雲を抜けて白山の展望台へ 鳴谷山

2016.05.17(火) 日帰り

チェックポイント

DAY 1
合計時間
5 時間 28
休憩時間
47
距離
8.8 km
のぼり / くだり
756 / 758 m
2 19
2 2

活動詳細

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登山口へ着くと霧雨であった。昨晩から降り続いた雨も、予報では朝から快方に向かい、晴れるとの事だ。カッパを着こむ程ではない。予報を信じて歩きだした。 百合谷の沢の水音を聞きながら、ゆるゆると標高を上げていく。大きな水音が聞こえてきたら、三段の滝が右前方に見えてきた。滝の風景は好物だ。しばし足を止め眺めた。 早々にミズバショウが見られたが、このあたりではすでに花は終わり葉っぱだけ。お化けのようなデカイ葉っぱになっていた。 名所の鎧岩は、雨で煙り、全貌をはっきり確認できなかった。雨で霞んでいたためか、あるいはこういう岩の風景になれない為か、異様な感じがして、ぞくっとなった。一人では怖い。 鎧岩を越えたあたりから、天然杉の巨木が目立ち始める。白山山域でこんな杉の巨木を見たことがなかったので、驚いた。美女平の立山杉に匹敵する大きさである。しかもブナと混在して生えている。 だが、いっこうに霧雨がやまない。行程の半分くらいのあたりで、杉の巨木の下で雨宿りをしてカッパを着た。戻ろうかとも考えた。 このあたりまで登ると、ミズバショウもシャクナゲも名残りではあるが、まだ美しく咲いている。今年も見ることができて良かった。もうちょっと行ってみよう。 ところが、標高1400~1500mくらいで、急に頭上が開け、青空が広がる。そして眼下に広がる雲海! そうか!ここで初めて気づく。登山口からここまでは、雲の中を歩いていたのだ! 下界は晴れていた、そして標高1000mの登山口は霧雨だった。とすると厚みが4~500mの雲の中を歩いて、そして抜けたのだ。 嘘のような晴天、気分が高揚する。足取りも軽くなり一気に頂上に着く。白山連峰と雲海を間近に眺める最高の展望台で、弁当を広げた。

