国内最美麗のカメムシと隠れ磨崖仏を見ました。

2013.11.04(月) 日帰り

活動データ

タイム

04:51

距離

9.9km

のぼり

885m

くだり

883m

チェックポイント

DAY 1
合計時間
4 時間 51
休憩時間
32
距離
9.9 km
のぼり / くだり
885 / 883 m
2
40
54
56
1 5

活動詳細

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秋晴れの中、山友のケロちゃんと古処山に行ってきました。 本覚寺→古処山→八丁越→だんご庵ルートです。 本覚寺の入り口に入り、少し行くと登山者用の駐車場があります。 常緑樹とツゲの原生林の山なので、紅葉する木が少ないですが、黄色の落ち葉を楽しむことができました。 水の豊富なので、登山口から沢蟹さんが出迎えてくれました。 前日が雨だったので、露を含んだ苔の色が一層映えていました。 山頂では人気の山らしく、たくさんの人で賑わっていました。 そこへ自然保護監視員(レンジャー)の方がそっと近づいて来られ、「あそこから50メートル入った所に磨崖仏がありますよ。」と教えてくれました。 みみちゃんもケロちゃんも興味津々で、とても狭い崖っぷちの細い道を慎重に進んで行くと、不動明王の大きな磨崖仏が。 あまり知られてないようで、しんと静まりかえった山中に鎮座されていました。 ケロちゃんととても感動してしまいました。 ここへの入り口は、山頂の祠(大理石の玉が祭られている)の右に「古処大神」と書かれた岩があります。その岩の右に細い道があります(写真参照)。急な岩場を下りたりと慎重に行かなくては危険な道なので、十分注意してください。 帰りは八丁越ルートを通りました。 この道大好きです。 落ち葉を踏みしめながら、静かに山を後にできます。 途中のツゲの葉っぱに、国内最美麗のカメムシで、絶滅危惧種の「ニシキキンカメムシ」の終齢幼虫がいました。(写真) このニシキキンカメムシはツゲに寄生し、6月にはもっと綺麗な成虫になるそうです。 古処山はツゲの原生林が有名なんですね。 来年、またこのカメムシに会いに行きたいです。 下山すると県道に出ます。そのまま少し下ると右手に「八丁越旧道」という大きな木の看板があるので、その道を通ります(この道の入り口にはクルマが進入できないようにチェーンが張ってあります)。この看板を見過ごす人が結構いるようで、そのまま県道を下りると時間が相当かかります。 みみちゃんは、旧道でやっと大好きなキノコとツーショットが2回もできてご機嫌でした。 帰りは古処山のふもと、秋月の城下町をケロちゃんと散策しました。

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