君は古処山の三角点を見た事があるか?

2016.05.21(土) 日帰り

チェックポイント

DAY 1
合計時間
4 時間 15
休憩時間
1 時間 21
距離
5.6 km
のぼり / くだり
591 / 597 m
35
14
54
28
30

活動詳細

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今日は所属する登山部の月例登山で古処屏山へ行って来ました。 八丁峠へ続く国道は途中大規模な工事を行っていますが問題なく通れます。 しばらく登ってから右折して古処林道へ。 左路側はずっと側溝、右側は谷へ切れ込んでいて道端も狭いので運転は慎重に。 しばらく走ると終点は広くなっており、10台ぐらいは駐車出来そうですが9時過ぎの時点で結構いっぱいでした。 身支度をして出発。 沢沿いの気持ちいい道をしばらく登ると大きな一枚岩がど~んと出現。 何かナウシカの王蟲に形が似てる(*^^*) 大岩からほんの少し登ると「紅葉谷」という標識があるので小さな沢を渡渉していきなりの急登に取り付きます。 特に渡渉直後がきついので、三点確保と先行者との間隔には気をつけて下さい。 あとは急登ですが危ない場所はなく、銀竜草でも探しながらポクポク登りましょう。 傾斜が緩くなり、植生が二次林からツゲの原生林になるといよいよ古処のハイライト。 に、なりますが特別天然記念物の看板が現れたら左折して少し下り正面登山道に合流します。 ツゲの新緑が眩しい気持ちの良い道ですが上からぶら下がってくる尺取り虫にご用心w ほどなく古処山頂に着きましたが、ここでメンバーがクイズを出題。 「古処山頂の三角点はどこにあるでしょう?」 山頂標識は祠の側にありますが、そこより高い岩がすぐ後ろにあるのでその上かと思いきや見晴らし最高な岩の上にも三角点は無し。 正解はもう少し屏山方面へ進んだところにあるあまり目立たない岩の上に三角点の標識がありました。 普通ではまず気がつかない、つか国土交通省の方も把握してますか?ってぐらい目立たない場所に四等三角点の標識が打ち付けてあります。 興味があったら写真のGPSデータを元に探してみて下さい。 三角点を見つけてスッキリしてから先に進み、「大将隠し」へ行ってみます。 縦走路から外れて5分もせずに大将隠し到着。 ちょっとした岩の割れ目かと思いきや、大将どころか親衛隊ごと入れるぐらいの規模でまずビックリ! 割れ目の中に降りると核心部は風穴状になっておりひんやり涼しい(^-^) ふと地面を見ると、通称キラキラカメムシの脱け殻が(@_@) 珍しいので脱け殻でもみんな写真撮る撮るw 奥の院は次回の楽しみにして縦走路に戻り、登り基調の歩きやすい道を30分ほど歩くと屏山山頂にとうちゃこ。 何年か前から筑豊方面の木が伐採されており、展望がかなり良くなった山頂で昼飯。 ちょうど正午頃だったので登山者が次々やってきて、山頂はランチ場所になってました。 食後ひと休みしてから下山。 行きは気がつかなかったけど、屏山山頂付近は銀竜草がたくさん生えてました。 紅葉谷への分岐を左折し、ツゲ原生林の巻き道を大きなツゲに感動しつつ下ります。 行きに見た特別天然記念物の案内板の前を通ってそのまま下り、水舟の水場を見てから正面登山道を更に下ります。 谷筋の急斜面なので大雨の時は土石流が心配だな~と思ってたらやっぱりところどころ崩落しており、道も荒れた場所があります。 また、登山道に水が流れ込んでる場所も多く、地面は礫か石畳道で滑りやすい場所も多いので足元には最後まで気をつけて下さい。 ほどなく林道終点の駐車場に到着。 ここは五合目でした。 古処山頂から大将隠し分岐までは灌木の中に石灰岩が点在するルートです。 浸食が激しい石灰岩の隙間に足を入れた状態で転倒すると容易に骨折する恐れがあるので、岩の隙間には極力足を入れない様に注意して下さいね。 以上、何度来ても楽しい古処の一日でした。

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