に関する趣味と言えば…オフロードバイクで林道を走ったり、その昔はスノーボードに打ち込んでいた時もありました。 雪山つながりのスノーボードですが、相当な回数行きました! 冬の休みの日にはほとんど雪山です。 若い頃、よく飲み会などもしておりましたが、その中で女性達と話が盛り上がり「ワタシもスノーボードしてるから一緒に行きたーい」などという会話もよくありました。 友達も「よしっ!ほなみんなでスノーボード行こやーっ!」みたいなノリでしたが、ワタクシ、全然そんな事には興味がないんです。 一緒に行っても友達たちは女の子と楽しそうにしています。しかし、ワタクシと言えば… ゲレンデの隅でずーと片足を軸に板を滑らせて180度回ったら、次はまた同じく板を滑らして180度回る。 その次はゲレンデの隅で思い切り滑りながらクルっと180度回って、また全開で加速しながらクルっと戻る。 その次からずっと軸足の反対側、スイッチした状態で下まで滑る… そうなんですっ!みんなは楽しみに行く感じなのですが、ワタクシはまさに「練習」に行くんですっ!(笑) 男友達はお昼になれば女の子と楽しく「ランチ」ですが、ワタクシ、ごはんも食べずに滑ってるんです…(^^;; 早朝からリフト終わるギリギリまで滑りまくりますっ! 毎回、確実にもとは取ります(笑) 道中はみんなと一緒でもゲレンデでも完全に別行動です… そうなんです。練習好きなので、みんなで行っても楽しく滑らないのです。 でもその甲斐もあって、さすがに一緒に始めた友達の誰よりもグングン上手くなりました(^^;; そのうちジャンプ台を見てはジャンプをしたくなります。 そうなるとまたまたゲレンデの隅でひたすらオーリーの練習をしてタイミングを取る練習をします。 それも何本もそればかりします…(笑) しかしながら、平日は仕事もあり、ワタクシの住む大阪では気軽にスノーボードが出来ません。 そうなると次の休みが待ち遠しいんです。とにかく滑りたいんです…(^^;; まだ若かったワタクシが取った行動は…夜に世界遺産「高野山」へ板を持って出掛けます!(笑) その頃、後輩が和歌山に住んでいたので積雪情報はその後輩に電話をして確認します。 「圭ちゃん、今日、高野山の山頂真っ白やったでー」 よしよし…仕事が終わって友達と集合、板を積んで夜な夜な高野山へ向かいます(笑) 今はあるのかどうか分かりませんが、昔は「スキー場」と書かれた広場みたいなところがありました。 ナイターならぬ「月明かり」でスノーボードです!(^^;; 最初は全く見えません…(笑)そのうち目も慣れてきて真っ暗ながらも凸凹が何となく分かるようになります。 …が所詮は「月明かり」。 さほど見えませんが、若いので気にしませんっ!(笑) とにかく毎回夜中なのでアイスバーンは常識です。あまり見えませんがちょっと先で友達が「カリカリ…コォー」と言わせながらスベっております。 しかし…凸凹が多すぎる夜中のアイスバーンのモーグルコースを滑っているかのようでコンディションは良くありません。 コケると地獄なんですっ!(笑) 何度か足を運んでからみんながそれに気付きます。「高野ゲレンデ…アソコは危ないっ!」と…(笑) …という事で新たなゲレンデを探して場所移動です。あきらめて帰れよっ!と思いますが、そこは若者達、やすやすと諦めません。 次はウロウロして林道のような所に車を停めてヘッドライトをつけて友達みんなでジャンプ台を作ります。 林道の上の方から滑り降りて来てジャンプをします。 そうなんです。ワタクシ、スノーボードでジャンプをして初めて板を掴んだ「メソッド」が「高野山の林道」なんです(笑) ただ、ジャンプして間違えて暗がりに消えて行けば、真っ暗な闇の向こうで「ザー」と何かが流れているような音がする中でのジャンプです。それはそれは気を遣います。 