燕岳（中房温泉から燕岳へ）

ムーンライト信州の指定席を予約していたのをすっかり忘れていて、出発日の前日にＪＲ東日本からのメールで予約していた事に気付く。大糸線沿線でどこか日帰り登山が出来る山は無いかと思案した結果、燕岳を中房温泉からピストンで登る事に決める。 八王子発０時４０分のムーンライト信州で穂高駅まで行き、穂高駅からタクシー（￥7,400）に乗り燕岳登山口（中房温泉）に５時４０分頃到着。準備を整え、６時頃登山開始。 北アルプス三大急登のひとつである合戦屋根を登って行くが、三大急登という割にはそんなに急ではなく、他の山の登りと変わらない。笠ヶ岳の笠新道や丹沢の大倉屋根の方が、個人的には全然キツイ登りと思う。 合戦小屋を過ぎた辺りから展望が開けてくるが、あいにくの曇り空のためあまり展望は良くない。 燕山荘からは頂上まで稜線歩きとなり、晴れていれば槍や常念等、素晴らしい景色が楽しめるのだろうが、今日は今にも雨が降り出しそうな曇り空で燕岳すら見えない。風も強く吹いていて少し寒かった。 燕山荘から３０分位、稜線を歩くと燕岳頂上に到着。天気が悪いせいか頂上には自分一人以外誰も居なかった。 残念ながら、全く展望は望めなかった。待っていても天気は回復しそうもないので早々に下山、来た道を戻る。 下山途中、合戦小屋で小屋のメニューである「煮込み味噌うどん」を食べたが、これがとても美味しかった。 この後、雨が本降りとなってきたので、写真も撮らず急いで登山口まで下山した。 登山口には１４時前に到着。登山口１４時発のバスに乗車することも出来たが、登山口にある中房温泉の日帰り湯（￥700）に浸かってから１６時発のバスで帰路に着いた。