伯耆大山 別山(センターリッジ)~夏道登山道

2019.02.17(日) 日帰り

チェックポイント

DAY 1
合計時間
8 時間 24
休憩時間
4 時間 13
距離
5.9 km
のぼり / くだり
953 / 952 m
8
1
19
1 17
34

活動詳細

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2019.2.17(日) メンバー:IK・KH 活動時間:5:30~14:00 気温:-5~-10度  風:5m/s 2/16(土) 12:00 大牟田(出発) 18:00 南光瓦河原駐車場(到着)     先着の大牟田組と合流し宴会 21:00 就寝 2/17(日) 4:30 起床 5:30 南光瓦河原駐車場(出発) 5:50 大山寺 6:50 元谷避難小屋 13:10 夏道登山道 13:50 南光瓦河原駐車場(到着) 14:00 南光瓦河原駐車場(出発) 20:00 大牟田(到着) KHは2年前に弥山尾根(西稜)~縦走。   1年前に滝沢尾根~縦走。 をしていたので、今回は別山中央稜を計画して頂いた。 前日入りし、先行していた大牟田組のパーティと宴会開始。 話によると、大牟田パーティは強風&あられで視界不良の中、弥山尾根(西稜)~夏道登山道を行ったとのこと。 夜も雪は雨が降り続いていたので、別山へのルートは中止し弥山尾根への変更の可能性大。元谷で状況を見て、判断することにした。 翌日、南光瓦河原駐車場を出発すると、先行パーティのトレースあり。トレースを辿り元谷避難小屋へ向かう。 小雪が降っていたが、特別寒くなく、風も吹いていない。大山寺付近では新雪20cm。元谷小屋付近では新雪40cm。 トレースをさらに進むと、弥山尾根でなく別山に伸びていた。 IKから「別山に行ってみるか!」とのことでワクワクしながら別山取り付きリッジのトレースを登る。 アイゼン装着し、さらに標高を上げていくと、途中、左方谷へのトラバースと右方尾根上方へのトレースで分かれていた。 視界不良の中、トレースだけを辿っていたので現在位置が分からず、悩んだ末、左方へトラバースへと進行。 リッジを2つ越していくと、黒いゴツゴツした岩壁が見えてきた。これは、幻のカンテ?周囲を見ると、 先着1パーティが岩壁基部で上部を見上げている。この状況で登るのか?凄いな。。。と横目にしていると、 IKが中央稜に戻るとの指示。再度トラバース。後着のパーティが下から登ってくるのが見えた。 中央稜へのトラーバース。谷筋は雪深く、雪崩危険から早く進みたいもののラッセルの要領悪く、息を切らす。 中央稜へ移行してから3ピッチKHがリード。最後の核心部はIKがリード。 3ピッチは特に難しいカ所はないが、浮石が多く、途中落石多数あり。顔サイズの岩が右3m先に落ちてきた時はゾッとした。 最後の核心部(10m)では、核心手前の岩にスリングを巻きピッチを切った。 そこで先行3人パーティとソロで登ってきた登山者と出会う。 ブッシュ主体でランナーをとったが、核心部の直下のブッシュ1カ所は切断されており、ハング直下のところにカムが決まりそうだった。 核心を抜けた後は、別山山頂へは行かず右方へトラバースし山頂先のコルへ抜けた。 ナイフリッジへは雪があり、懸垂はせずコンテで進む。 ナイフリッジ通過時に一瞬青空が見えたものの、すぐに視界不良。 トラバースを辿り夏山登山口到着。 アイゼンを外し、踵で滑りながら40分で下山した。この下山が一番汗を掻いた。 14時には撤収し帰宅開始。途中、冠・寂知縦走していたのMNを深谷PAでピックアップし帰宅した。 【次回へ参考メモ】 ・カム(核心部のプロテクションとして#0.7~2・リンクカム1セット) ・ボールナッツ、BDスペクター は今後持っていけば、有効かもしれない。 ・スリング60㎝x4・120~180x4はリード時に欲しい ・今回、シンキングロック(2種類/エッジとバンディッド)のアックスを持って行っていたが、カーブの角度が強いバンディッドの方が登りやすい。 ・リーシュは手首タイプとたすき掛けタイプと2種類使用したが、両者共にメリットデメリットあり。 カム *4人パーティの場合中間2人はアッセンダーで上手くいく。

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