研ぎ澄まされた感覚でジャンプをしないと危険なんですっ(^^;; これこそまさに「闇練」! その闇練で鍛えた「フロントグラブ」や「テールグラブ」…ゲレンデに行けば明るいというだけで楽に出来ました(笑) そうして、ジャンプの基礎は高野山で培いました。 そうなるとその次にしたくなるのが「回転系」です。 クルクル回りたくなります。 経験された方ならお分かりかと思いますが、回転系はバックサイド、左足が前であれば右足を後ろに回して飛んで行くのはエッジが掛からないので比較的簡単なんです。 飛び出した瞬間にはすでに体が後ろに向いて飛び出せますが、その逆のフロントサイドはそういう訳にはいかないんです。 これもよく練習したおかげでちょっとしたきっかけがあればフロントサイドでも1回転は回れるようになりました。 360度が回れるとなると次は540度の1回転半です!これはさすがにちょっとしたきっかけでは難しいので、ジャンプ台へ向かうようになります。 絶好調で飛んでいる時はさほど怖さもなく、大変気持ちが良かったです。 飛び出す瞬間に上半身で先行動作をしながら飛び出して行きますが、あの「シュッ」と飛び出す瞬間、風を感じて回っている瞬間、着地が見えて足をソッと降ろした瞬間…どれもが快感なんです。。。 さらに回った後に下でカワイイ女の子達が見ていて「すごーぃ」とか言いながら拍手をしてくれると完全に有頂天です(笑) しかしっ!そこはあえてクールに軽く頭を下げて応えます。 ミラーレンズ越しに「ニヤ〰」とした目は恐らく相当気持ちワルい事かと思います…(^^;; そうなんです。こうなるとワタクシの気持ちの方が「エアー度」が勝ります。 でも、こうした拍手を頂くためには… かなり痛い目にあっております(笑) 大きなジャンプの上に立ち「回りまくってやる〰!」とものすごいイキオイで降りて行きます。 そのままのイキオイでジャンプした瞬間、りきみ過ぎて完全にタイミングが合わず、回転不足の270度で止まったまま背中から浴びる風を感じます。 『ゴンっ… ザ〰〰〰』 顔面着地でゴーグルが取れて、顔をついたまま滑り落ちて鼻の中は雪で詰まり、顎の辺りは血まみれ…でジャンプ台に置き去りにされ、動けず引っ張り出されたり…(笑) また、林間コースのくねくねした所を真っ直ぐ降りてジャンプ、調子に乗って板を回すものの、フロントサイドから回り始めたものの、踏み切るタイミングもピッタリです。 ワタクシの予想を遥かに超えた飛距離が出たため1回転で止めれず、惰性でゆっくりと回り540まで行く手前の450度で着地してそのまま前のエッジが引っ掛かり、前方へ強烈なダイブで頭がクラクラ… 極めつけはリフト乗り場直前の広いゲレンデに出る手前の林道からの合流で段差を利用して飛べるのですが、その林道が斜めになっておりました。 左の方へ行けば行くほど小さくなり、右へ行くほど高い壁みたいになっております。 友達が先にそこまで行って、下に誰もいない事を確認してくれて下から「来い来い」と手を振ってくれております。 そこで何人かが同じように飛んで降りて行こうという人達が並んでいて、その人数も多かったので調子ノリのワタクシがスタートです。 その時に上からすごいスピードで滑り降りてきて、段差の手前ではすでにすごいイキオイです! その日は天気が悪く、ジャンプが出来る手前があまり見えないんですが、左側はみんな滑ってジャンプしているので分かるのですが、ワタクシが選んだルートは誰も行かない一番右… 調子ノリの性格+ギャラリーが多かったのでついつい右側へ猛スピードで入って行きます。 ジャンプに備えて低く構えながらアプローチ…の予定でしたが、その手前で… 「うわっ!!!」 