鳴谷山 鳴谷山は、「じぶね」と呼ばれ地元の人に親しまれてきたとか。登山口の案内看板にも、「じぶね」と書いてあった。
鳴谷山は、「じぶね」と呼ばれ地元の人に親しまれてきたとか。登山口の案内看板にも、「じぶね」と書いてあった。
鳴谷山 予報は晴れだったが残念。霧雨煙る中、歩き始めた。
予報は晴れだったが残念。霧雨煙る中、歩き始めた。
鳴谷山 コバノズイナかな?
コバノズイナかな?
鳴谷山 三段に流れ落ちる百合谷の滝。
三段に流れ落ちる百合谷の滝。
鳴谷山 何度か小さな沢を渡る。
何度か小さな沢を渡る。
鳴谷山 このあたりのミズバショウはもう終わっていた。お化けのような大きな葉。花が終わるとあっという間にこのようになる。
このあたりのミズバショウはもう終わっていた。お化けのような大きな葉。花が終わるとあっという間にこのようになる。
鳴谷山 大きな自然の杉が見え始める。
大きな自然の杉が見え始める。
鳴谷山 シャクナゲはやっぱり華があるね。もう終わり。
シャクナゲはやっぱり華があるね。もう終わり。
鳴谷山 根っこが持ち上がり下が空洞になっている。\(◎o◎)/!
根っこが持ち上がり下が空洞になっている。\(◎o◎)/!
鳴谷山 鎧岩に着いた。雨でもざらざらした岩肌なので滑ることはなかった。
鎧岩に着いた。雨でもざらざらした岩肌なので滑ることはなかった。
鳴谷山 雨で良く見えていないが、一枚岩の30mの壁がある名所。下端の岩の上を越えてゆく。
雨で良く見えていないが、一枚岩の30mの壁がある名所。下端の岩の上を越えてゆく。
鳴谷山 岩の表面にはこういう岩紋がある。
岩の表面にはこういう岩紋がある。
鳴谷山 オオカメノキは満開。
オオカメノキは満開。
鳴谷山 リュウキンカも満開。
リュウキンカも満開。
鳴谷山 名残のミズバショウ。
名残のミズバショウ。
鳴谷山 ミズバショウの群生地、もう終わり。
ミズバショウの群生地、もう終わり。
鳴谷山 砂御前山への分岐。少しのぞいてみたが、砂御前山へは行く人が少ないのか道にササや木の枝が覆いかぶさっていた。
砂御前山への分岐。少しのぞいてみたが、砂御前山へは行く人が少ないのか道にササや木の枝が覆いかぶさっていた。
鳴谷山 富山の美女平の立山杉にも、負けず劣らぬくらいの自然杉の大木。驚いた。
富山の美女平の立山杉にも、負けず劣らぬくらいの自然杉の大木。驚いた。
鳴谷山 雨がひどくなり、大木の下で雨宿り。(-_-;)
雨がひどくなり、大木の下で雨宿り。(-_-;)
鳴谷山 このツツジは?ヤマツツジかな。⇒ムラサキヤシオツツジでした。教えていただきました。<(_ _)>
このツツジは?ヤマツツジかな。⇒ムラサキヤシオツツジでした。教えていただきました。<(_ _)>
鳴谷山 おかしい、晴れてこないなあ。(>_<)
おかしい、晴れてこないなあ。(>_<)
鳴谷山 そんなに空は暗くないのだが・・・。
そんなに空は暗くないのだが・・・。
鳴谷山 ヤマツツジ⇒ムラサキヤシオツツジでした。
ヤマツツジ⇒ムラサキヤシオツツジでした。
鳴谷山 おっ青空が広がってきた!(^O^)
おっ青空が広がってきた!(^O^)
鳴谷山 おお~晴れた~!!よっしゃ。
おお~晴れた~!!よっしゃ。
鳴谷山 わ~雲海!!雲を抜けたんだ!ちょこんと先っぽが見えているのは大長山あたりかな~。
わ~雲海!!雲を抜けたんだ!ちょこんと先っぽが見えているのは大長山あたりかな~。
鳴谷山 出ました~!白山。
出ました~!白山。
鳴谷山 白山アップで。
白山アップで。
鳴谷山 別山もきれいに見えている。
別山もきれいに見えている。
鳴谷山 頂上へ最後の道。
頂上へ最後の道。
鳴谷山 雲海のむこうに白山。
雲海のむこうに白山。
鳴谷山 1596m。
1596m。
鳴谷山 登ってきてよかった~。雲が下に見える。
登ってきてよかった~。雲が下に見える。
鳴谷山 yeah!
yeah!
鳴谷山 さて、いつもの自作のおにぎりで。
さて、いつもの自作のおにぎりで。
鳴谷山 三角点は頂上広場から、3分程、解りにくいところにある。
三角点は頂上広場から、3分程、解りにくいところにある。
鳴谷山 三角点の場所から白山を眺める。
三角点の場所から白山を眺める。
鳴谷山 この雲が滝雲のように流れていた。
この雲が滝雲のように流れていた。
鳴谷山 中央、丸いのが大汝山、右の尖ったのが御前峰、左が七倉山と思う。
中央、丸いのが大汝山、右の尖ったのが御前峰、左が七倉山と思う。
鳴谷山 別山。
別山。
鳴谷山 笈ヶ岳、大笠山方面。
笈ヶ岳、大笠山方面。
鳴谷山 雲海が美しい。
雲海が美しい。
鳴谷山 下るとまた雲の中へ入った。霧雨。(+_+)
下るとまた雲の中へ入った。霧雨。(+_+)
鳴谷山 雨と汗でドロドロの体を流す。白山里はぬるめのお湯でゆっくり入ることができる。
雨と汗でドロドロの体を流す。白山里はぬるめのお湯でゆっくり入ることができる。
鳴谷山 〆は麓の蕎麦屋花川の御前そば。
〆は麓の蕎麦屋花川の御前そば。
鳴谷山 う~ん、やっぱりここのは旨い!
う~ん、やっぱりここのは旨い!

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