活動データ
タイム
05:57
距離
11.4km
のぼり
1300m
くだり
1302m
活動詳細
すべて見る正直に言います。その花がシャクナゲだって知りませんでした。でもすれ違う登山者に、さもシャクナゲ登山に来たかのように、あそこのシャクナゲはキレイでしたよー、当たり年らしいですねー、と仕入れたばかりの知識を披露していたのです・・・ 明日の天気が雨予報。そんなら今日のうちに地震で傾いてる多良岳の祠様を見に行ってきましょう。今日は久しぶりに黒木から大払ルートからおりこうさん道(※出典スーちゃん)で多良山系を歩いてみましょう。 黒木駐車場は沢山の車が止まっています。テントを甲羅干ししている人までいますねー。今日は寄り道せずにサクサク歩くことを心がけて出発しました。そろそろ虫除けネットが必要な季節が近づいてます。メマトイが出てきていました。 トットコ歩いて60分でつげ尾に到着。そこでご一緒になったグループの方に、シャクナゲがキレイですねーと言われて見てみると、なるほど、ピンクのカワイイ花が咲いています。大村の裏見の滝で沢山のシャクナゲを見たことはあったのですが、目の前の花がそのシャクナゲだとはさっぱり気がつきませんでした。安心してください!もう覚えました\(^^)/ 80分で経ヶ岳山頂に到着。一休みしてイッキに金泉寺まで行くぞー! ところが、金泉寺に歩き出して擦れ違う人たちが、口々に舞岳のシャクナゲが素晴らしい!当たり年だ!眺めてると中々進めない!なんて言うもんだから、予定を変更して舞岳に行ってみることにしました。初めての舞岳です。 縦走路の標識から舞岳までは約10分。舞岳山頂は二人が立つのがやっとの展望のない狭い山頂でした。舞岳のもうひとつ先のピークまで足を伸ばすと北と南の見晴らしよく、山深い多良山系を見ることができました。みんなが言うだけあって、森の中にシャクナゲが点々と咲き誇り、たしかに中々進むことが出来ません。 もとの縦走路に引き返しましたが、道草ついでに西岳を経由して金泉寺を目指すことにします。西岳の手前のピーク、笹南峰から取り付きます。このルートもシャクナゲがキレイです。が!!笹南峰からの下りがフカフカズルズル道!一度は滑落と言ってもいいほどの勢いで滑り落ちて、泥だらけ擦り傷だらけに。最後は滑り落ちながら下るか!と思ったときに古いお助けロープがぶら下がっているのを発見!なんとか無事に下りれました。 西岳は登りはおりこうさん道、下りはラッキーゾーン(※出典はるかんたむさん)なのですが、何故か途中でルートロスト・・・金泉寺の裏手の藪にたどり着くという散々な目に。 GWらしく数組の登山者と、営業中の金泉寺。最初から最後まで一言も他の登山者と会うことがない山行ばかりの登山が多い僕には新鮮です。お昼を食べながら佐賀からお越しのお2人と話し込んだり、舞岳でお会いしたお姉さま3人組と再開してコーヒーとようかんをご馳走になったり、のんびりと金泉寺を満喫しました。 そして今日のメーンイベント、多良岳へ向かいます。祠は土台部に乗せてあるだけの天井部分が地震の揺れでか、左にずれてしまっていました。天井部は乗せてあるだけとはいえ、巨大な石の塊です。一人で何とかできるものじゃありませんでした。さしあたって大きな地震がない限りはつぶれちゃうことは、なさそうです。 八丁谷へ降りる途中のオオキツネノカミソリ群生地は新緑のいい香りが漂っています。フッサフッサ茂っていたので、こちらのシーズンの楽しみです。八丁谷登山口からは黒木駐車場までランニングで戻ります。 今日はおりこうさん道をおとなしく歩く登山の予定が、けっきょく泥だらけ擦り傷だらけで下山するいつもの登山となってしまいましたが、シャクナゲの花を覚えたのでヨシとしましょう(о´∀`о)
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