ジャンプ台の手前で少し大きめの膨らみがあり、そこで完全にバランスを崩しましたが、すごいイキオイで降りて来ているワタクシ、そのまま飛ぶ以外の選択肢はありません…(^^;; ここで無理矢理板を回そうとしたため、板だけが飛び出す初心者級のジャンプに変な回転が掛かり、回りたくもないのに回転軸のズレた3Dみたいな感じで飛んじゃってます… 「これは完全にヤバイ…」と思いましたが、自分の体がどんな回り方をしているのか分からないジャンプは後にも先にもこれが初めてでしたっ! どうなったのか分かりませんが、そのまま背中辺りから落ちて「ボキッ」という音とともに落下し、人生が終わったかと思いました。 その直後、空を見上げたまま動けなくなっていると、上から滑り降りて来た友達のワラい声だけが聞こえてきます。 腰が折れたかと思いましたが、人間も強いもんですね! 帰ってから背中辺りがずっと痛かったので病院にも行きましたが「特に何もありませんよー」でした(笑) しかし、その代償はとても大きく、それから「ジャンプ恐怖症」となりました(^^;; ワタクシもすっかり飛べない体になりましたが、それ以降は女性達と一緒に楽しくスノーボードを楽しめ、ランチもご一緒出来るようになり、人生経験も豊かになりました…(笑) えっ?この話めっちゃ長いですねっ!! ハイ。もう皆様もすでにお疲れかと思いますので、そろそろ活動日記へ戻ります。 今からかいっ!と思われた方、申し訳御座いません。 …で、何が言いたかったかと言うと…何でも「チャレンジ」が必要なんです。 登山でもそうだと思います。 皆様、いろいろな目標があり、山に登られる事かと思います。 健康のため、綺麗な景色を見たいため…いろいろな思いがあると思います。 ワタクシは祭りのために足腰強化も兼ねて、体も鍛えながら綺麗な景色も見れて、山仲間と楽しみなが… 書いていたらワタクシ…相当「欲張り」じゃないですかっ?!(笑) ただ、昔みたいに若くはないので、昨年の氷ノ山なども含めて、自分の「経験」として、いろいろと考える事を覚えました! …という事で… 今シーズンはより安全に雪山へ向かうために昨年から装備の充実を図ります! 冬靴を買い、アイゼンも買い直し、何度か装着して歩く練習もしました。 …で、雪山と言えば「ピッケル」。こちらも購入しました。 いろいろと調べて最初は50cmのモノを購入しましたが、さらにいろいろと見ていると心配になり60cmを買い直します!(笑) 使ってからでも良かったのでは… ちょっと早まったかなぁ…とも思いましたがいいんです。 安全に行けるのであればいいんです。 で、先シーズンより使用している「ゴーグル」ですが、今シーズンも何度か使用をしましたが、ふと「白色」が浮いているのではないか…と心配になり出します。 当初は「さし色」として、これはこれで良いと思っておりましたが、2018年はこれで良いのか?と思うようになりました。 こうなると心理的にも不安要素が出て来ますので、同じモデルの白色バージョンから黒色バージョンに買い直しました! これでスッキリです。 余談ですが…モトクロス用ゴーグル6個、スノーゴーグル2個、8個になりました〰(笑) ※過去にゴーグルについても熱く語っておりますので、まだご覧になれていない方は「ゴーグル」で検索を掛けて、そちらをご参照下さいませ。 …出てくるのかどうかは知りませんが。(笑) しかしこれは決して無駄使いではないですよっ! 例えばこう考えます。 荒島岳へ向かい、「もちが壁」を登っている時、ゴーグルの白さが気になり、集中出来ずにスベったらどうしますか? 体のコンディションはもちろん、精神的な面を考慮しても、ここは必要だったと思います。 …と多少無理矢理気味ですが、そう思う事にします…(笑) あとは…わかんもスノーシューもありますのでこれで一応、冬装備の一通りの基本アイテムが揃いました。 『初心者はどちらの手でもピッケルを使えるようにショルダータイプのリーシュをオススメします』の言葉通りにショルダータイプのリーシュやちょっと格好いいカラビナも買っちゃったりします…(^^;; これでバッチリです! 