ガラス細工にゃほど遠い…@大万木山

2016.05.07(土) 日帰り

チェックポイント

DAY 1
合計時間
3 時間 19
休憩時間
14
距離
6.4 km
のぼり / くだり
681 / 681 m
21
1 1
49
7

活動詳細

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人の気持ちは変わりやすいものだ。 今月の登山部の活動は7日 三瓶周回、14日大万木山〜琴引縦走の予定で募集をかけた。 7日の参加者は爺ィと4月に県外転勤となった子だくさん、特に今回は子だくさんの都合に合わせ予定を組んだ接待登山だ。 6:00 集合場所には小雨が降っている。 午前中には止む予報ではあるが最初からレインを着ての登山はあまり気分も弾まない。 登山口に着けば晴れるかも…と三瓶へ車を走らせる。 道中 部長「来週も帰るって言ってたよね?」 子だくさん「うん、けど来週は田植え」 部長「マジ⁈」 前から大万木に登りたいと言っていた子だくさん… 来週ダメなら次は… 待てよ、今なら大万木に向かってもロスは少ない… しかも雨のサンカヨウが見れる… 部長「今から大万木山に行く?」 子だくさん「いいの?」 即断即決でハンドルを左に切り大万木山に向かうことになった。 なお、この間に爺ィに山の決定権はない。 駐車場に着くと車は無い。 未だ止まない小雨の中レインを着るが、雨に濡れ花びらが透明になったサンカヨウを見たい一心でワクワク感が止まらない。 準備を終え辺りを見渡せば、乳白色の靄と蒸せ返るほどの緑が織り成すコントラスト、この幻想的なまでに美しい森にガラス細工を求めていざ突入する。 水場を過ぎ少し登ると現れる大きなギザギザの葉っぱの海にアンバランスな小さな白い無数の珠の拡がり。ここから頂上避難小屋までこの可憐な花が登山道両側にひっそりと遠慮がちに咲き誇る。 スピードを緩めしっかり確認しながら登るも、ネットで見たようなガラス細工のような花びらはそこにはないようだ。 どれだけ雨が降ればあんな姿になるのか… やはり自然の中でベストタイミングを求めるのは非常に難しい…次は霧吹きを持って行こう。 駐車場まで下りると5台の車がある。 中には香川ナンバーの車も。 さっき通ったばかりの横手コースを何かを探すように見上げる爺ィ。 「何探してる?」と部長の問いに 「熊がいないかなぁ〜と思って…」 「・・・」 いるわけがない。

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