ムク谷はわかったけれど・・・

2019.03.23(土) 日帰り

チェックポイント

DAY 1
合計時間
4 時間 11
休憩時間
0
距離
6.2 km
のぼり / くだり
353 / 322 m
2 31
1 21

活動詳細

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前回レポでムク谷探索はしばらくお休みと書いていたのですが、もう出かけてきました。朝令暮改のMさんです。文献あさりに移ると書いておきましたが、その文献としてもっとも信頼できるのが生駒民俗会の「生駒谷の七森信仰」です。最初からこちらをきちんと読み直していけば良かったのですが、私の蔵書にない。(再版されておりますが買っていません。今木先生ごめんなさい。)図書館に行って読み直してみますと、ムク谷の位置が書いてありました。何のことはない、前回の写真39で「まさかこの下の谷ということはないですよねえ」と書いた下の谷であり、ということは写真7で「こりゃ違いますね」と書いた地点の後の谷だということが判明しました。この谷だけ探索しなかったわけです。ナンタルチア!・・・ムク谷がわかったからには行くしかない。しかし今木先生の記述ではニケンギョ池との分岐を過ぎて、「ムク谷を右に見ながら東へ登り、道から下草をかき分けながら南へ下ると、谷の一番奥まった地点にでます。フクラの木が一本立っていて、その根本に瓦で作られた小祠が祀られています。」としか書いていない。天神山への道のどの辺から降るの?フクラ(クロガネモチ)の木の根本と書いてありますが、何本もあるだろうし・・・「谷の一番奥まった地点」という表現と瓦製の祠の残骸だけが頼りです。とにかく出かけては見たのですが・・・

