仙丈ヶ岳 雪山登山 GW

2016.05.01(日) 日帰り

活動データ

タイム

09:00

距離

7.7km

のぼり

1015m

くだり

708m

チェックポイント

DAY 1
合計時間
9 時間
休憩時間
1 時間 17
距離
7.7 km
のぼり / くだり
1015 / 708 m
1 34
7 23

活動詳細

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ゴールデンウィークを利用して南アルプスの仙丈ヶ岳に行って来ました。 メンバーはいつもの仲間のうち、A先輩が急な田植え(苗の生育が良すぎて日程の前倒し)でキャンセル。隊長のお友達でFさんが名古屋から参加となりました。 雪山は極寒の西穂を経験しているものの、本格的な登山は初めて。シモンのピッケルデビュー戦です。 マイカー規制があるので、仙流荘からのバスに乗り込みます。朝一のバスに乗る為に、4:30に到着。丁度小型バス一台分の山屋さん達を乗せて出発です。 この時期は目的の北沢峠までバスが運転されておらず、少し手前の歌宿で降ろされてしまいます。少し手前と言っても歩いたら1:30から2:00は掛かります。しかも、面白みの無いアスファルトの林道をテクテク歩くわけですから地味に堪えます。 バスから降りて間なしに、ここはいるはずのないMジーが上から歩いてきます。実はメンバーは前入りしてベースで一泊していたのですが、それでも??? どうしたのか声を掛けると、体調不良で引き上げてきたとのこと、我慢して登って山の中で更に体調を崩して皆に迷惑を掛けるのは危険と判断したとのこと。驚きはしたもののあなたの判断は素晴らしい。自分が同じ立場だったら決断出来るかな?と葛藤しながら先を進みます。 先行組は既に登山を開始しているので、長衛山荘のテン場に着くやいなや、既に張られているIっちの前室に不要な物をデポ。例年はテン場にも雪が残っているらしいですが、今年はこの気配すら感じず、全く雪が残っていません。 さあ、休む時間も惜しみながら登山開始です。テン場もさることなが、登山道にも雪の気配を感じません。3合目辺りからチラホラ残雪が気になりはじめたのでチェーンスパイクを装着。しばらくは踏ん張れたのですが、足元を気にしながら歩きたく無いので、12本爪アイゼンに切り替え。但し、今度は爪のグリップが効きすぎて歩きにくいったらありゃしない。雪質に合わせたツールチョイスは難しいっすね〜。 悪戦苦闘しながらも、なんとか5合目まではコースタイムで到着。この先急勾配の森林帯を抜けると、森林限界に到達。ここからは稜線歩きになります。しかも、大斜面急登。ザラメ雪になりかけの斜面を一歩一歩踏んでいきます。はぁはぁはぁ、息が切れます〜。 なんとか、小仙丈ヶ岳に到着。今日の天気予報は最悪のはずでしたが、風の強さが功を奏して、周りの視界が完全に開けてきました(^-^)ラッキー。 天候の不安定さから途中で引き返してきて、小仙丈前で先行している3人とすれ違うはずでしたが、まだ会えず。という事は、仙丈ヶ岳まで向かっているということ! さあ、追いかけます。 しっかし、風が強いな〜。突風が吹くと体があおられる。まんま稜線歩きだから慎重にいかないと。まずは短めのナイフリッジ。ふ〜う、なにごともなく通過。次のピークも高いな〜 と思っていた先に先行組の3人を発見。山頂まで行って戻ってきた所らしい。 挨拶もソコソコに、まだまだ幾つかのピークを超えて行かなければならない事を知り、少しナーバスに( ^ω^ )。14時をリターンリミットに設定したので、時間との戦い。ここへ来て、筋肉痛がキツイ。昨日、調子に乗って子供達がお世話になった地元のサッカーチームでミニゲームなんかするんじゃなかった。(悲) そして、終盤にかけてのロングなナイフリッジ。途中、あまりにも風が強く心が折れそうになりましたが、ようやく山頂に到着。登頂成功‼︎ 夢に見た仙丈ヶ岳山頂。嬉しい〜ね〜。南アルプスの女王制覇‼︎ 喜びも一人だと少な目で、滞在時間10分でさあ下山。余韻に浸りたいのも山々ですが、(山だけに)リターンリミットがあと15分に迫っていたので、慎重に下山です。山頂直下では急斜面の窪みがあり、滑落の危険が無いことを先行していたメンバーから聞いていたので、滑落停止をシュミレート。休憩を取っていたお二人さんへ、急に変な行動を起こしてお騒がせしました。 慎重かつ慎重に下山し、テン場には16時前に到着。 先行組に混じり無事生還を祝って生ビールで乾杯です。700円なり〜。 念願の仙丈ヶ岳登頂、楽しい1日でした。 もちろん、その日の最終バスには間に合わないので、この後は、宴会、テン泊となります。 動画も編集したのでアップします。 https://youtu.be/wq8Recrb_3Q あれ?小仙丈ヶ岳以降の標高が正しくプロットされていない⁉︎

動画

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