好展望の稲含山

ぐんま百名山　稲含山を歩く。 本日の締めくくりは稲含山です。 茂垣峠にある駐車場には2台の車が停まっていた。 この登山口でも展望が素晴らしい。 歩き始めると、単独男性が下ってきた。 「今日はいい天気ですね、山頂はどうでした？」と声をかける。 「展望最高でしたよ。ちょっともやっとしてきたけどね。そうそう、アイゼン合った方がいいですよ」 「凍結箇所あって怖い思いしました」とのこと。 軽登山靴で登ろうと思ってたが、様子を聞いてアイゼンを取りに戻る。靴も登山用に履き替えた。 少しして赤い鳥居です。 ほんとこのあたりの山は信仰が盛んだったんですねえ。 山には神様が住んでいるというのが昔の人の思いや憧れ、畏怖だったんだろうなあ。 展望の開けたところを過ぎ、しばらく歩くと日陰で凍結した道となった。 凍結した上に新雪がわずか積もっている。 単独男性が下ってきた。 アイゼンはつけてない。 かなりツルツルと滑るのでしっかりと柵やロープにつかまって登る。 男性も慎重にゆっくり下って行った。 どうにか転ばずに稲含神社（上宮）に到着。 小・中・高校の校歌が掲示しています。 一校は「有名な服部良一氏の作曲」された校歌だそうです。 学校登山でそれぞれ登ってきた時ここで校歌歌うのかなあ？ 神社から山頂はすぐです。 最後の凍結箇所を鎖につかまり無事通過。 素晴らしい展望が待ってました。 少しもやっとしてますが、それでも大満足の展望 北アルプス方面の山々が良く見える。 ここはＳＯＴＡ対象の山。ポイントゲットするために4局以上交信しよう。 風もなく天気最高、それに展望最高。 こんなロケーションはめったにない。のんびり交信します。 アンテナは指向性のあるＧＨ－４を久しぶりに使ってみよう。 いつも悩まされるが、高い山から交信しようとすると不法無線局と思われる交信が多い。 またグループでチャンネル確保し使ってないのに、使ってますよ～ということも多い。 今回もそんな感じでしたが、今日は珍しい交信？を聞きました。 違法電波の取り締まりでしょうか？ 「コールサインを言わないで交信すると、１年以下の懲役または百万円以下の罰金etc」 繰り返しアナウンスが流れていました。 総合通信局のガイダンスのようです。 ちょっとの間、静かになってたが、怒られちゃったよとかコールサイン、何それ？ なんていう声が聞こえました。困ったもんです。 でも、こういった取り組み積極的に行ってほしいなあと思います。 さて、ＣＱ　ＣＱ　ＣＱ 時々声をかけてくれる局や、阿能川岳でテント泊するという局他８局と交信して頂きました。 ありがとうございました。 では、下山しましょう。 下りは最初から６本爪アイゼン装着です。 いやあ、ザクザクっと小気味よく凍結箇所をクリアーします。 めんどくさくてもこんな場所では装着すべきだなあと実感しました。 いつ外そうかとタイミングを見計らいながら下る。 落ち葉で滑りやすい場所も多かったが、そんな時もアイゼンが心強かった。 しかしさすがにもうアイゼンはいらないなという個所で外す。 大ケヤキへの分岐に到着。別名「夫婦ケヤキ」とも呼ばれているようです。 どうしようかなあと思ったがパス。 そしてほどなく駐車場に到着。 本日は、ぐんま百名山３座を無事に登ることができた。 ご褒美に沢山お土産を頂きました。 目が痒い！鼻水がでる！のどが痛い！鼻が詰まる！ 以前から少し兆候はあったんだが、今年は調子いいなあと思っていた次第です。 今の時期の低山はこれだから困ったもんです(*_*;