矢田丘陵・法隆寺 今日も市道1号線の天神森入口からスタートします。
今日も市道1号線の天神森入口からスタートします。
矢田丘陵・法隆寺 この坂をニケンギョ坂というそうです。
この坂をニケンギョ坂というそうです。
矢田丘陵・法隆寺 生駒谷の七森信仰に【天神山への道の南側に、深く切り込んだ谷があって「ムク谷」と呼ばれています。】と記述されている谷です。
生駒谷の七森信仰に【天神山への道の南側に、深く切り込んだ谷があって「ムク谷」と呼ばれています。】と記述されている谷です。
矢田丘陵・法隆寺 ニケンギョ池分岐です。実はここは四辻になっていて、三方向に分岐するのです。南の道の言及がないのですが、少し進んでみます。
ニケンギョ池分岐です。実はここは四辻になっていて、三方向に分岐するのです。南の道の言及がないのですが、少し進んでみます。
矢田丘陵・法隆寺 「東へ登り・・・」と記述されていますが、この道は降っています。説明はこの道ではない。
「東へ登り・・・」と記述されていますが、この道は降っています。説明はこの道ではない。
矢田丘陵・法隆寺 さらに進むとムク谷に降れるようですが、天神山への道から南へ降るという記述に従うことにして、東へ登る道を進むことにします。
さらに進むとムク谷に降れるようですが、天神山への道から南へ降るという記述に従うことにして、東へ登る道を進むことにします。
矢田丘陵・法隆寺 南にはムク谷が見えています。
南にはムク谷が見えています。
矢田丘陵・法隆寺 アセビが咲いています。
アセビが咲いています。
矢田丘陵・法隆寺 もしかするとこの辺から降るのかも知れません。しかしとりあえず、谷の上方から攻めてみることにします。
もしかするとこの辺から降るのかも知れません。しかしとりあえず、谷の上方から攻めてみることにします。
矢田丘陵・法隆寺 今降るのはやめにしてとりあえず花のアップ
今降るのはやめにしてとりあえず花のアップ
矢田丘陵・法隆寺 ムク谷最上部です。前回は「まさかこの下の谷ということはないですよねえ」とやめた地点です。今日は降ります。
ムク谷最上部です。前回は「まさかこの下の谷ということはないですよねえ」とやめた地点です。今日は降ります。
矢田丘陵・法隆寺 少し降ると小さな崖上に出ます。この下が「谷の奥まったところ」という表現にあっているような気がします。
少し降ると小さな崖上に出ます。この下が「谷の奥まったところ」という表現にあっているような気がします。
矢田丘陵・法隆寺 平地になっていますが、泥田状です。泥んこを避けながら・・・
平地になっていますが、泥田状です。泥んこを避けながら・・・
矢田丘陵・法隆寺 あっちへ行ったり…
あっちへ行ったり…
矢田丘陵・法隆寺 こっちへ行ったり・・・ここの感じは「谷の奥まったところ」というイメージです。
こっちへ行ったり・・・ここの感じは「谷の奥まったところ」というイメージです。
矢田丘陵・法隆寺 これはクロガネモチのようです。これか?
これはクロガネモチのようです。これか?
矢田丘陵・法隆寺 根元を見ても何もありません。はずれか。しかし場所といい、樹形といい記述の神木にふさわしいんですが・・・
根元を見ても何もありません。はずれか。しかし場所といい、樹形といい記述の神木にふさわしいんですが・・・
矢田丘陵・法隆寺 この付近にはほかに見当たりません。もっと下のほうか?しかしヤブを降るのは大変だ。もう一度登って少し下から降りなおしてみます。
この付近にはほかに見当たりません。もっと下のほうか?しかしヤブを降るのは大変だ。もう一度登って少し下から降りなおしてみます。
矢田丘陵・法隆寺 天神山への道に帰ってきました。
天神山への道に帰ってきました。
矢田丘陵・法隆寺 アセビの所から降ります。
アセビの所から降ります。
矢田丘陵・法隆寺 だいぶ下ですが、クロガネモチなんて見当たらない。
だいぶ下ですが、クロガネモチなんて見当たらない。
矢田丘陵・法隆寺 少し登って・・・
少し登って・・・
矢田丘陵・法隆寺 ヤブを突破して・・・
ヤブを突破して・・・
矢田丘陵・法隆寺 結局ここへ帰ってきました。瓦製の祠は見つかりません。これ以上探索しても無理のようです。引き上げます。
結局ここへ帰ってきました。瓦製の祠は見つかりません。これ以上探索しても無理のようです。引き上げます。
矢田丘陵・法隆寺 天神様への道に帰ってきました。この谷の右下付近がモリさんだということは間違いないと思います。ただピンポイントはできませんでした。天神様に向かいます。
天神様への道に帰ってきました。この谷の右下付近がモリさんだということは間違いないと思います。ただピンポイントはできませんでした。天神様に向かいます。
矢田丘陵・法隆寺 このテープから山頂へ向かいます。
このテープから山頂へ向かいます。
矢田丘陵・法隆寺 天神様につきました。これと似た祠があったはずなんですが、無くなったんじゃないのかなあ。
天神様につきました。これと似た祠があったはずなんですが、無くなったんじゃないのかなあ。
矢田丘陵・法隆寺 さてあとは、ブラブラウォークです。11番鉄塔に北から行く道を知らないので行ってみます。この道はショートカットのはずです。
さてあとは、ブラブラウォークです。11番鉄塔に北から行く道を知らないので行ってみます。この道はショートカットのはずです。
矢田丘陵・法隆寺 最奥の畑、現役です。
最奥の畑、現役です。
矢田丘陵・法隆寺 この位置からは東明寺道が見えています。写真の小屋は東明寺道わきです。
この位置からは東明寺道が見えています。写真の小屋は東明寺道わきです。
矢田丘陵・法隆寺 これは・・・イノシシの足跡・・・
これは・・・イノシシの足跡・・・
矢田丘陵・法隆寺 鉄塔巡視路に合流です。ここから南へは初めてです。
鉄塔巡視路に合流です。ここから南へは初めてです。
矢田丘陵・法隆寺 ここはひどくうっとうしかったので処理しておきました。その先で通過不能になりました。なんで道を開いたのかわからない。
ここはひどくうっとうしかったので処理しておきました。その先で通過不能になりました。なんで道を開いたのかわからない。
矢田丘陵・法隆寺 ほんとは南下するのですが、ヤブで泥だらけなので通過をあきらめて、道のない尾根の上によじ登ってみました。
ほんとは南下するのですが、ヤブで泥だらけなので通過をあきらめて、道のない尾根の上によじ登ってみました。
矢田丘陵・法隆寺 尾根は大体通れるものです。
尾根は大体通れるものです。
矢田丘陵・法隆寺 遊びの森の看板がある!こんなところ道じゃないよ。遊びの森看板は役に立ちません。道と言えないところにあるし、道に建っていても情報は何もないし・・・矢田丘陵にいるとわかる程度です。
遊びの森の看板がある!こんなところ道じゃないよ。遊びの森看板は役に立ちません。道と言えないところにあるし、道に建っていても情報は何もないし・・・矢田丘陵にいるとわかる程度です。
矢田丘陵・法隆寺 しかしまあ、通れます。で、通れなくなるのが遊びの森の看板の特徴です。
しかしまあ、通れます。で、通れなくなるのが遊びの森の看板の特徴です。
矢田丘陵・法隆寺 尾根をどんどん登って・・・
尾根をどんどん登って・・・
矢田丘陵・法隆寺 この先は少しヤブがひどいですね。時間がかかりそうなのでやめて帰ります。
この先は少しヤブがひどいですね。時間がかかりそうなのでやめて帰ります。
矢田丘陵・法隆寺 同じ道でなく尾根を直進して降ったので少しヤブの所に出てしまいました。もう少し南できちんと尾根線をたどるべきでした。まあ、出られりゃいいのだ。
同じ道でなく尾根を直進して降ったので少しヤブの所に出てしまいました。もう少し南できちんと尾根線をたどるべきでした。まあ、出られりゃいいのだ。
矢田丘陵・法隆寺 平地まで下りてきました。
平地まで下りてきました。
矢田丘陵・法隆寺 巡視路に復帰、もうおとなしく帰ります。
巡視路に復帰、もうおとなしく帰ります。
矢田丘陵・法隆寺 ニケンギョ池道分岐です。一つだけ確認。
ニケンギョ池道分岐です。一つだけ確認。
矢田丘陵・法隆寺 入ってすぐの右手に「中尾のモリさん」のご神木があると、「七森信仰」に書いてあったんですが、左だったような気がしていたので確認です。この写真に写っている木がそれか。やはり右ですね。
入ってすぐの右手に「中尾のモリさん」のご神木があると、「七森信仰」に書いてあったんですが、左だったような気がしていたので確認です。この写真に写っている木がそれか。やはり右ですね。
矢田丘陵・法隆寺 5つに分かれたクヌギですから、これがご神木です。他には五裂した木は見当たりません。
5つに分かれたクヌギですから、これがご神木です。他には五裂した木は見当たりません。
矢田丘陵・法隆寺 もう少し奥のこれが左でした。こちらもご神木らしいですが、五裂したクヌギほどはっきりしません。
もう少し奥のこれが左でした。こちらもご神木らしいですが、五裂したクヌギほどはっきりしません。
矢田丘陵・法隆寺 陸橋すぐ東の枯木の神様も見つけておきます。
陸橋すぐ東の枯木の神様も見つけておきます。
矢田丘陵・法隆寺 これでしょうね。枯れているのに残されています。
これでしょうね。枯れているのに残されています。
矢田丘陵・法隆寺 今日も市道一号線から帰ります。
今日も市道一号線から帰ります。

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