皆様の写真を見れば「ザイル」もぶら下げているみたいなのでこちらも…と思いましたが、ロープワークは何も分からないので、調子に乗って装着して行き、それが引っ掛かって転がり落ちても困りますので、こちらは「来年の課題」として今年はおあずけしました。 道具は揃いましたので、あとは足りない経験を補う「知識」です。 これがなかなか難しいですねー!経験が乏しい分、やはりまずは勉強も必要です。 今シーズンが始まる前、本屋さんへ行くと「山と渓谷 12月号 ステップアップ雪山登山2018」を発見っ! 立ち読みもせずに飛びつき購入。ワタクシの知らない事もいろいろと書かれており、なかなか頼もしいです。 家で左手にこのバイブルを持ち、右手にピッケルを持ち、イメトレです。 かなりの距離を歩きました。 夜中にこんな事をしておりますが、「うわっ!はよ寝なアカン…」と思いながら、つくづく幸せなヤツやなぁ~と我に返ります…(笑) ピッケルを枕元に置き、床に着きます。 あとはユーチューブなどでもいろいろと動画が見れるのでそちらも参考にさせて頂きました。 いろいろ見ましたが、その中でも「バックカントリー穂高」の太田さんはワタクシのココロの師匠だったりします…(笑) ちなみに…今回一緒に行ったあいこさんも太田先生に習っていたようですが… 太田先生、毎回、非常に参考にさせて頂いております!ありがとうございます。 実はアルパインシューズのLOWAのバイスホルンもユーチューブを見て影響されて購入した事はここだけの秘密なんですが…(^^;; それとあとは…今回、こちらでフォローをさせて頂いております「加賀鳶さん」のお膝元でもある「荒島岳」ですが、その加賀鳶さんからも非常に細かくいろいろと教えて頂きました。 やはり北陸の山をご存知なだけに結構厳しい意見も頂きましたが、やはり冬の北陸の山、ワタクシの中でも簡単ではない事は多少なり承知しているつもりではありましたが、山だけでなく、天候や道路状況までいろいろと事細かく教えて頂けまして大変感謝致しております!有難う御座いました<(_ _)> 何年もその土地に住まれている方からの言葉はズッシリと来るものがありましたが、そこは素直に聞き入れるココロもありますが… ワタクシのこの性格です。すでに行く気はマンマンですっ!!(^^;; 加賀鳶さん、すみませんっ!(笑) 1週間前から毎日天候もチェック、荒島岳に登られた方の活動日記もチェック…すでにココロは荒島岳です。 ただ、今回は天候が悪ければ本当に無理をしないでまた天気の良い日に向かおうと思いました。 結構遠いので、せっかく現地まで行っても全く何も見えなければ、危ないのも当然ですが、素晴らしい眺望も見れないのは残念でもありますし… 昨年には岡山県の端、蒜山高原まで縦走をしに行き、悪天候に負け、まさかの下蒜山だけ登って何も見えず、ただただ斜面を滑り落ちてくるだけもツラかったですし…(笑) …と今回、そう決めて一人で行く予定にしていた荒島岳ですが、ここで思わぬ方からメッセージが… ヤマップバイク部のあいこさんから「Keiさん、中止と言いながら一人でも行こうと思ってるんでしょっ??」 なんとスルドイっ!!(笑) 完全に読まれております。 あいこさん、前回、綿向山へ行った時は冬靴に12本爪アイゼンを装備されており、冬山へ向けて装備の充実を図っておられましたが、 今回、行く・行かない…となっている時に「わかん」に「ピッケル」も購入されており、太田先生のレクチャーも受講済みで、こちらにも準備万端な方がおられました…(笑) ワタクシ「冬の荒島岳も危険かと思いますので…」 あいこさん「交通費半分になりますよ〰」 ワタクシ「結構、急登が多いみたいですし…」 あいこさん「運転もするので一人より楽ですよ〰」 …ワタクシより行く気マンマンではないですかっ!