金峰山~甲武信ヶ岳~雁坂峠(2日目)

2016.05.01(日) 日帰り

チェックポイント

DAY 1
合計時間
6 時間 40
休憩時間
1 時間 22
距離
9.5 km
のぼり / くだり
828 / 947 m
13
7
2 5
30
40
48
30
8

活動詳細

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4時半ごろ、となりのテントの音で目覚める。ツェルト内1.9℃で前回11月の廻り目平より1~2℃低い感じ。強化した装備のおかげか、なんとか眠れたようだ。 昨夜からの風がまだ残っていて、朝食と片づけが進まない。予定より遅れて出発。 2日目は1日中、残雪の中を歩く。スタート直後の夢の庭園への登りで、前日の疲れが残っているのを感じて少し不安になった。この時点で、昼食用の水を確保し忘れたことに気づいたが、これ以上荷物の重量増やす気にもなれず、とりあえず固形の食糧で凌ぎつつ甲武信小屋まで行ってしまうことに。 国師岳への登りはとにかく、一歩ずつゆっくり進む。 はじめての残雪の山道は終始、新鮮で、次第に疲れも忘れて夢中になって歩いていた。 金峰山の賑わいが嘘のように数人とすれ違うくらいで、静かな中にざくっざくっという音が響く。思っていたよりもよく効く(凍結部分とか)アイゼンのフリクションが心強かった。 国師岳から国師のタルへの下りは、事前に情報収集していたとおり、一番残雪が残っていた。それでも、この1~2週間でも減ったらしく、膝くらいになっていた。朝一にも関わらず、結構緩んでいる箇所があり、選びながら足を運んでも、結構踏み抜いた。それでもいつもの年よりはマシらしく、それほど体力を奪われることもなく、ほぼコースタイム通りに進むことができた。 前日から残る強風が恐ろしい音を立てていたが、樹林帯の中にいる限りは、雨具とグローブでそれほど問題にはならなかった。両門の頭の大岩壁や甲武信ヶ岳手前のガレ場では突風が吹くと危険なので、慎重に且つ速やかに通過した。 13時には甲武信小屋に到着。テン場はこの時間にはまだ1/3くらいしか埋まっておらず、樹林帯に一番近い場所を確保。まだ気温も高い中、昼食を食べたりビールを飲んだり小説を読んだりすることができた。この山行のために、今日の行程、東梓辺りにある架空の山小屋を舞台にした「春を背負って」を持ってきた。 さすが、人気の小屋らしく、15時半には8~9割がた埋まり、大型テントのパーティは場所探しにかなり困っていた。 いろいろと背伸びした山行なので、思っていたよりも疲労がたまって体に痛みなどのサインが出てきたので、この時点で翌日、予定通り将監小屋か笠取小小屋まで進むか、かなり悩む。結果、翌日の泊り以降が楽しめるものでは無くなりそうな気がして、雁坂峠から下る事に決定。夕食後に地図みながらエスケープルート策定。 夜は日が落ちてからもツェルト内で8℃と昨日よりはかなり暖かく、風もかなり弱く、本来なら過ごしやすい環境のはずだが、前述、疲労や痛みのせいでなかなか寝付けず、少しつらい夜となった。 ■実績 5月1日 0610 出発 0648 国師岳 3.0℃ 0841 国師のタル 0922 東梓 1050 富士見 1100 出発 1150 水師 1240 甲武信ヶ岳 1305 甲武信小屋 ■メモ 甲武信小屋 幕営費 500円+1人500円 水 1L 50円

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