(^^;; その熱意に負けて今回ご一緒させて頂く事になりました(笑) 前日の夜中から出発し、あいこさんの車で現地に向かいます。 ワタクシも最後少し運転させて頂き、現地に到着したらすでに4時頃です。 「7時に起きましょう」と言うとワタクシ、即寝ておりました。 7時に控え目に起こして頂きましたが、またすぐに寝て二度寝です。 「7時半ですよ!」の言葉に目覚めて朝ごはんを食べ準備に取りかかります! 「キュ〰〰 ゴロゴロ」 ワタクシの活動日記をご覧頂いている皆様方ならお気付きかと思いますが… ハイ。今日もやってきました。 「下り龍ですぅ〰」 ウェアを着ながらモジモジ… 登山靴を履きながらモジモジ… 『あいこさんっ!もぅ無理ですっ!』 目の前にあるトイレは入り口に木が打ち付けられ使用禁止です。 こうなればトイレ探しの旅にお付き合い頂きます! そこからトイレが出来そうな所を探して進みますが、コンビニが出てくるまでに約30分… 危うくこの腹痛のおかげで荒島岳を諦めなければいけない所でしたが、なんとかセーフ。 ここからまた荒島岳の駐車場に戻りますが、スッキリして余裕が生まれたワタクシ、ベラベラ喋りまくりで荒島岳の駐車場を通り越えてました… このおかげで出発がかなり遅れました…(^^;; 登山届も作成してきましたが出発が7時になってますが2時間の出遅れでスタートです。 …やっと登山が始まりましたが、すでに疲れております(笑) 今回も「割愛」したくなっておりますが、今回、そうはいかない事情がありますので引き続き頑張ります。 ~ここで5分のトイレ休憩を挟みます。~ 活動日記が長過ぎて、すでにトイレのタイミングを逃し「挟んでしまった方」綺麗に洗って来て下さいね〰✨ 今回、ずっと天気予報が悪かったのですが、前日には曇りの予報になっておりましたが、現地へ行くと太陽も出ております。 スキー場のゲレンデ跡地から登ります。 結構歩いてリフト降り場の跡地で休憩です。 そこから登山口となりますが、急登で有名な荒島岳、冬の登山道もやはりなかなかキツいです! しばらくそのまま歩いておりましたが、スリップしまくりになりましたのですぐにアイゼンを装着しました。 そこからまたまた登り続けますが、ワタクシ達は結構遅いスタートだったので、後ろから歩いてくる男性がいましたので、先に行って貰ったり、また抜かしたり…と3人で歩くような感じになりました。 今回、ワタクシのトイレタイムでスタートが遅くなったにも関わらず、あいこさんには「このコースタイムだと13:30までに山頂に到着しなければ途中でも下山しますので頑張って下さいね〰」…とお伝えしておりました。 途中で休憩を挟んだ時に一緒に歩いていた方が「どちらからですか?」と聞かれたので「大阪からです」と答えたところ、「あっ!えらい遠くから…」と話されたので、「どちらからですか?」とその男性に聞いてみたところ「いやー地元ですよー」との答えでした。 出発する時にその方は、あと少し登ってから降りますと言われていたので、またあいこさんと二人で登り始めました。 すると、あいこさんがおかしな事を言い始めます。 あいこさん「さっきの人、加賀鳶さんじゃなかったですか?」 ワタクシ「サングラスをしていたのでよく分かりませんでした」 あいこさん「声も加賀鳶にソックリでしたよねっ?!」 ワタクシ「直接喋った事がないのでそこまでは分かりませんっ!(笑)」 あいこさん「やっぱり加賀鳶さんにしか思えなかったです」 …と言うのです。 そんなはずないですよ〰!ハハハ…と笑いながらまた山頂を目指して歩き続けます。 「もちが壁」を歩いている時にあいこさんと少し離れたので待っていた所、ご夫婦かと思われるお二人の方とすれ違いました。 「こんにちはー」と挨拶だけしましたが、男性の方が「そのアイゼン、どこのメーカーですか?」と聞かれました。 な、な、なにっ?!今アイゼンの事を聞いてくれたではないですか〰! 「エーデルリッドと言うドイツのメーカーです」と答えると、「靴とアイゼン、色も合っていてよくお似合いですね!」と女性の方も言ってくれました〰✨ やはりグリベル・mont-bellが多い中、やはり緑色のアイゼン、気が付いて頂いたようです!(^^)/ しかし、ヘルメットをかぶってゴーグルをしているワタクシ、さぞかし怪しかったかと思いますが、話し掛けて頂きまして有難う御座いました。 アイゼンも誉めて頂きまして嬉しかったです! 気分も良くさらにご機嫌で登ります。 しかし、あいこさんはかなりしんどそうになって来ております。 「あとちょっとですよー!」 などと声を掛けながら登りましたが、予定の時刻13:30頃に無事に山頂に到着です! 白山方面はガスで見えませんでしたが、それでも360度広がる眺望は感動でした! 今回、天候も味方してくれたおかげで、昨年登れなかった「荒島岳」に無事に登る事が出来ました。 山頂は風も強くすぐに降りましたが、下りもなかなかハードです! 油断は出来ません。 もう周りにもすっかり誰もいなくなって来ましたが、時間に少し余裕が出てきたので途中でごはんです。 山頂にも無事に行けたので、ペタンコでカチカチになったおにぎりも美味しく食べれました。 ごはん休憩をしてまた降り始めますが、なんと!先程登りで話をした男性がまだ居ました! それを見たあいこさん、「やっぱり加賀鳶さんやんっ!」と言って話始めました。 ワタクシ、ビックリしました! まさかの初お目見えですっ!(笑) …いや、先程話もしておりました…(^^;; 今回、加賀鳶さんにもいろいろと荒島岳について教えて貰っておりましたが、ワタクシとあいこさんがどうしても登ると言うので、心配になって様子を見に来てくれたらしいです! ただ邪魔をしても…と思い、登りは黙って見ていてくれたようです。 こちらでやりとりをさせて頂き、わざわざ見に来て頂いて本当に有難う御座いました✨ 加賀鳶さんと記念のダイブしておきました! そこから3人で降りますが、あいこさん、わかんもピッケルもまだ使用していなかったので、途中からわかん&ピッケル装着です。 歩いていて何度か滑っておりましたが、動画で習った「滑落停止姿勢」で止まっていました(笑) 駐車場まで無事に降りたのを確認されると加賀鳶さんはすぐに帰られましたが、今回、本当に有難う御座いました。 思わぬ出逢い、嬉しかったです! また次は一緒にゆっくり山に登れたら良いなぁーと思います。 そこから大阪に向かわずに、あと一ヶ所、どうしても行かないといけない所があります! 着替えもせずに道の駅「九頭竜」へ向かいます。 無事に到着し、慌てて入ります! ありました! 「荒島岳登山記念バッチ」です! …って入ってないですよ〰! そこにいたお店の方に聞きますが、そこになければ在庫切れですね〰と何と軽い返事… 「え〰っ!大阪から来たんです!バッチ欲しいから必死にこっちまで走ってきたんですが…」と伝えると、また違う所に売っている事を教えて頂きそちらへ向かいます! そこには在庫があり、無事に購入完了っ! 「日本百名山・荒島岳」 手にするまでいろいろな苦労がありましたが、本当に良い山だと思います。 どこの山もそれぞれの素晴らしさがありますが、その山に向かう人の気持ちでさらに素晴らしい山に感じる事も出来ますね! そこから大阪に向かいますが、帰りもベラベラベラベラ…楽しく帰ってくる事が出来ました。 今回、ご一緒頂きましたあいこさん、心配で見に来てくれた加賀鳶さん、そして荒島岳、本当に全てに感謝です! 毎度ながらではありますが… 「山最高っ!」 やはりこの言葉しか出てきません。 また一つ目標が達成されましたので、また次なる目標に向かって頑張りたいと思います!
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